山歩日記「本社ヶ丸」4/4

↑尾根途中の林ごしに見る河口湖と富士山。
この日は日本海に寒冷前線があって南風が強く、湿度が上がって雲が多くなったのと逆光とで、富士山はだいぶ霞んできました。  
清八山から御坂山への尾根道は人通りが少なく、地図には登山道ではなく送電線の見回り道となっている部分もあって、イノシシが虫を探して道を掘り返した跡も残っていました。
それだけに晩秋にふさわしい落ち葉を踏む静かな道で、八丁峠(→)あたりで日向ぼっこの昼寝をしたところ、つい寝過ごして、御坂山往復を切り捨て、御坂山手前の分岐から御坂トンネルへ下りることになりました。
←尾根道から見る三ツ峠山。
 
 
 
左下はトンネル入口の少し上あたりにある太宰治の文学碑。
「富士には月見草がよく似合ふ」と彫られているのですが、裏側にある井伏鱒二の説明文によれば「昭和十三年秋、太宰治はたまたまここを訪れて気に入り、小屋に仮住まいして創作に専念、厳冬に至って甲府に移り、「富岳百景」を書き上げた。その原稿から碑文を彫った」ということで、万年筆の筆跡を元にしているらしく、文字が細くて写真には写りにくいようです。

歩行時間は4時間半ほど。