ジョンディアトラクター1/25                                                                                     
 AMT/ERTLの「ジョンディア4430」トラクター

 結構謎なキットで、タマタマ私が持っているから存在を確認できてますが、これを紹介しているメディアを見た事がありません。AMT/ERTLのサイトでも、「ファーム・トイ」シリーズは豊富に紹介されていますが、このスケールキットは確認出来ませんでした。(今は更新されてるかな?)もちろん日本には現在のところ正規輸入されていないようです。
 なお、見本写真では透明パーツは一切使っていませんが、中にはちゃんと入っていました。
 
 
 多分、1999年の新作キットです。と、言う事で、実車も現行モデル、あるいはニューモデルと思われます。・・・このあたりキットには実車解説が全くないのが残念です。PL法対策と思われる注意書きは沢山あるのですが・・・良くない傾向です。。

 ハンブロールの缶で大きさがわかるでしょうか。実際は高さが有るのでクルマと比べると巨大な感じがします。

 個人的にはフォードあたりのブルーが好きで、このジョンディアのグリーンは好みでなかったりします。バッタみたいでしょ?・・・それに黄色のホイールとか、玩具っぽくみえるし。やっぱりカーモデルよりAFVモデルに近い塗装表現が必要でしょうか。

 トラクターにはよく見られる機構です。段階的にトレッド幅を変更出来ます。(長いドライブシャフトはチョット珍しいけど。)この機構は農地毎に最適なトレッドを得るため。右側が最大幅、左側が最小幅の位置です。もちろん昔のインディカ-じゃないのでこんな事は実際はやらないでしょうけど、説明のためにやってみました。
 なお、前輪はこの調整は出来ませんが、実車の場合、何種類かのトレッド幅で部品が用意されてると思います。前1輪の3輪仕様も有るかもね。

 
 これくらいの大きさのトラクターだと、見ての通りエンジンブロックの前方にサブフレームが延びていて、前輪をここから吊るす方式になっています。個人的にはサブフレームが無くて直接エンジンブロックに足回りがついているタイプが好きなんですが・・・。ただ、このトラクターのサブフレームは、エンジンブロックにくっ付いているので、結局はエンジンブロック自体が荷重を受け止めているんですねぇ。(大半の人は「なんのこっちゃ」でしょうね。とほほ・・・)

 エンジンの直前に立っているのはラジエタ-。普通に正面向いていますが、グリルは両サイドに向いていて横から空気を取り入れます。ではノーズ部分は何なんでしょうか・・・燃料タンクはボンネット部分みたいだし。ちょっと謎です。
総論
 これも幾らの値段が付くかで判断が分かれるかも知れない。品質的には問題は無いので好きな人は是非現物を手にして欲しい。プラは少しABS樹脂のようなゴムっぽさがあるようだ。私自身は大のお気に入りである。

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