「姉しよ」の感想を、姉好き仲間のおぼろクマさんに書いていただきました。
とりあえず第1報とのことですので、また後日追加があるかも?
文責 おぼろクマ ネタばれ注意
さて、そういう訳で”姉しよ”こと、「姉ちゃんとしようよっ!」のプレイレポートをお届けします。
総論じみた事はらん総裁のレポートを参考にして頂く事にして、あくまでも主観に満ちた駄文ですので、念のため。(第一、ゲームのレポート書くのも久しぶりだし) また、記録ではなく記憶を頼りに書いていきますので間違っている箇所があったら、そのまま笑って許してあげてください。
とりあえずインストール後、ゲームを起動する。
キャラクターが喋りだしてビックリ!声は無いんじゃなかったのか!と、思ったら声が無いのは"姉キュー"でしたか。そうですか。こういうゲームには基本的に声はいらないので、別にどちらでも良いので。
いきなり要芽姉様とHシーンで始まるのか!とドキドキしていたら、なるる、そういう展開ですか。フム、リベンジするのが目的なんですね。
こういうゲームをやるときの常で、ファーストプレイは結果を気にせずに心の赴くままにやることにする。
要芽姉様を別にして、最初に出てきたのが瀬芦里ねぇねぇ。パツキンでボンキュッボンなボディでポニーテールですか。嵐のように登場してサクサク退場していくその様に、第一印象は「うーん?」という感じ。
続いて海お姉ちゃん登場。「むう、噂の”ダダ甘”とは、こんな感じなのか?」が第一印象(^^)。そして、噂の巴ねえ。「なるる。この人か!背が高くて乳がでかいのか!なるへそ!!」とりあえず海お姉ちゃんではなく、巴ねえに甘えてみる。ニャハハ!良いですな(^^。
続いて高嶺姉貴。「なるほど、罵倒系ね。(^^」
ラスボスは置いておいて、重鎮雛乃姉さん。それよりも、珍獣の方が気になるんですけれど。なるほど、「確かに長女なのにロリだ!!」
こうして、第一印象を並べて見たけれど、やはり第一印象は大事だね(^^。
そうして、すっかり選択肢を選んでいくタイプのADVだと思って続けていたら、いきなりコマンドがいくつか出る。「場所移動」「鍛錬」「姉様に挑戦」、、、、なるほど、そういうゲームだったのか!!
そういう訳で、鍛錬に励み、ラスボス攻略を素直に目指す。
驚け、最初のエンディングは。じゃーん「空也は英雄」。英雄だよ、英雄!いやあ。まさか、海お姉ちゃんの料理食べてそのままエンディングになるとは、こりゃあ、お兄さん一本取られたよ(^^。
んで、気を取り直してセーブしていたところからロードして、やり直し。熟練度が100になったところで姉様に挑戦!見事にリベンジを果たしたのでありました。
さて、ファーストプレイを終わった時点での各キャラクターの総評などを。
注: 以下はあくまでも「ファーストプレイ後」の、極めて限られた情報を元にしての感想です。
・雛乃姉さん
重鎮。この人が重石になってくれているので6姉妹がもっているのでは、と感じた。落ち着き具合といい、和風なところといい、極端な話、設定が姉である必要が有ったのか?祖母であっても良かったのでは?とも思ったが、まあ姉で無い必要も無いか。(どっちや!) ただ、姉であるなら、あと一歩、萌え要素が欲しかった。非常に惜しい!。例えばもっと積極的に病弱なところを出すとか、都合が悪くなると血を吐くとか、それ以外は異常に元気であるとか、和風に塩羊羹あたりが好物でそれに目が無いとかなんとか。あるいはにっこり笑って、各妹たちの弱みを握っていることをさりげなく脅すとか。妹たちの個性が強力なので目立たないのが残念でした。
(おまけ)まる
珍獣(神獣)。漢どおしの友情。最初は仲が悪くていがみあっていたくせに、その後深い(?)友情に結び付けられるとは、王道を行っています。こういう王道は、私は大好きです。(そこまでの事か?)ただ、この珍獣、設定が非常にあやうくて、一歩扱いを間違えるとこの"姉しよ”というゲーム世界の背景を破壊しかねない存在に私には思えた。そこを、神獣の存在に一歩も踏み込まず、ただ「そういうものだ」で通したところで、かろうじてバランスをとれたのかな、という気がした。(後で出てくる巴シナリオでは、完全に話が行ってしまっていたが、そちらは別の理由で上手く乗り切ったように見える。)
