2009年えにっき

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コミケ77
↑今回のブース風景…
09/12/31 生活改善が来年の目標

 年の瀬です。もうすぐ年が変わります。むしろこの更新が31日中に終わる可能性は低いです(笑)。そんなこんなでコミックマーケット77に参加されたサークル、一般参加者、スタッフ、公共機関、その他諸々、関わりたくなかった人たちも含めてみなさんお疲れ様でした。そして同好の仲間たち、友達、そしてブースまで足を運んでくださった方々、お疲れ様そしてありがとうございました。差し入れしてもらった物も後で美味しくいただく予定です。今回も無事何事もなく終えることができました。自分の買い物は90%以上友達にやってもらって自分ではほとんど動かなかった今回のコミケです。スコープドッグターボカスタム2機はちょっと運搬を今後考えないとちょっとキツいと反省(笑)。そしてコミケに無関係な年末を過ごしたという人も今年一年もお疲れ様でした。我がゲセキマコ・プロジェクトは今回出したものは準新刊というか、ですが間違っても新刊と胸張って威張れるものでなく、まぁそれでも冬弥個人的には得るものがあり、ある程度の達成感を得ております。これを次につなげていきたいところなんですけどね…1年終わる頃にはいつも振り返ってみて反省はするんです。ああしとけばよかった、今度はああしようとか毎回。でも去年末にも感じていた反省をやはりあまり活かしてないな…と思うわけです。来年こそとはと思えども、何かを変えていかないとまた来年も同じことだよな…。よし、頑張って変化させてみるか。とりあえず毎日仕事から帰ってきてあとはただ寝るだけの毎日を少しずつ変えよう、と決意を新たにしたところで、それではみなさんよいお年をお迎えください。

シーレックス鈴木尚典 ベイスターズ村田修一
↑タカノリさんと修
09/11/23 ファンが感謝するデー

 えー、もうほっぽりかえしたい放題ほっぽってますが…、開き直っていきましょう。今年も勤労を感謝する日は横浜ベイスターズファン感謝デーです。今年は始まる前からこれはもうアレだな…という感じでしたが、終わってみればそれはもうアレやらコレやら開幕時に思っていたことよりもはるかに悪いほうに事態は進み、ベイスターズファンももう15年くらいになりますが、今年くらいつまんないなぁと思う年はなく、球場へ足を運んだ回数も片手で数えられます。ファンである村田修一選手が春先のワールドベースボールクラシックで怪我をして開幕に間に合わない、というアクシデントもテンションを下げる要因でもありましたが、それを差っ引いても今年はつまらないと感じました。他球団ファンの友達たちが楽しそうにシーズン中の話しをしているのをまるでプロ野球に興味のない人風に横目に聞いてました。別に強いチームのファンになりたいわけではないのですが(ファンとしてチームが強くなればこれ以上うれしいことはないですがね)、それにしても弱い。まぁベイスターズが弱いのはそんなの百も承知で、弱いことがファンをやめる理由になどはならないのですが、だけど今年は特に弱くても仕方ないや〜みたいな空気があらゆる全てに蔓延している。それは他でもない自分にもだった。だからつまらなかったと思う。だってファンとして奮起できる材料があまりにも無かったもの。それも去年から「コレは来年も望み薄だなぁ…」というそんな雰囲気がそのまま改善されること無く引き継がれていってしまった感じで、今年は去年の反省が何一つ、本当に何一つ活かされることがなく終わった年だと思います。さすがにマズいと思ったか、ようやくいろんな人が動き大きく入れ替わった新生ベイスターズにまた期待しようと思います。新社長も新監督も、もう引っ掻き回すだけ引っ掻き回してほしい。このよどみきった停滞しきった沈みきったどよーんとした感じをそりゃもう変えて欲しい。どう変わるかはまだわからないけどね。…実はこの時期が一番夢が見られる楽しい時なんじゃと寂しいことを考えるのでした。
ベイスターズ佐伯貴弘、三浦大輔、小林太志
 さて、天気予報で心配していた天候も蓋を開けてみれば快晴。むしろ日差しがあってグラウンドにずっといたら日焼けしてるくらいのいい天気。今年は寝坊もなく会場の横浜スタジアムへ行ってみると、例年の長い長いサイン会の列がない。聞いてみると今年はサイン会がないというじゃありませんか。ああ〜、あの誰からもらえるかわからない、ある意味運試しというかそういう楽しみがあったあのサイン会が無いなんて。残念です。毎年貰ってたのに…。そんなわけで珍しく開場してすぐにスタジアム内グラウンドに降りていろいろ物販テントを見てまわります。そこで目を引くものが。おお、村田修一の等身大ポスター。しかも紙製でなく作りもしっかりしている。修のファンとしてこれは欲しい!部屋にこんなヒゲでデブの男の等身大ポスターがあったら周りとのギャップに引くな、とも思いつつそれでも買う気はまんまんで財布を開きかけたときでした。値段をみてびっくり、8000円オーバー…あまりの値段にびっくりして細かい値段忘れちゃったけど、8900円くらいした…実質9000円だったよな、アレたかいよしおりちゃん!たしかに2m近い大きさではあるんだけど、ポスター1枚でどんだけボる気だよ!コナミスタイルだってまだもうちょっと安いよ、たぶん。いや、コミケとかでは嫁袋にはもう少し高い金額払ってるけどさ、さすがに購入には至りませんでした。
ベイスターズ森笠繁、山口俊、吉見祐治ベイスターズ寺原隼人ベイスターズ藤田一也
 さて、11時開会です。今日は最初から最後までメインステージ前に張り付くことにしました。いつもサイン会待ちで会場外でしばらく並ばされて、その後はうろうろしてるので今日は定点でいこうと。新しく新監督に就任された尾花監督の意向でヒゲ・茶髪が禁止され、みんなさっぱりとした顔つきになってました。村田もヒゲなし、佐伯もヒゲなし。うん、さっぱりしてていいよ。特に村田。ファンだけどヒゲづらよりずっといい。佐伯はひげがなくても男前さ。寺原も若く見えるし。今年思ったことは山口が自分が思っていたよりずっとガッチリしてて背も高かったこと。やはり親譲りの恵まれてる体格だなと。しかし、今年はデジカメが思うように撮れなくてブレまくりだったなぁ…。あまりいい写真撮れなかった。おかげでちょっと少なめ。最後は選手たちとハイタッチして会場を出ました。覚えているので桑原謙、佐伯、加藤、石川。寺原もいたような…忘れちゃった。今年も楽しい感謝デーでしたとさ。さて、戻らなきゃ(笑)。
 ゲセキマコ・プロジェクト、蠍の棲む崖は村田修一を応援しています。

