The Longest Day

2005年4月5日(火) 成田-ダラス-マイアミ

dawn


成田の夕
narita 日食ツアーの集合場所は夕方の成田空港第1ターミナル。
年度始めで春休みの終わりということでもあり、これから観光にでかけようという日本人はあまり見かけません。 出国審査の列にも外国人が目立ちました。
JALとANAの日本の航空会社が入っていないターミナルであることもあるかもしれません。

パナマまで10数秒の金環日食を見に行こうというマニアックな人も多くありません。 ツアーの参加メンバーは10人で、大半は見知った顔です。

成田の夕
delay 成田からアメリカン航空でまずダラスへ向かいます。
しかし出発が予定より30分遅れ。いきなりつまずいてしまいました。

日本を出てからしばらくは夜の時間が続き、やっと夜が明けたと思ったら日付変更線を超えていたため、まだ4月5日。 1日をもう一度やり直す形になりました。

ダラスの暑い日
dallas 長時間飛行の間に最初の遅れも取り戻してしまい、予定通り現地時間の午後3時過ぎに太陽が照りつけるダラスに到着。

1999年にベネズエラへ行ったときにもここで国内線へ乗り継いでいますが、今の米国はあらゆる面で検査が厳重になってしまいました。
入国審査時には指紋や顔写真を撮られ、預け荷物は勝手に開けて検査することがあるためカギを掛けられません。

ようやく乗り継ぎの国内線のゲートまでたどり着いたら、天候が急変して豪雨が降ってきました。 空港は少しの間閉鎖。 解除になった後に飛行機に搭乗はできたのですが、まだ近くに雷雲があるということでなかなか飛びません。 飛行機の中でカンヅメ状態です。
ふと窓の外を見ると、離陸待ちの飛行機の行列ができていました。

長い長い1日の終わり
miami 地上の機内で3時間程待たされた後、ようやくマイアミ行きの飛行機が飛び立ちました。
ところがマイアミはダラスより東にあるのに、飛行機は西へ向かっています。 東にまだ雲があり、それを避けるため西から南へ大きく遠回りをしてから東へ向かうというコースを取ったということだそうで、そのおかげでさらに余計な時間がかかってしまいました。
6年前のダラス-オーランド線ではサンドイッチのようなものが出たのですが、このマイアミ線はプレッツェルしか出ず、空腹も満たされません。

ようやくマイアミに着いた時はとうとう午前0時過ぎ。 成田を出てから実に19時間も経って、長い長い旅行初日が終わりました。
ホテルが空港内にあり、移動に時間がかからなかったことが唯一の救いです。


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