No4.

        丘の上にあるホテルから望む「朝日の景色」はこうではないでしょうか?

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      「夕日の景色の部分は、こうなってしまいました。

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 観光客のみならず、ここを訪れる者が一番楽しみにしているのは、美しい海岸でしょう。
 岬の上からの景観こそ、他に類を見ない美しさです。日本の宝です。
  しかしながら、昨今では眼下に広がるのは、3本足の怪物が幾重にも重なって鎮座し、おおよそこの世の物とは思えない光景です。
 あの光景を見た観光客が、「素晴らしい! また訪れよう」と考えるとは、どうしても私には思えません。
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椰子の実伝説・・・

 観光客なら必ずといっていいほど訪れる藤村先生の石碑。

 寄せては返る波に砂と小石が奏でるなんとも言えないハーモニー。藤村先生が、椰子の実に思いを寄せて詩をお読みになった背景は、おそらくこうだったのでしょう。 そして今、是非その面影を求め海岸に降りると、まず眼下に飛び込むのは何でしょう?
 お約束のように鎮座した消波ブロック。
 ・・・・そんな想いで海岸に降りられた観光客や地元住民は、古きロマンに浸ることができるでしょうか?

 「親水」という名で進められた緩斜堤。人々の想いをぶち壊してしまう為の「親水」ならば、必要はありません。何の意味も持ちません!

 「あっ、椰子の実だ! 拾って家に持って帰ろう!」「ん?待てよ、片手が塞がって消波ブロックを登れねぇ!」 なんて、シャレにもなりません。

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8.July.2000
サイズ トリプルオーバー
・・・最近では、これが限界?

 私たちSurfer@海岸利用者も、あの海岸には特別の想いを寄せています。

   今年は、そのOut-Sideで、待っている波は姿を現してくれるのだろうか? と。

  幾人かは、その波の出現をじっと待ち、その波に乗ることを生涯いとし、日々鍛錬と精進に専念していることも忘れないでいてほしい・・・。

 あの波,「BREAK」を消さないで!

    phots by Freeman-Uneda

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