須崎 恵比須島
↑ミク、南伊豆の海へ行く
09/8/25(1) ミク、南伊豆の海へ!

 もうそろそろ夏も終わります。残暑はまだ厳しいかとも思いますが、夏独特の高揚感が過ぎ去ったというか、あれこれあった予定をこなしてしまうと、なんかふっとくるこの一抹の寂しさというか、どこかノスタルジックというか、まぁそんな感じです。今年は仕事の休み、いわゆる「夏休み」というものが毎週末土日に絡めて3回に分けてありました。おかげでかなり休んだ気になってますが、出勤日数は例年と変わってないんですねー。最初の夏休みは8月8日〜10日まで、毎年夏の恒例、徹也回転蹴りさんたちと海へ旅行、「ライジングサマーバケーションシリーズ。場所はこれまた鉄板の南伊豆仲木へ行って参りました…が、今年は台風の通過&台風の発生のワンツーパンチで波が高く、仲木の美しいヒリゾ浜までの渡し舟が3日間連続で欠航になり渡ることができず、さらにはヒリゾ浜に渡れないとき泳いでいた仲木の海岸付近が崖崩れがおきて立ち入り禁止になってしまい、仲木の海で泳ぐことができなくなってしまいました。仕方なく綺麗で泳げる海を求めて西伊豆石部温泉付近、下田須崎恵比須島、西伊豆堂ヶ島と3日間の日程をあちこち移動しまくってどうにか楽しんで参りました。いったい何のために仲木に宿を取ったのかほとんど意味がなくなってしまったのではありますが、まぁ仕方ありません。本来あの日程で民宿の予約を取るのは至難で、ようやく取れた宿だったのです。しかし当日来てみればいつもは駐車場は満杯なのに今年はガラガラ…たぶんキャンセルがたくさん出たんでしょうね。それもなんか寂しい光景ではありました。しかし、やはり海はいいですね。海に入るといろいろ癒されます…が、1日目の石部温泉の海では足からフィンが両方外れ、慌てているうちに左足がつって溺れて、それはかなりピンチでした。いや、もう準備運動大切です。装備の装着確認大事です。そしてもう若くありませんorz。2日目以降はちょっと気を締めて楽しみました。参加メンバーの中ではとにかくよく死にかけるので注意しないと。気を締めたおかけで以降は楽しく過ごしてきました。全日程の3日とも温泉に入りに出かけたのは実は初だったりするんですね。3日とも車で移動したせいでもありますが。今年もチビッコどもにとても癒された旅行でした。…さて、この旅行の旅行記は…どうなんでしょうか、そこんとこは、ねぇ?
有明 国際展示場ビッグサイト
↑ミク、ビッグサイトに行く
09/8/25(2) ミク、有明の海へ!

