榛名山(はるなさん)の外輪山、掃部ヶ岳と杏ヶ岳を歩いてみました。
掃部ヶ岳は「かもんがたけ」で、昔、御所の掃除とか家具調度のことを担当した部署を掃部寮といったそうですが、何か関係があるのでしょうか。
杏ヶ岳は「すもんがたけ」「すももがたけ」と地図によってルビが違いますが、スモンはカモンとの語呂合わせかも知れません。
スモモは漢字変換すると「李」で、「杏」はアンズなので、こちらも不思議な名前ですね。
5月初めの榛名湖畔は山桜の花盛りでした→。
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↑湖畔の国民宿舎榛名荘(目立つ建物の後)わきから林にはいり、すぐ上の硯岩(すずりいわ↑中央)に向かいます。
←榛名湖畔から見る掃部ヶ岳。
榛名山では一番高い峰ですが、榛名湖畔の高さが1090mなので 350mほど登れば山頂です。
↓は硯岩からの烏帽子ヶ岳。
まさにそのものの形です。
右手の遠くに隣の赤城山が見えました。
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↑木の股に根を下ろしたスミレ。葉の形で見るとエイザンスミレという種類のようです。
5月下旬から6月頃はツツジの花などが見られるそうですが、今はスミレを多く見かけました。
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↑同じ硯岩からの榛名富士。一番形の整った山のためか、ロープウェイで上がる観光地となったのは山歩人としては残念なところです。
掃部ヶ岳への標高差は少ないのですが、山頂近くまでしっかりと階段が組まれていて↑、山登りトレーニングのようでくたびれます。
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