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私たちのいのちを介護保険制度に
ゆだねることはできません

これが介護保険のとんでもない正体だ

 
 目的は福祉切り捨てと大増税
 「急速に進む高齢化社会に備えて…」−というのが介護保険導入のうたい文句。ところで同じ文句で導入された消費税はどこへいったのか? 銀行や巨大企業の救済のために消えてなくなっているのです。
 銀行や大企業の救済のために湯水のように税金をつぎ込んできた政府は、福祉予算を削るだけではまにあわなくなりました。そこで「高齢者介護のために新しい保険をつくる」などと言い出したのです。介護保険の目的はあくまでも銀行や大企業を救済したり、軍事費をひねりだしたりするための財源づくりにあるのです。

 コンピューター判定のデタラメ
 政府は保険料だけはしっかりとって、実際に介護に支出する費用は徹底的に切りつめようとしています。だから本人や家族の要求などはおかまいなしにコンピューターで介護の要・不要や程度を判定するなどというとんでもない制度をつくったのです。このコンピューター判定は介護が必要な人にも介護不要の「自立」という判定を出すようなデタラメさで、マスコミにも取り上げられて大問題になっています。

 結局今までよりも悪くなる
 いろいろ問題はあるが、とにかく介護保険制度をスタートさせて改善していけばいいのでは(日本共産党などの主張)−。とんでもありません。介護保険が始まると今までは行政の措置制度で保障されていたサービスも打ち切られ、施設から追い出される人も出てきます。こんなとんでもない制度だから自自公は選挙対策として保険料徴収先延ばしなどを言い出したのです。介護保険は絶対ノー!です。

 介護の財源がないなどというのは大ウソです。
 政府は福祉充実の義務(憲法で定められた義務)を投げ捨て、税金を銀行・大企業の救済のために湯水のように使っています。

国が算定した介護費用   4兆3千億円
長銀につぎ込んだ税金   4兆5千億円
国が銀行につぎ込む税金総額
(これまでの60兆円に10兆円上乗せを決定。さらに増えるかも。)
 70兆円

 介護保険へ怒りの声ぞくぞく
ようするに「年寄りは早く死んでくれ」というようなことなんだな。(高円寺70代男性)
死ぬまで保険料をとられたうえ、介護サービスが受けられる保障はない。しかもサービスを受けたらその1割は自己負担だろ。こんなあくどい保険があるかよ。(荻窪50代男性)
90歳をこえるお年寄りでも「自立」と判定されたら、施設から出ていってもらうしかないって、テレビでいってたわ。こんなの絶対おかしい。(阿佐谷40代女性)
保険料を払えなかったら保険証をとりあげるって?貧乏人は死ねというの?



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