 第二次夏休みは翌週の8月13日〜16日まで。そう、ちょうど夏コミですね。コミックマーケット76に参加されたサークル&一般参加者&スタッフ、そして巻き込まれた公共機関と一般人の皆さんお疲れ様でした。我がゲセキマコ・プロジェクトは去年の夏ぶりのサークル参加ではあったのですが、7月のアクシデントのため新刊発行を断念して、それ以降やる気がどうしても出ず、何もせぬままコミケを迎えてしまい、残った既刊売りしかできず相当ションボリな内容でした。去年の夏の机の上を反省して今年は意気込んでいたので。しかもそんな内容なのにもかかわらず、お土産や差し入れまでしていただいて、いやー、まー、なんつーか、なにかしてもらえるようなことをこちらは何もできてないのに、こんなものすんなりいただいちゃったりして実はかなーり申し訳ないなーって気持ちでした。でもありがとうございます。嬉しくないわけないんですよ。応援ありがとうございます。そして応援といえば豪腕羽流さん(株式会社しゃどうる)、委託のご協力ありがとうございました。普通はこちらの本を置かせてもらって御礼を言うものなのですが、今回はウチの本だけでは机上があまりにも寂しいので「ウチのブースに本を置いてみませんか?」というこちらのご都合全開の逆委託を快く受けていただいて助かりました。いや、情けないことこの上ないのですが、今度こそ…今度こそっ!まぁ本がないのは自分の責任なので仕方ないとして、それ以外は色々な人たちの協力もあって何事もなく過ごしてまいりました。スコープドッグターボカスタムもドルフィードリームエスカレイヤーもときメモとなんも関係ないのに頑張ってくれました。もうウチの看板です(笑)。1日目と2日目も一般で参加したのですが企業ブースにあんなにしっかりといたのは実は初めてじゃないでしょうかね。誰かのために手分けして代わりに列に並んであげるなどのことも実は企業では自分は初めてだったり、いつも「行けたら行ってきて」程度のそんな苦行を強いているつもりはないのですが、いつも人にやらせてばっかりで、なるほどこれは面倒で大変だと改めて思ったものでした。さて次回参加申し込みも済ませたことですし、また一から原稿を描きますかね…。
池沢早人師 サーキットの狼ミュージアム
↑ミク、サーキットの狼ミュージアムへ行く
(写真はイメージです)
09/8/25(3) ミク、完走しろ!

 さて第三次夏休みはまた翌週の8月21日〜25日まで。この5日間は特に予定はありませんでしたが、23日にレヴィコーチのお誘いで茨城県は神栖市にある池沢早人師 サーキットの狼ミュージアムに行ってきました。いや、ここは遠いなとは思っても一度は行ってみたかったのです。どうせ予定もなく暇していたのでコーチと2人でノンビリと出かけることにしました。行く場所が場所ですし、夏の暑い時期でなければ愛車のカプチーノで行くのですが、あの車は夏場には(乗っている人間が)とことん弱いので電車で行くことにしました。日暮里で待ち合わせて京成と成田線を乗り継いで実にローカル線の旅を満喫し、タクシーに乗ってやっとこさ到着。うん、タクシー会社の無線のやり取りで聞いたとおり、パチンコ屋の跡地ですね。建物はそのまんま郊外によくあるパチンコ屋そのものです。ああ、遠かった。次に来るときは絶対カプでこようと思いました。さて、まず館内に入る前に周囲をぐるっと一周。屋外にも動態保存してあるフェラーリF355などがありました。 このミュージアムの趣旨として
池沢早人師 サーキットの狼ミュージアム
↑イキナリこの3台
「車は走ってこそ価値がある」ということで、その展示車のほとんどに車検を通しナンバーをつけて公道を走れるようにしてあるので、実際に展示車がデモ走行で走っているのが見られる時があるのです。実にすばらしい趣旨ですね。しかしそのことが逆にアダとなり後々あんな事になるとはこの時は露ほどにも思っていませんでしたが…。さて、チケットを買って、いざ入館。するともうイキナリでしたよ。ロータスヨーロッパ、ディノ、カレラのサーキットの狼初期の主格ともいえる3台が目の前にお出迎え。うわ、たまらんなぁ、もう♪とにかく写真です。撮影OKなので色々撮りまくりです。
池沢早人師 サーキットの狼ミュージアム池沢早人師 サーキットの狼ミュージアム
 手で触れるのが禁止なだけで、スタッフの方に声をかければドアやボンネット、エンジンフードを開けたり閉めたりしてくれるので、スタッフの方がとても親切でいろんな写真が撮れました。ロータスヨーロッパのエンジンルームのスカスカさとカウンタックのギチギチさが対照的でしたね。
 さて、展示を満喫していたとき、ふと外を見るとフェラーリF355がお客の女性をナビシートに乗せて走り出していくところが見えました。ああ、試乗会みたいなのやってるのか、いいところだな…一瞬左ハンドルなの忘れて運転させてもらえるのかと勘違いしましたが、ナビシードでも次に乗せてもらおうかな、と思ってました。するとしばらく展示を見ていると外から低い、しかし大きな唸りが聞こえ、次の瞬間あのなんとも言いがたい、そして自分も何度か聞いたことのあるあの重量感のあるドンッ!!という音が聞こえました。
池沢早人師 サーキットの狼ミュージアム
池沢早人師 サーキットの狼ミュージアム
↑どうしてこうなってしまったんだ…
コーチが「ここではあってはならん音が聞こえたぞ…」とつぶやくと同時ぐらいにミュージアムのスタッフみんなが一斉に外に駆け出していきました。ミュージアム内はたまたまその時冬弥たちしかいなく、2人取り残されました。ミュージアムの窓から外を見てみると、先ほど走っていたフェラーリF355が真正面、綺麗なほど真ん前からミュージアムの外灯にぶつかってクラツシュしていました。まさかと思っていた最悪の事態に!!一度外に出るともう再入館はできませんが、もう十分展示は見たので冬弥たちもスタッフに遅れて外に出てみます。うわ、これはひどい。フロント全損です。FRPのフロントが外灯の柱の丸みに冗談みたいに綺麗なほどへこんでいます。これはもしかすると廃車になってしまうんじゃ…。警察と救急車が呼ばれました。もっとも現場検証しなくちゃいけないはずなのにスタッフの方々が警察が来る前に片付け始めてしまいました。確かにミュージアムとしては外から丸見えな所でこういうのを置いておきたくはなかったでしょうけど。敷地内ミュージアムの周りを走っていて、コーナーを曲がりコーナー出口で思わずアクセルを踏みすぎて有り余る馬力にパワースライド気味にリヤが出てしまってハーフスピン、そして外灯にぶつかり、反動で後ろを向いて止まった、という感じでしょうか、そう推測しました。やはりモンスターなマシンなんですかね…。スタッフやお客に大きな怪我が無いようだったのが幸いだったでしょうか。でも交通事故って思ってもみない障害が後から出てくるから心配です。しかし何でこんな事故がおこってしまったんでしょうか…。いろいろ考えてみましたが詳しいことはわかりません。子供の頃からの憧れのスーパーカーを見てウキウキで浮かれきっていた冬弥たちは冷水を浴びせられた気分でした。やはりクルマは楽しいだけじゃない。こういう嫌で厳しい面も知った上で楽しまなくてはと、妙に教訓めいた事件を目撃してミュージアムを後にしました。
 さて悲劇はもうひとつあったのです。この日記を書こうとしてデジカメのメモリを抜きPCのメモリスロットに挿したところ「このメモリはフォーマットされていません」と表示されました。サーツと血の気が引く気がしました。そう、ミュージアムで撮りまくった
写真が全部消えてしまったのです!!なんで!?と思ってももう後の祭り。がっくりです。なのでこの日記の写真は全部コーチのものなんです。ミク写真も消失したので合成です。こんな感じで撮れてたのに…。まぁフェラーリぶつけたことに比べればこんな損失は…くっ。

