2月9日、これまでに寄せられた4139筆の署名と
「介護保険制度4月実施の中止を求める緊急署名の提出に際しての声明」を厚生大臣に提出しました。応対したのは、厚生省介護保険準備室担当官。
「介護保険制度には色々な問題があるけれども、法律で決まったことだから、4月から実施する。介護保険制度によって介護の質が下がるのは、今まで濃密な介護を受けていた高齢者。第2号被保険者も保険料を払わない場合は健康保険証は取り上げ。実施するのは地方自治体ですから、サービスの中身は自治体の手腕」とする厚生省に対して、介護の現場の切実な声を伝え、実施中止を強く求めました。
介護が必要な高齢者や「障害者」は現在でも厚生省の言う濃密な介護を受けているどころか、介護する方もされる方もへとへとに疲れています。この1月足らずのうちに寄せられたアンケートは1000通を超えましたが、「介護保険になったら介護の質が落ちる。」「生きていけない。」「知れば知るほど怒りがわく」「絶対やめにして」という怒りの声、いのちの叫びに満ち満ちています。
署名数も既に5000を超えました。3月には第2回署名提出を予定しています。杉並から全国の人と共に介護保険制度の4月実施は中止を・介護は全額公費負担で・誰もが必要なときに必要な介護が受けられる大運動を巻き起こしましょう。