サビ車-16

大原鉄工 スノータイガー SM30
 いやぁ〜、某解体屋に小松製作所のKC20-3というレア雪上車が有ったんですが、今年行ってみるとサラ地になっていました!猛犬を放してあって近づけなかったけど、遠くからでも撮っておくんでした!!!

 で、こちらは、その近所の駐車場で見つけた「OHARA」(大原鉄工所)のSM30です。いかにも同社らしい色気の無いボディですが、なぜかトミカがミニカー化してました。昭和46〜52年に149両生産、というから普通の感覚では希少車の部類でしょう。残念ながら南極越冬隊はこれを使ってません。

 ボンネットというかスカットルというか、ボディの一部だけが錆びてます。どうやらキャビンはアルミ製ですな。軽量化しつつ前方に重心を持ってこようという雪上車のセオリーに従ったのでしょう(ほんとか??)。ゴムキャタピラは現代的でディテール的にも面白くないですなぁ、足をかけてみるとゴムタイヤと相乗効果で妙にフワフワしてました。室内は両サイドに対向した長椅子がありました。4つ目ライトは乗用車の流用っぽい。

 なお、こちらには猛犬はいないと思って安心していたら、「犬のような」オッサンが飛んできて、えらく吠えられてしまいました。ああ、オッサンに咬まれなくてよかった。

戻る