09/7/20 ミク、お台場へ!

 さる7月9日深夜、冬弥の隣家から出火し、ほぼ全焼しました。建物としては外見はさほどではないものの内装が家全体の70%以上焼けているので全焼らしいです。出火場所はまさに冬弥の部屋の覿面。ここで火事のことを多くを書くことはしません。「冬弥自身」は避難し命に別状はありません。冬弥の部屋も「延焼」まではしませんでしたが「無事だった」とは到底言いがたい状況でした。もっとも「やる気」「お金」ですべて解決する問題ばかりなのでまだ良かったのかもしれませんが納得はしていません。とりあえず予定していた夏コミの新刊は無くなりました。本当にかなり久しぶりにマンガの新刊出せるかもと思ってたのに、本当にごめんなさい。
お台場 潮風公園 1/1ガンダム
↑戦争が膠着状態に入って8ヶ月あまりが過ぎた時、
一機のモビルスーツと一人のボーカロイドねんどろいどが
運命的な出会いを果たしていた

 そしてその3日後の12日。太田たこすさんのお誘いでお台場まで
1/1ガンダムを見に行くことにしました。そんなの見に行ってる部屋の状態ではなかったのですが、現実逃避です。まだ寝るところがちゃんとあったし、憂さ晴らししたかったのです。渡りに船で飛びつきました。

 そして、いざ相見えたるガンダム。これは素晴らしいですね。本当に。これを見てのまずの感想はかっこいいとかデカいとかではなく、
こういうことができる今の日本のなんと平和で豊かなことか、ということでした。アニメのキャラクターが人気になりアニメファンでない人にも知られるほどの知名度が得られること。その実物大立像を作ってやろうとかいう企画が考えられて、しかも実行に移せること。それが18メートルという大きさであっても「今の技術ならやればできるだろう」と思えてしまうこと。そして事実やってしまうこと。その作りは巨体ながら精巧でよくできている(デザインの好みはここで問う事ではない)。これらができる技術力、それを許す環境。そんなことにお金を出す、出せること。それを公園に設置して誰でも見に来られること。これは実は物凄いことなんじゃないかと思うんです。いろいろな意味で日本は豊かだなぁって思うのでした。不況とか失業とかいろいろ問題はあるだろうけどそれでもやはり「豊か」だと思わざるを得ないのでした。
 さて、いろいろ社会のことに思いをめぐらせてもそれは一瞬(笑)。冬弥もオタクの一人としてガンダムは好きです。ましてやこんなもの目の前に置かれて浮かれないほどスレてはいません。この1/1モデルは30周年記念用にまた新たにデザインされたもののようですがだいぶアニメ寄りに戻ったような感じですね。少なくとも今までのカトキアレンジやマスターグレードプラモデルのデザインよりもずっと好みです。胸のインテークも凹んでますしね。顔も本当に素直にガンダムです。ここも好感持てます。全体はアニメ版に近く、また随所に細かいディティールを増やしてる。ここ近年のカンダムデザインの中では一番好みの形していますね。いかに不可動のただの立像だとはいえ本当に細かくできています。しかもやはりこの大きさは凄いですよ。しかももっとハリボテなのを当初思い描いていたのにこれは相当力入れてできてますね。でもこれが歩いたり飛んだり跳ねたりはあまり想像できませんが。
お台場 潮風公園 1/1ガンダムお台場 潮風公園 1/1ガンダム
 冬弥の家の近くには打越橋という陸橋がかかっていて、かつての自殺の名所心霊スポットとして有名ですが(地元人として言わせてもらえばいろんな噂話に尾ひれが付き過ぎです。少なくとも冬弥が産まれてからは自殺者もありません)、その橋が下から約18メートルで、以前冬弥の家に友達数人を呼んだとき、その友達たちに「18メートルだからガンダムとほぼ同じ高さだ」と教えたらそのうちの一人が「ガンダム橋!?」 といたくお喜びになり、「ガンダム橋すげー!」 とずっとうなっておりました。心霊スポットとして怖がれるよりはいいでしょう。「ガンダム橋」という名前はまた別として。彼とはしばらく音信がないのですが、彼もこの1/1ガンダムを見ているでしょうか。下から見上げると気持ちガンダムのほうが高い気がします。気のせいかもしれません。打越橋が18メートルというのも小さい頃聞いた話しで正確ではないので、もっと低いかもしれません。
 何分間隔かでガンダムの全身から水蒸気が噴射されます。3日前あんなことさえなかったら素直に見られたでしょうが、冬弥には
「ガンダムが火事!」 としか見えませんでした。それどころか公園内には1/1ガンダムを囲んでぐるっと出店が出ているのですが、漂ってくる焼肉屋の煙とその焦げ臭い匂いにすらビビるようになってしまいました。煙は軽くトラウマです。火事で怖いのは炎でなく煙ですよ。マジで。
 でもこれは見てよかった。興味があるならこれは見ておいて損ないでしょう。いいもの見たー。その後たこすさんたちとファミレスでダベりながら楽しく過ごし、ちょっとだけストレス発散できたのでした。

