ひとり言第6ページ
魅力的な写真集。9/13
 多分。農業従事者も含む一般の日本人は、トラクターを単なる農耕の道具としか見ていないと思う。当然、古いトラクターの写真集を出版しようなんて企画は皆無に違いない。
 ところが、アメリカには古いトラクターの写真集があり、イベントがあり、雑誌やビデオやマニュアルやパーツリストが流通している。つまり商売になる位トラクターホビー人口が有るという事であろう。(これは自動車趣味全般について言える事だが、)ホビーに対する情熱、奥行き、徹底ぶり、等の彼我の差はあまりに大きい。

 この写真集は、「フォードソン・トラクターのある風景」とでも言える内容で、現役当時の作業風景を撮った物ばかりである。このシリーズの写真集を見ると、トラクターというのは単なる農耕の道具では無く、トレーラー、ブルドーザー、グレーダー、クレーン車等、何でも使える、万能「開拓」機械である事が解る。

 ああ、そうか。アメリカ人は「開拓」精神に弱いんだっけ。そう言えばトラクターのオーナーは皆誇らしげ。やっぱり日本とはトラクターのニュアンス自体違うのね。
餃子 カレー カレー餃子
200(6個) 280 360(3個)
大盛り 280(9個) 400 480(3個)
ジャンボ    480 680(6個)
 「みよしの餃子」を告発す!9/7
 「みよしの」とは札幌に多数あるギョウザチェーン店の名である。男が1人で入れるファーストフード店として、吉野家同様に貴重な店である。

 普通、どの店でも、「並」は言わば基本料金を含んだ価格であり、大盛り等で追加される「追加料金」分は割安になる物である。例えば「特盛り」の量が並の倍ある様な場合でも、値段が倍になるというような事はマズ無い。
 
 右の表を見て頂きたい。餃子は6個で200円、つまり基本料金込みでは3個当り100円であるのに対し、9個になると280円、つまり追加料金分は3個で80円になるのだ。3個あたり100円と80円。20パーセントも安くなるのである。これは正しい。

 では、カレーに餃子3個を乗せた「カレー餃子」を見てみよう。並も大盛りも、カレーの対して80円アップであることがわかる。餃子の分は追加料金の価格になっているのだ。

 問題は、ジャンボである。餃子の数は倍の6個になる。上記の計算で行くと80円X2の160円アップになるのが順当なところ。・・・ところが、「ジャンボカレー」と「ジャンボ餃子カレー」の価格差を見ると、なんと200円アップになっているではないか!これはジャンボカレーと餃子を別々に注文したのと同じ!すなわち「基本料金」の2重取りと言えるのである!。
 別々に注文すると、余計に皿を汚し、醤油やラー油を使い、スプーンの他に割り箸を使い、・・・と、店にしてみれば損することはあれ、得することは何も無い筈。なのに、この「ジャンボ餃子カレー」を注文した者への仕打ちは何なんだろうか。今まで食った分、金返せ!(笑)
拾い物9/2
 しばらく丸坊主のタイヤで走っていたモトラ。しかし、ついに出先でタイヤが裂けてしまい、その場に放置する羽目に。 その日のうちにバイク店にタイヤを注文したものの、「関西のブリヂストンに在庫があるらしい」とか何とかで、1週間かかるとの情報。

 結局、翌日、工具一式を持っていき、後輪を外して持って帰り、苦心惨憺してホイールを開け、チューブとタイヤをパッチ修正、タイヤのカーカスの出た部分に「シューズドクター」を塗って応急修理し、何とか家まで自走して来た。
 写真はその後、新品のタイヤに変えた姿。 ちゃんと砂を噛むので、調子に乗って砂浜を激走、コブに突き刺さるようにして弾き飛ばされるというアクシデントもあったりしたが、同時に交換したチェーン、スプロケットもいい感じでとても気分が良い。