・要芽姉様
ラスボス。ラスボスであるが故にファーストプレイ中はもっとも印象が薄い結果になってしまった。達成感だけは有りましたが。最初の設定と容姿から、「千鶴さんみたいな人かな」と思ったのですが、極めてクールで隙が無い印象ですね。あー、書くこと無いや(^^。
・瀬芦里ねぇねぇ
直球。勝手気ままで、体力バカに見えて料理も作るよりも食べる専用で、全然私の好みでは無いように見えました。そうであるがゆえに、ど真ん中に直球で告白されたそのギャップと、照れてる顔の可愛らしさに、一撃でノックダウンを喰らいました。いいやん。(^^。一度良いと感じ始めると、その後はどんなエピソードが出てきても全て好意的に見えてしまうのが不思議といえば不思議なところ。最近は私も変化球よりも直球の方が楽で良い傾向に落ち着いてきているので、とっても好印象でした。適度に甘えさせてくれて、一緒に遊んでくれてと、もしかしたら理想の姉に近いかも、とも思った。
・巴ねえ
美味しそうなものは最後に取っておくタイプなので、ファーストプレイでは敢えてあまり近づかないようにしてしまったので、Hも無し。それでも6姉妹中唯一とも言える常識人に見え、家事もこなし、背の高さに関わらず可愛いもの好きという”お約束”も有り、と好印象だらけ。ただ、現状では決定打に欠けるあたりが残念。どんな萌イベントが待っているか楽しみのところであります。
・海お姉ちゃん
ダダ甘。うーん、一言で表すなら「4次元制服」か「ダダ甘」か迷ったんだけれど、やっぱダダ甘かなぁ。眼鏡っ娘で、制服で、巨乳でと反則技のオンパレードなんだけれど、あまりそれが気にならなかったのは、それらの要素を全て吹き消すかのようなダダ甘振りがあったからだろう。でも実際にこんな姉がいたら、私だったら「だぁ!鬱陶しい!」とか思っちゃいそう。ただ、ゲームの中ではイジメッ子に対してどこまでも無制限に味方になってくれる海お姉ちゃんのような存在は、非常にありがたく、オアシス的存在になってくれた。もっと、他人(例えば学校の友達)に対しては普通人なのに、こと弟に対しては豹変してダダ甘ぶりを発揮するようなエピソードが有ればmore betterだったかな。
・高嶺姉貴
貧乳ツインテール。やっぱりこの人を一言で表すなら貧乳ツインテールしかないでしょう(^^。この手の罵倒系の人は、惚れてからのキャップが全てと言っても過言では無いのですが、まだそこまで行っていないので、今後に期待です。
この時点でエンディングはまだ3種類(英雄、リベンジ成功、リベンジ失敗)なので、今後各姉の攻略中心に進めていきますが、きっと時間的にはずっと後になるでしょう。そういう訳で気分が盛り上がっている内に第一報という形で纏めてみました。
エンディングコンプリートした後に第二報を書きたいと思います。(書くと断言していない辺りが大人のズルさよ)
今の私にとって、これくらい短いゲームというのがありがたく、非常に楽しめました。姉ゲーというよりも家族ゲーとでも言ったノリで姉同士の漫才にも似た駆け引きがとても面白かった秀作ですね。エロ抜きでも楽しめたかも。いや逆にHシーンすっ飛ばして、その分シナリオ膨らませて各姉のエピソードをふんだんに入れていたら、もしかしたらとてつもない傑作が生まれたかもしれない。何たって登場するたけで笑いがとれるほど立っているキャラクターが何人もいるのだからね。総裁の言うようにエロゲーとしては及第点ギリギリくらいか、とも思いますがまあ、それが狙いでは無いのでしょうから、それも良し、かと。また、”萌”という観点からみてどうか、と言うと私はどちらかというと「センパイ派」なので、今一だったことは否めないかな。ま、今の時点でこの私が「萌え萌え〜ぇ。」と言って転げまわっていたら、それはそれで問題かと。
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