日光 華厳の滝
↑ミク、:華厳の滝へ行く
09/5/6(1) ミク、日光・鬼怒川へ!

 あー、また1ヶ月ほっぽらかしです。ゴールデンウィークは冬弥は今日までの6連休、しかし直後の週末土曜日に出勤なんですがね。
 そんなわけで、ゴールデンウィークは2日〜4日にかけて毎年恒例の偽北シリーズで友達と旅行に行ってきました。今年も場所は去年行った
日光です。と言っても今回のメインは鬼怒川周辺で、鬼怒川ライン下りやミニゴルフレーシングカートサーキットでタイムアタックなど楽しんでまいりました。そして日光は去年行くことができなかった華厳の滝・中禅寺湖など奥日光をまわってきました。もちろん温泉も鬼怒川温泉川治温泉奥日光温泉と3日間いたせりつくせりコースでゆったりしてきました。まぁ日ごろの疲れをとりに行ったのか、より疲れに行ったのかはさだかではないのですが、それはいつものこと。今年のゴールデンウィークはETC助成と料金値下げの影響で高速道路がすごく混雑して渋滞は避けられないだろうことはある程度覚悟しての旅行だったのですが、まるで反対でほとんど渋滞にはまることもなく実に快適に移動することができ、楽しんでまいりました。東北道は比較的渋滞は少なかったようですね。関越道や常磐道などはモロ混みみたいでしたが。高速道路の渋滞よりむしろ日光市街の東照宮へ向かう周辺の道の渋滞のほうがよっぽどひどかったですね。まぁ、あそこはいつものことですけど。この日光旅行の旅行記は…いや、書きたい気持ちはあるのですよ。でもなんつーか書いてないわけで、ハイ。一応箇条書きで書き留めてはいるのでいつか書かれることがあるかもしれないと思います、ハイ。

お食事処 魚啓
↑ミク、魚啓に行く
09/5/6(2) ミク、御殿場・沼津へ!

