ひとり言 第20ページ(2002)
 軽く組んでみました。6/21

 想像どおり、メタルが収縮していて合いがよくないけど、組めない訳ではないので、まとめ方が物を言うタイプのキットみたいです。 写真のように車内もそれらしく出来ていて、いかにも古い蒸気機関らしいディテールが楽しめます。 石炭や弾薬はどこに置くんだ?操縦はどうするんだ?というツッコミは置いておいて(笑)。

 機関部分を見ていると、むかし学研から出ていたトレビシックとスチーブンソン「ロケット号」という古典SLのプラモを思い出しました。さすが英国製のウォーハンマーです。日本人や、他国の人がデザインしたら、多分違った物になっていたでしょう。・・・むしろ、世界各国版のスチームタンクを見たい気もしますけどね。

 なお、車体内部は有りますが、砲塔内部はムクです。砲塔ハッチを開けても・・・意味無いじゃん!
 
帝国蒸気戦車 6/15

 ウォーハンマーっていうゲームに使うファンタジー系メタルフィギュア有りますよね。イマイチ興味無かったけれど、あるアイテムに一目惚れして注文しちゃいました。エンパイア軍の、スチームタンクなる物です。届いて見ると意外と大きい(主観です)メタルキットで、結構なお値段するのも納得できました。メタルの品質や抜きは特別良いとも思えませんが、見事な作例写真が載ってるおかげでやる気になります。 それにしても、ファンタジーの世界にしては、明らかにオーバーテクノロジーですな。

 ところが!実は、一目惚れし購入を決意したタンクはコレではないんです。なんでも、この正式な商品になる以前に違う形のスチームタンクが出ていたそうで、それがシンプルで可愛くて好みでした。勿論、今は入手困難なのです。う〜む、なんでこんなにゴチャゴチャした形に変えちゃったんだろう・・・。旭川のグリフォンオンラインのミニチュアギャラリーにその写真があります。私が買ったのもこの店です。
 

ああ!スーパーカブの模型だ! 6/8

 後ろの大きいのは、先日、模型店で見つけたバンプレストのスーパーカブ・カスタムセット「ビジネス編」の本体です。 この商品、本体とカスタムパーツのセットになった物で、新聞配達車、銀行営業車、飲食店出前車と、着せ替えを楽しめる素晴らしい内容になってます。1/18スケールで、あまりリアルじゃない運転主フィギュア付き。 同じシリーズで黄色いカブも出ていて、こちらはオシャレカスタムの「カブラ」のパーツがセットされています。

 実はこれ、「アミューズメント専用景品」で、「一般市販されておりません。」と箱に書いてあります。なので、ゲーセン通いしている人には今さら珍しくないのかもしれませんが、私は店で(売っているという不思議な事態に)遭うまで知りませんでした。 それにしても、灯火類は全て透明部品だし、マーク類もきちんとしてるしで、模型としてのポイントは実に上手く押さえています。「アミューズメント専用景品」の市場がどういう物か知りませんが、こんなに趣味性が高くて、手の込んだ物を作って大丈夫なのでしょうか・・・?

 手前の小さいのは、昨年、個人的にはちょっと期待はずれだった「タイムスリップ・グリコ」の物。バンプレストが現行のC50カブをモデル化しているのに対して、コチラは嬉しい初代のC100カブ。大きさは1/18と比べてみると「半分+わずかに大きい」サイズなので1/35に近い様です・・・将来、AFVモデラーが欲しがるアイテムかも知れません(笑)。 

 蛇足として・・・旧バンダイ(現FUMAN)の1/12「赤カブ」のキットは、80年代初頭頃の角張ったカブで、まぁ、格好悪いんですが、上記の2つとは印象が違うので、これも並べると良いコレクションになりそうです。
 
 ちょっと目先をかえて。5/28

 同じ物3コも作ると、近視眼的になって良くないので。
 
 ファインモールドのタイ・ファイターもX-ウイング同様に良い出来で、手軽に入手出来て組みやすい、「銘キット」だと思います。大量にドヴァ〜ッと作って並べたいキットですね(思いっきり拘って1機を作るなら基本形の良いAMTもお勧めです)。
 ただ、数を稼ぐには、マスキングシールが入っているとはいえ、透明パーツの塗装が面倒なので、本物同様に、窓枠だけ残してくり抜き、型取りしようと思います。(すでにくり抜き済み)

 さてもう一つ。3枚重ねを再現したソーラーパネルですが、塗装が楽だというオマケがあるものの、厚みが気になるので長所/短所レシオでは「2勝1敗」といった感じですね。個人的には、「説明」より「雰囲気」を重視したいので、3枚重ねという(マニアが好きそうな)事実を無視してでも薄くして欲しかったです。
 ま、仕方ないので薄くしようと思います。私は枠パーツだけで合わせ、メッシュ部分は切り抜いて枠にはめていく方法にします。これで厚みは2/3になります。外枠は裏側にテーパーが付いていて、これを削るのが面倒だし、枠にピッタリ合う様にメッシュを切るのも面倒.。なので、これも1枚作って型取りしようと思います。こういうパーツを自作脱泡器で抜けるかどうか・・・これマタ面倒で頭の痛いところですけど。 

