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災害復旧・・・

  地域住民の財産を災害より守ること。重要なことですし、急務でしたでしょう。
 結果、画一的護岸工事が成され、伊勢湾・三河湾は要塞化してしまいました。
 この工事により、海と陸との生態系に最も影響を及ぼすエリアは壊滅状態になったのではないでしょうか?
 生態系への影響は、どうだったのでしょうか?事後であろうとも、法的根拠は無かろうとも、環境評価はされたのでしょうか?

   時の法の整備ではどうにもならなかったかも知れませんが、それを例にとり、調査し、現況護岸の在り方と十二分に比較・検討することこそ、海岸法改正項目に挙げられる「環境」を尊重する姿勢なのではないのでしょうか?

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「一応の整備が終わった」とされているこの護岸工事も、消波ブロックの沈下や、傾斜堤の洗堀・吸出し等による崩壊で、その修復に、
更なる災害復旧工事とし、年間どれだけの予算が費やされているかも見逃してはおりません。

 

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