 ゴールデンウィーク前、もうかれこれ2週間以上たってしまいましたが、さる4月19日、同人サークル『Project YNP』さんの同人ゲーム『新世紀GPXサイバーフォーミュラSIN CYBER GRANDPRIX 2(+ブーストパック)』のレーサー達による第3回オフ会とも言える、サイバーフォーミュラとは一切関連性がない『かき揚げオフ』に御殿場まで、レーサー5人で行ってきました。1台の車で(笑)。これは御殿場にある『お食事処 魚啓』なるお店のかき揚げが常識外の大きさであることがオンラインロビー内で一部レーサー達の間で話題になり、これを食すべくそのためだけに出かけることになったのでした。参加メンバーの関係上、湯河原駅に集合。天気は気持ちよく晴れ。富士山を見ながら御殿場までゆったりドライブ気分です。さて、ちょっと迷ったりもしましたが『魚啓』到着。 やはり人気の店なのか昼時でもあったのでしばらく待たされました。待っている最中に、その例のかき揚げの定食を食べている人がいて見てみたんですが、噂にたがわずでかい。まさに常識外。なんだあのビデオデッキ2個重ねたぐらいの大きさは。
お食事処 魚啓
↑ミク、かき揚げを食べ損ねる
いや、食べる前から胃もたれがしそうです。仮にそれがよほど美味しいかき揚げだろうと、飽きるのすごく早そう。そして実際それがそんなに美味そうに見えたかといえば…。その人もほとんど食べられずにお持ち帰りのポリ袋に詰め始めました。…これは各自他に食べたいものを選んで、定食でなく単品でかき揚げだけを1つ頼んで5人でつつくことにしました。ようやく席が空き、いよいよ注文。しかし肝心のかき揚げは作るのに1時間かかるというのです。これでは頼んだものが食べ終わった後にかき揚げだけが出てくるということになり、さすがにそんなに待ってられないのとかき揚げはあきらめることに。…かき揚げを食べなかったらいったい何しにここまで来たんだ…という思いに囚われてなりません。そして冬弥はサーモンいくら丼を頼んだのですが…実にありきたりでつまらない選択をしたんじゃないかと食べながら後悔していました。かき揚げの異次元の巨大さを差し引くと、『魚啓』という店は別段普通の海鮮屋さんだという印象しかなく、特別なものは何もないというのが正直な印象でした。意地でもかき揚げを頼んでおくべきだったとも思いますが、我々より後に座った隣の席の人がやはり1時間待ちという店員の言葉にも怯まず注文しようとしていましたが、「厨房に聞いてみますね」と言って店員が奥に引っ込んだとき、お連れの人が「ああ、作りたくないのね・・・」とつぶやいていました。冬弥もそんな印象でした。
天城ループ橋
↑ミク、トルネードバンクに行く
さて、『魚啓』を出て、結局目的を果たせずじまいでなんともやるせない気持ちになって、これからどうしようと言うことになりましたが、なにしろただ昼食をとるだけのオフですから、これからのことを何も考えていません。なにかレジャーを求め富士五湖、芦ノ湖などいろいろ検討されますが、なぜか伊豆半島天城峠のループ橋を見に行こうということになりドライブと洒落込みます。天城峠でわさびソフトクリームを食べたり浄蓮の滝を見たりといろいろ寄り道しながら、そんなこんなでトルネードバンクです。サイバーレーサー達のオフなのでこれで少しはサイバーらしさを演出。といっても下って真下の町営駐車場で写真とって上ってきただけですけどね。さて、この時点でもう日が翳りだしていました。この後をどうしようかという話になり、下田でこれまたたらふく食べさせてくれるとんかつ屋『とんかつ一』で食べて帰る、もう一度『魚啓』に行ってやっぱりかき揚げにチャレンジなど色々案が出ましたが、一番現実的な沼津へ出て魚河岸で美味いもの食べて帰ることにしました。昼夜と海鮮ですが海鮮好きなので問題ありません。沼津魚河岸に到着し、道すがら検索かけて調べた『魚河岸 丸天』というお店に入ります。
魚河岸 丸天
↑まぐろぶつ切り丼とまぐろテールシチュー
ここも大きいかき揚げが売りのお店です。ええ、『かき揚げオフ』ですから。しかし、この店それだけでは終わりませんでした。冬弥はまぐろぶつ切り丼を頼み、かき揚げは単品で頼んで5人でつつくことにしたのですが、頼んだ料理がみな大盛りで何より美味しい。かき揚げは『魚啓』ほど巨大ではありませんでしたが、普通にみんなでつついて食べるならこれくらいがちょうどいいです。その他に美味しかったのは、これも単品で頼んだ「まぐろテールシチュー」でこれもボリュームがあって5人で食べてちょうどいいくらいでした。冬弥はこのときたまたま横浜ベイスターズのユニフォームを着ていたのですが、店員から「もしかして野球選手?」と声かけられました。どうやら過去にベイスターズの内川と高森が来店したことがあるらしいのですが、それにしてもこんなあからさまにプロ野球選手ですって格好してやってくる人がいますかね。しかもシーズン中ですよ。まぁいいですけど。すっかり満腹満足になって『丸天』を出て、ふと『魚啓』は何しに行ったのか…と思ってしまいました。みんな同意見で「また『丸天』に来ようぜ」ということで今回は解散になりました。まぁ結果オーライということで。たぶんもう『魚啓』には行かないだろうな…。