 石狩湾新港という、バブル期でさえ企業の誘致に失敗したくせに、相変わらずブルドーザーで森林を潰し続けている不思議な場所は、同時にゴミの不法投棄場所にもなっている。そこをモトラで走っていて、前から欲しかった荷台に付ける金属製BOXを発見。かなり錆びている年代物で、私の好み。早速持って帰った。取っ手が尻に当るので、ちょっと位置をずらして、背もたれ風のパッドを付けれないか思案中。
ピットドロイド8/23
 大好きなスターウォーズ。その新作が公開され、今年後半は大変だろう・・・と思っていたけれど、実際は自分でも不思議なくらいにSW血糖値は上がっていないのでした。ヘビーなファンに結構そういう人が多いそうです。思うに、「面白い映画」としてSW好きな人は、今回のエピソード1でも充分「面白い映画」なので満足でしょう。 しかし、「好きな映画は何?」と聞かれてもスターウォーズの名が思い浮かばないほどに、映画を越えた特別な「現象」として体に染み着いている人には、「ただの面白い映画」になってしまったエピソード1には、何か釈然としない物が有るのでしょう。
 エピソード1で、気に入ったキャラ。ピットドロイドです。2体セットで結構高い値段だったと思います。うーん強気の商売。やっぱり人気があるのかしらね。
カワセミ3。8/22
 ふーん。カワセミは道東(北海道の東側)でも、観れる川があるんだぁ。意外と日本でもポピュラー鳥で、バードウォッチャーの一番人気なんだ。ライコスで「カワセミ」を検索してみたら、三千近い検索結果が・・・。やっぱり人気者。
 小さい鳥だから、実際に観ても、「ああー」で終わってしまうでしょうが、やっぱり自然の中で観てみたい。道東にはいろいろ行きたい所が有るので、なんとかしたい物です。もっとも、実際にその場所に着いたとしても、一見の客に易々と姿を見せてくれるとは思いませんけど。もし札幌近郊にも居るなら、テント張って待ちかまえたい所では有りますけど・・・。
カワセミ2。8/21

で、グンゼのカワセミを簡単に組んでみたところ、まぁー合いの悪いこと。こりゃエポキシパテか、ポリパテのお世話になる事、間違いなし。昔、エアーフィックスから出ていた頃はプラが柔らかかったし、接着剤に良く溶けたので強引に曲げてくっつける事は可能だったけれど、今回のキットは普通の材質なのでえらい苦労します。オマケに、最初からなのか、私の不注意なのか、上のくちばしのパーツが見つからず、なんともマヌケな仮組み状態であります。
 本来なら、鳥類図鑑等の資料を駆使してディテールアップしたい所ですが、シワシワの無いツルンとした脚なんか見ていると、「下手に手を入れると完成しない」いつものパターンになりそうで怖い。ストレート組みで塗装を楽しむキットなのは解っているのですが、野暮な事に「他人とは違う物にしたい」欲求が、またまた出て来るのです。
カワセミ。8/18
 ようやく野鳥シリーズを買い始めました。
 以前、掲示板でも書いたのですが、これは、かなり昔にエアーフィックスから出ていた物で、個人的に大好きなキットだったのですが、やっぱり売れなかったらしく生産中止、長い間「幻」となっていたキットです。
 今回、グンゼがこのシリーズ(4種)を出すと知ったときには、本当に嬉しかったのですが、タミヤと同じで何処でも手に入ると思った時点で、購買意欲が減退してしまいました。
 さすがに魚を食べるだけあって、シリーズの他の物よりは大きい鳥で、キットのオマケは小魚と最小限のベースしか付いていません。しかし、なんと言っても鳥自体に魅力があるので、一番人気があるようです。
TATRAが載っている本8/17
 CCV誌35号をたまたま本屋で開いてみると、「Military CCV History」のページでタトラが紹介されていました。おそらく「ホイール・アンド・トラック」の記事を訳した物でしょう。
 ここでは、戦前、戦中の軍用車両に的を絞っているので、実質的には、「T57系の4輪乗用車、T72系の6輪乗用車、の軍用型バージョン」の特集と言えそうです。
 私は、軍用、民用問わず、タトラの自動車が大好きなのですが、日本語で読める記事は少なく、この様に車種を絞った物は大変貴重だと思います。写真自体は、「タトラ好き」が観ると特に珍しい物ではないのですが、一般的には殆ど紹介されていない物なので、これを観て、タトラに興味を持つ人がいるのでは無いかと思います。

