山歩日記「白砂山」1/4
白砂山は群馬・長野・新潟の県境にあって、周囲は深い山と谷で登山口までの交通が不便、山頂で登山道が途切れている
…などで入山者の少ない山のようです。
それだけに秘境といった感じで魅力的な山です。
登り口の野反湖(のぞりこ)→。
昭和31年に竣工したダム湖で、その前は野反池と呼ばれていたそうです。
集落などのない山中で、行き止まりの道路は積雪期は閉鎖という訳で、ホテルや飲食店の並ぶ観光地の湖とは違います。
夏休みの終わった9月初めでもあり、人は数えるほどしかいませんでした。
水面は1500mほど、湖畔は笹原や白樺などの林で、周囲に目を引く山も無いので静かすぎて寂しい感じもします。

↑登り口。平成八年、皇太子殿下が登山されたという記念の碑が建っています。↑ハンノキ沢。

↑地蔵峠の道標。上が白砂山方向、左は野反ダムからの谷川沿いに山腹を巻いて切明(きりあけ)に出る道。↑は峠のお地蔵様。群馬から秘境・秋山郷にはいる昔からの道だったようです。
切明には今はテニスコートがあるとかいうことですが、三十何年の昔、鳥甲山(とりかぶとやま)に登るのに通った時には切明には無人の発電施設があるばかりで、「カゴ渡し」という物も残っていたと思います。
当時橋ができていたので使うことはありませんでしたが、深い谷に渡したロープに滑車つきの駕篭が掛けてあり、これに乗り引き綱を引いて対岸に渡るといったものでした。
 
←これから越える堂岩山。
このところ猛暑が続く割には雲が多く、午前中から雲が掛かってきました。