ねんどろいど エグゼリカ
↑可愛すぎる!!!
09/4/6 心のトリガー引きまくり

 さて、発売から1週間以上経ってしまいましたが、またエグセリカですよ。3月26日に
『トリガーハート エグゼリカ エンハンスド 限定版 ねんどろいど スペシャルセット 特典 ふらいんぐエグゼリカ付き』…ってめちゃ長いですけど、アルケミストよりPS2に移植され発売されました。とりあえずフェインティアとかは置いといて、個人的にこれの一番の目的はゲームそのものではなく、長い名前の後半部分。ねんどろいどですよ。このシリーズ、以前より可愛いなとは思っても特にほしいキャラがいなかった(もしくは欲しいキャラは売り切れプレミアで手に入り難かった)ため手に入れることは無かったのですが、それがエグゼリカで限定版特典となることを知って以来ワクテカして待ってました。原型、デコマスと徐々に情報が公開されていくたびに期待はどうしても膨らんでいきました。そしてようやく手に入りました。いや、これは可愛いぞ!! 驚異的に可愛い。そしてディフォルメされたフォルムでありながら作りも細かく、ユニットセットや随伴艦のプロポーションのよさ。塗装も綺麗ですばらしい。ねんどろいどって名前は粘土細工のようなヘタレた造形がむしろ可愛らしいという意味でつけられていたと思うんですが、これのどこらへんが粘土細工なのかと。初期のへたれセイバーあたりは確かに粘土細工っぽかったですが、これはもうとてもそんなレベルじゃない。360度回して見ても隙がないデキと可愛さ。足はユニット装備状態と素体状態が付け替えで選択できる芸の細かさ。しかもまがりなりにも首手足が可動してポーズが取れるアクションフィギュア。なにはともあれアルター版とトイズワークス版と対比。
ねんどろいど エグゼリカ + アルター版ねんどろいど エグゼリカ + トイズワークス版
↑アルター版&トイズワークス版と
 いや、可愛い、可愛すぎる。アルター版をそのまんま小さく可愛くしたかのようなすばらしいデキ。ちなみに表情は3種類でニッコリ笑った顔は眉毛が紺色ではなく黒で描かれていて、エグゼリカ以外の他のねんどろいどに転用したとき違和感が少ないように工夫されているなと感じました。くぅ、ねんどろいどミクが欲しぃ〜。
 さて、ねんどろいどばっかりではなんなのでゲームのほうもプレイ。しかしテレビ画面なのでにじんで見難い見難い。しかもテレビを縦画面によっこいしょするのはとんでもなくめんどくさいので我慢して横画面。おかげでさらに見難い。なんでPS2はディスプレイに繋がりませんか?…新しいテレビはよ買わな…。さて、まずはさっくりとストーリーモード4回終わらせます。なんで4回かって?それはトゥルーエンドとノーマルエンドでイベントシーンのCGが違うので1回のプレイではCGモードでCGが埋まらないのです。
STGでCG埋めかよっ!と思いましたが、仕方なく2度目はわざと6面フェインティア前でやられコンティニューしてノーマルエンドCGを回収しました。後2回、わざとやられてノーマルエンド見ないと…。まぁちょっぴりネタバレすればストーリーモードはDC版ですね。しかしちょっとプレイして思ったのですが、アンカー投げて処理落ち、拡大して処理落ち、ボム撃って処理落ち、ボスが出てきて処理落ち、弾幕張って処理落ち、得点アイテム集めて処理落ち、もうとにかく処理落ち。確かにアーケード版でも処理落ちしました。ほぼベタ移植のDC版もアーケードと同様の処理落ちをしました(それゆえ移植度が高いのですけど)。しかし今回はそれら以上に処理落ちしまくりです。まったく処理落ちしせず細々とアレンジ・調整されたXBOX360版がシューティングとしては一番完成度は高いでしょうね。おまけに安いし(重要)。それは移植したアルケミストもわかっているようで。「STGとしてはアーケードや他の移植で既にプレイしている人もいるので今回はあえてイベントシーン等その他の部分にこだわりました」みたいな開発者コメント記事をどこかで読んだ。つまりは今回はよりギャルゲー寄りなゲームを目指したようです。まぁ確かに自分もキャラクターから入ったクチですし、こんなゲームで硬派気取ってもまるで仕方ないのですが、一応STGとして割と真面目にプレイしているもので。それにこれが初めてって人が大多数だと思うな、知名度から言って。そして個人的感想ですがストーリーモードは1回やったらもうご馳走様だろうなと思います。ステージ間のデモはともかく、ボス変形時にいちいち画面が止まって台詞出されるとさすがにイラつきます。この辺はSTGとしてのテンポを大事にして欲しかったですね。新キャラのフェインティアですが、ツンデレーザーが強過ぎです。ロックオンショットの集中連射よりも強力で見る見る間にボスのゲージが減っていきます。しかも使いやすく得点が稼ぎ易い。アーケードでいたら違いなく1番人気でしょう、水樹奈々だし。その他の既存キャラも声はすべて新録なのですが、クルエルティアの声が妙に可愛くなってました。前はもっと男前だったのに(笑)。しかしこれはこれで。さて、なぜ買ってきて即日ストーリーモードをトゥルーエンドだけですが終わらせてしまったかと言えば、この翌日「バルドスカイ」が発売されたのですよ。このバルドシリーズはまず間違いなく寝食忘れてハマるのでその前に…というわけでした。事実、発売日以降バルドにどっぷりです。落ち着いたらノーマルエンド2つ見よっと。

 さて童さん、そろそろ続編新作をお願いします。焼き直しももう限界でしょう。『エグゼリカ2』ですよ。


横浜ベイスターズ 鈴木尚典
↑そして最後の打席へ…
横浜ベイスターズ 鈴木尚典
↑ありがとうタカノリさん
09/3/22
鈴木尚典 18年間にお疲れ様でしたう!
駆け抜けるダイヤモンド 両手を高くあげ
轟き渡る歓声が 君の胸を焦がす