 実質「民間型そのまんま」のタトラが何故、フォルクスワーゲンがキューベルワーゲンとして使えたように軍用に使えたのか・・・元々当時のチェコでは道路の整備が遅れていて、オフロード性能や耐久性が求められた事情も有るのですが、北アフリカからシベリアまで使えたと言われるタトラの代名詞でもある空冷エンジン(水平対向)、当時、信頼性の低かったユニバーサルジョイントを使わない上に、シャフト回転部分を完全に密閉した、独創のバックボーンフレームとスイングアクスル、等々、シンプルにして合理的でありながら独創的という、本物のエンジニアリングが有ったからと言えそうです。設計者のハンス・レドヴィンカは、フェルジナント・ポルシェと才能を認め有った極希な人物で、実際、フォルクスワーゲンの「特徴的な部分」の多くにタトラのアイデアが使われています。
・・・なんて話はこの記事には書いて有りませんけど。
アルマダがいい。7/31
 本当は出版社の名前らしいのですが、今のところ「アルマダ」といえば、このシリーズで通ずるのです。
ロシア製の「インアクション」「ヴァッフェンアルゼナル」といった体裁の本で、写真にほんのちょっと英語のキャプションがついていますが、本文はキリル文字で書かれています。英語やドイツ語の様な「何となく読んだつもり。」が出来ないのが残念ですが、貴重な写真のオンパレードを観ているだけで満点の充実感。ドイツ物の様な「大半が見たことある写真」本とは一線を画す本なのです。もっとも、ソ連の陸物の四冊しか持っていないので、これらに限定しての話かも知れませんが・・・。

 第1刊「初期のソ連戦車」。 これ以前は、僅かな不鮮明写真を観てアーだコーだ言っていたT-18ですが、鮮明な写真がたっぷり載っていてビックリ。この分野では空前絶後に成りかねない内容だと思うで御座いまする。
 第7刊がこの「GAZ-67とBA-64」。 この本も凄い。GAZ-67の試作車や初期生産型(表紙の車両)、ベアシャーシの写真等、ジープの研究者にも必見!
 第9刊「BT-vol,1」。 何とBT-2で1冊!。クリスティー戦車(これはこれで嬉しい)や試作バリエーションモデルの写真を多く掲載。ページ数が薄くなってますが、内容の濃さは変わらないです。
 第15刊「BT-vol,2」。 こちらはBT-5で1冊。こちらもバリエーションを多数収録。ソ連は、どんな戦車でも、生産開始してすぐにでも、あれこれ改造、試作するクセが有りますが、この傑作戦車も同様の様です。さすがにBT-5Aの写真は無かったです。

 以上。やっぱりソ連物は・・・という事で、通販でマキシムさんから購入。好きな方、興味有る方は買って損はなしの逸品です。
アイアンブルドッグ7/26
 以前から欲しかったLSのアイアンブルドッグが手に入りました。しかもタダで。

コレ、意外と凄いのかも・・・。
 ご存じの方も多いと思いますが、これは「ホンダ・シティ・ターボ2」のCMに出てきた、モデルアニメーションのキャラクターです。せいぜい数ヶ月間CMで流れたにすぎないキャラを良くもまぁキット化した物だと思います。(実車のキャンペーン用に作ったのかもしれませんが。) 

 今世紀 とうとう人類は高度なバイオテクノロジーの結晶であるサイボーグを生み出した。「アイアンブルドック」と呼ばれるそれは巨大な犬であり、また戦闘用装甲で身を固めた姿はまさに未来の戦士である。君はいつ遭遇するであろう、このすばらしい友に。・・・とまぁ、そこまでうたい上げなくても・・・って気はしますが、思い入れは充分。 1/16というスケールも・・・設定身長は180pで、CMでは実車と並ぶシーンが有った様なので良いのでしょうが。個人的には、「本物とは撮影用アニモデルの事」なので、そちらのスケールで表示して欲しいし、シティターボ2のキットと並べるなら1/24でしょう。 しかし1/16というのは海外のフィギュアでは良くあるサイズなので、意外と本格派なのか。
 十数年たって、ホンダが実際に自走するロボットを作り、さらにキット化された今、このキットの歴史的意味は決して小さくないのでは無かろうか!
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