 撮影しながら・・・5/24

 ずいぶん前、Y-WINGを作った時は、ルーカス展を見た興奮のままに勢いに任せて塗ってしまいました。プロップの記憶が鮮明なウチに、あの雰囲気を再現したかったのです。これが、今見ると技術的に未熟だし、塗装の再現度だって大した事ない筈なのですが、どういう訳か写真の写りは良いのが不思議です。しみじみ「雰囲気」の意味ってこういう事なのか、と思ったりしています。きっと、自分でも解らない技術以外の 『何か』 が再現出来ていたんでしょうね (とほほ・・・)。

 で、今、その 『何か』 が解らないので、新たに理想的なイメージを思い浮かべて、それに近づく様にXウイングを塗装しています。デジカメで確認しながら理想に近づけていく方法です。最終的にライティングや補正で格好良く撮る(誤魔化す)としても、例えば、赤ラインと汚しのバランスが悪いと、どう補正しても思い通りの絵にならないでしょう。実験1 実験2

 画像はそのテストの1枚。なお、先っちょを持って塗装するのでノーズ先端はこの様にずっと無塗装でした。この後、ノーズとレーザー砲を塗り、取りあえず完成状態にしてみました・・・・
暫定!X-WING完成画像!クリック
 
 画像と模型5/14

 ハードディスクにビッグス機(RED3)の画像が有ったので何気なくプリントアウトしてみました。塗り分けする時の参考程度にと思っていたのですが、意外と「キットに近いサイズのプリント」に意味があると気づきました。 写真自体は、本、「アート・オブ・スターウォーズ」のスキャン物なのですが、本の大きい写真を見ながら塗装するのと、この、模型と同じサイズプリントを見ながらやるのとでは、比べ物にならないくらいに便利さが違ったのです。この辺は、やってみないと実感出来ない事だと思うので無理に説明しませんが、私は、今後活用していこうと思いました。

 もう一つ。普通、どんな良いキットに思える物でも、こうして比べてしまうと意外と形が違っていたりする物です。ところが、このキットは、かなりの部分で一致していました。いいキットです。
塗りテスト中です。5/11

 スケールモデルの場合、例えば「○○戦車大隊の○○号車を再現」と言っても、迷彩パターンやマーキングを似せる程度の事で、「ココにこういう形のシミがあって、ココにサビがあって・・・」などと、小さな固有の汚れを360度に渡って再現する事はありません。 まぁ、正確には資料の制約でやりたくても出来ないし、そんな事やりたいか?という話もありますが(笑)。

 X-ウイングの場合、1機毎にマーキングも、汚れ方も、それにディテールさえも異なっています。ディテールはキットのストレート組みなので無視するとしても、「マーキング」と「汚れ」は個体を特徴付ける要素なので、解る範囲でそれなりに再現したと思います。でも・・・、3機分を資料を調べながら同時に塗り分けるのは、集中力のない私には至難の業です。

 という事で、色味や技法の有効性を見るために、1機だけ仕上げ間近まで塗ってみました。機首をはじめ、まだ塗っていない場所も多いのですが、これに準じた色味で残りの2機をそれぞれ塗り、最終仕上げは3機一緒に行うつもりです。手間かかるけど面白い!
発見!5/9

 行きつけの中古トラクター屋(オイオイ!)に今年始めて行きました。今回は大好きなイセキTB- 20(・・・オッチャンは仮面ライダーと呼んでた!・・・)が有ったので、カウルを開けたりして写真を撮ってました。しばらくすると、あっちに珍しいの有るよとオッチャンが教えてくれ、見るとなるほど、やけに小さくボロっちいのがシートにくるまれて置いてあります。で、恐る恐るシートを捲ってみると・・・。

 な、なんと、ビクター・オートのチェリーCT101ではないの!ビクター・オートは、シバウラと列ぶ国産トラクターのパイオニアでありながら、あまり売れなかったとみえて、短期間でイセキに経営移譲、当然、知名度も現存数も殆ど無いマニアックなメーカーです。流石に「土の館」には実車が有るけれど、まさかココで普通に見れるとは思ってませんでした・・・ああ、幸せ! これ、程度は良くないけれど欠品は少なそうです。今度の冬にレストアするとか。早くも来年が楽しみ(笑)。それにしても、「グリルレス一つ目」デザインは秀逸なのが多いですね〜。

  ところで、このデザイン、「赤方偏移の仮面」のバーサーカーを思い出す中年SFファンもいるでしょうなぁ。
塗装開始 5/6

 台所洗剤で油分やゴミを落とし、ソフト99のプラサフを吹いた後、いよいよ塗装に。 まず、黒をコクピットやノズルにはハッキリと、翼の間など最終的に影になりそうな部分にはフワッと吹き、その後全体に徐々に明るくなるように少しずつグレーを吹いていきました。

 グレーはキットの指定色を参考にしたアクリルを吹いたのですが、まだプラサフが透け過ぎの様で、デジカメで撮ったらこんなに青く映りました。肉眼ではそうでも無いんですけど不思議です。困った。

 この画像じゃ分からないけど、アルゴのY−ウイングが随分大きく感じます。Xが小さいとも言えますが。やっぱりファインモールドさんにはY-ウイングも出して欲しいなぁ。
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