凄すぎ!ファントム・コルセア。6/22
ファントムコルセア。訳すと「お化け海賊船」(!?)。なんとも日本人には理解不能な命名だけど、形を見ればもともと「マトモじゃない」のが解ると思う。ちなみに私はコレが大好きで、作りかけの自作ディフォルメモデルが今も机の上に・・・。
これは、トイザらスで見付けたマテル社製マレーシア産199円(安!)のミニカー。素晴らしい。こんなドマイナーな物を。ホントにアメリカはバブル景気らしい。
実車は1938年に1台だけ作られたドリームカー(どちらかというと悪夢か)。1列のベンチシートしか無いけれど、横に4人座れる車幅だから問題ないのだとか。ベースはコードのFFセダン(これのミニカーも同時に買った)なので正確にはカスタムカーだが、量産するつもりでカタログまで作られている。それに載っている白い車は、なんと1台キリの黒い車に水性塗料を塗っって誤魔化した物だったとか。実車は、現存しているけれど、屋根部分のドア(電動ガルウイングだったらしい)が改造されて大きくなっている、ミニカーもそのレストアバージョンに仕上がっている。
ちょっとアメリカらしくない「頭で考えた」流線型デザイン。当時のドイツなら充分有り得るデザインなのだが・・・(笑)。ゴキブリに三葉虫の目を付けたような形は、何時の時代でも受け入れられないだろう。だからこそ、このミニカーは凄すぎる。 |
謎の新兵器?6/11
もう2,3週間経つけれど、天下の第七師団の基地祭に行ってきた。で、モデラー的に珍しくて面白い車両は無いかと思って行ったら、結構有るんで良かった。本当は駐屯地内に常時展示されている古い車両がピカイチだけど、新しい物ではこれ。
96式120ミリ自走迫撃砲。一説によると世界でココにしかない「超希少車」なんだそうな。その上「最新」なのに、中は乗り放題・見放題・機銃も撫で回せてサービス満点。確かに自走迫撃砲じゃ機密度は低いわね。それにしても、120ミリとは言え迫撃砲一門を自走化するのに何故こんな豪華三昧のデカイ専用車体が必要なのか・・・不思議で素晴らしい。「技本とメーカーの都合」を優先して開発、有事の際は何の活躍もしなそうな魅力がある。スタイル的には迫撃砲が無ければもっと良いのに。操縦席のペンキの匂いがしそうなほどのピカピカの白が印象的だった。スクラッチしたいと思った。 |
ビックX
この商品を事前に知らずに「トイザらス」で始めて見た時、少しドキドキしてしまった。なぜなら、一見して形状やサイズが実際の映画に使われたプロップに似ているため、実物と同じ流用パーツを使う事で、30倍近い値段のするアイコンの商品に迫れる!と思ったから。
さて、ようやく手に入れて見てみると、寸法的にプロップより一回り小さく、プロポーションも完璧ではない事がわかった。ギミック満載なのは商品としてアッパレだが、そのため形にアレンジが入るのは少々残念である。
今は大手術してカッコイイ物にするか、このまま塗装するだけにするか迷っている。子供が事故を起こして裁判沙汰になる前にゲットしよう(意味不明) |
こ、怖い顔・・・。6/3
バーリンデンの胸像です。もともと、ひどく出来の悪い物で、外人の作る日本人ってこんなんかな、という感じですが、もしかすると塗装で何とかなるかなと甘い期待を持って買ってしまいました。
で、塗ってはみた物の、リカバー出来るほどの技術はなく、そのまま放置される結果になってしまいました。もう2,3年放ったらかし。ぶつけて欠けてしまった部分もちらほら。
多分、もう完成する事は無いでしょう。岡っ引きやってた頃の関口宏に似ていて怖いんだよなぁ。 |
秋水完成6/1
5/28、とある模型店に置いてきました。さて、飛行機模型の常識から外れた塗装はどう見られるでしょうか。
店主は、「AFVモデラーの作った飛行機は新鮮」とか言ってくれましたが少し残念に思いました。なぜなら、この塗装は「笠松的」なのであって、「AFVモデラーならこうなってしまう」塗装では無いのですから。ま、もともと自分でも、「飛行機の人は高く評価してくれないだろうな。」とは覚悟しているけれど、普通に塗るのに比べて十倍位の手間かけてるから、損した気分になっちゃいます(笑)
秋水展示室 |
秋水でけた?5/18
以前からネチネチ塗っていた秋水がここまで来ました。
たまたま試作型しか売ってなかったので武装無しで組みましたが、黄色に塗るのが何となくイヤだったので緑に。どうせウソなんだしと使い古した感じにしてみました。更に悪のりして「勝っている時に大きく描いていた日の丸を、戦局の悪化で小さく目立たなくした」仕様としてみました。下面は本来はシルバーなのでしょうが灰色に塗ろうと思います。そう、まだ下面はちゃんと塗ってないのです(笑)。 |
日本ホビーの「チハ車改」5/9
まず、タイトルがスゴイ。写真では解らないが、「巨人の星」を思わせるスピード斜線付きの文字で「マレーの虎」とドーンと書かれている。その下には・・・太平洋戦争で活躍した「チハ車改」・・・とある。そのくせ砲塔のマーキングはご丁寧に「志」とあり、考証は正確だ(笑)
実際の「マレーの虎」は、ハチマキアンテナの古いチハであるが、当時は、そんな小さいことを気にするのは野暮だったのだろう。
ところで、3色の迷彩色は妙に正確な気がする。考えてみれば時代的に、箱絵画家が実車を見ている可能性は充分にあるではないか!ただ、大戦初期の迷彩色と黄色い線は見たことが無いのだろう。色は大戦後期の色だし、白い線が書かれているのは白黒写真からの判断ではないか。
1/30。モーターで後輪を駆動するため後部は変な形。「・・・此の代表的戦車がこれまで模型になかったのですが今度始めて、日本ホビーから発売されたのです。」と誇らしげに説明書に書いてあり感動的だが、出来は今の目で見て云々する物ではない。 |