 今年最初の横浜ベイスターズ観戦に横浜スタジアムへ行ってきました。オープン戦ではありますが、今日は特別な日でした。それは昨シーズン現役を引退し、今はベイスターズ2軍の湘南シーレックスのコーチをしている
鈴木尚典選手の引退試合なのでした。タカノリさんはやっばり98年優勝時の立役者。最後の姿を見届けるべくスタジアムへ。そういえばこの前スタジアムに来たときは、「琢朗から『ありがとう』の会」だったなぁ…。あれからもう4ヶ月たったか…早いもんだ。また誰かを見送るために足を運ぶとことになるとは。おりしもワールド・ベースボール・クラシックで我らが村田修一が負傷し途中離脱、準決勝を前に無念の帰国、今シーズン開幕も絶望という、客観的に考えれば、ただ身内でもなければ知り合いですらない一プロ野球選手が怪我をして野球ができなくなったというだけで冬弥個人の生活や人生には何も影響を及ぼさないというのに、自分でも驚くほどかなり深刻にガッカリしょんぼりしている時にタカノリさんの引退試合が重なるとはなんとも泣きっ面に蜂というかなんというか複雑すぎる心境です。しかもスタジアムに出かけようと家を出ようとすると雨が降り出しました。くっ、確かに今日は雨の天気予報だったけど降るのは18時以降っていう話しだったじゃないか。しかしこんなことで怯んでなど…いや怯んだけど、怯んでなどいられません。傘をさして出かけます。とりあえずスタジアムまで自転車で行こうとしていた目論見はもろく崩れ徒歩で。歩くと家から15分くらいかかるのでちょっとめんどい。でも15分で行ける距離。途中モスバーガーで昼食を買い込みスタジアムへ。まず入ってすぐ売店へ。「ポンチョのLください」もう傘などさしてる場合じゃない。そして内野自由、こんな時じゃないと座れないバックネット裏寄りちょっとライト側、ベイブルーシートに座ります。うーん、ファースト佐伯よりもホームベース寄りに座ったの久しぶりだよー(笑)。しかしおりからの雨の勢いは衰えず、雨の中モスチキンなど食べてプレイボールを待ちます。そしてスタメンが発表されますが肝心のタカノリさんがいない…。スタメン登録で最初の打席だけで守備で交代させられると思ってたのに、さてさていつ出す気やら。そしてプレイボール、雨は止むどころか勢いが増してきました。しかも風が結構強くてグラウンド内で雨が巻いています。先発寺原が投げにくそうにランナー背負いますがどうにか切り抜けます。そしてついに3回、仁志の打席に代打「鈴木尚典」。いよいよ来ました。スタンドが盛り上がります。今日の一番のメイン。最後の盛り上がり。最後の応援歌。これを歌うのも最後。「ターカーノーリー!」 背番号51に向かって冬弥も精一杯叫びます。他の選手たちが今年から新しくなった新ユニフォームを着ているのに対し、タカノリさんだけは去年までの見慣れた、しかしもう古いベイストライプのユニフォーム着ているのを見て「ああ、もう『今』の選手じゃないんだぁ…」というのを改めて思い知らされているようで寂しくなりました。そして歓声を受けたタカノリがグライシンガーの球をライトへ弾き返します。そのままライナーの打球は雨を裂きライトスタンドへ!!出来過ぎ!! とは思っても嬉しくてたまりません。そりゃジャイアンツ側としても、グライシンガーもタカノリさんに華を持たせてくれてるとは十分わかってます。オープン戦だし。ただそれだって打ち易い球を投げてくれていたとしても、それをホームランにできるとは限りません。ましてやこの日のために体を動かしてはいたでしょうけど既に現役を引退した身でよくぞ。逸って貫禄のセカンドゴロかと思って、それでも最後は100%で称えようと思ってたのに自らメモリアルアーチをしかもちゃんとライト方向に放つとはとはさすがハマの安打製造機。嬉しさあまって続くジョンソンにまでホームラン。そしてタカノリさんの1発が勝利打点となって、いよいよ雨脚が強くなってきた5回降雨コールド。いや実際、始まる前から降雨コールドはうすうす見えてました。それでもあえて強行、そして5回まで付き合ってもらったジャイアンツ&ジャイアンツファンにも感謝しなくては。そして雨の中シートの広がるスタジアムで引退セレモニー。「今日だけ選手に戻れて幸せでした」というタカノリさんにベイ選手みんなでライトスタンド前で胴上げ。ファンも応援歌の大合唱。冬弥も歌い納めとばかりに歌ってきました。お疲れ様でした、そしてありがとう、タカノリさん。貫禄のセカンドゴロとかタコノリとかいろいろ言ってたけどやっぱりいないと寂しいな。BBHでは今後も現役で使います(笑)。

 今年もベイスターズファンサイト、蠍の棲む崖。蠍の棲む崖は村田修一を応援しています。

09/3/15 みるみる変わる姿こそ

ボークス ドルフィードリーム エスカレイヤー & クレイズ版 & アルター版
↑雄々し勇まし 萌えるエスカレイヤー
でも分身合体はしません

 また来週にでも、とか言っときながらもう3週間たっちゃってますよ。さて、去年末の冬コミにて予約した受注生産の
ボークス ドルフィードリーム『エスカレイヤー』が届きました。エスカレイヤー、好きなんですよ。こんなアクション向きなキャラクター、個人的にアクションフィギュアで出てほしい物のかなり上位にいます。なのでこれの発売を知った時は「ドールか…、だが、これはこれで欲しいかも…買うか!」とすぐに思ってしまいました。値段を見るまでは。怯みました。やっぱりドールは高いよね。アホみたいに高いよ。正直かなり悩む時間がありましたが結局年末の有明でボークスのブースに並ぶ冬弥の姿が見られましたとさ。ボークスのドールは後々もし欲しくなったとしても場合によって定価の倍以上するとんでもないプレミア値でオークションで落札するしか買えなくなるので、そうなるともうあきらめるしかなくなるので買わずに後悔よりは買って後悔ということで一念発起。ドールはむかーしちょいとだけ手を出したこともありますが(激センチ最前線がその名残です)、結局その道に入り込むことはありませんでした。今回、初の60cmドール購入ということになるのではありますが、やはりこのままドール者になるというわけではなく、冬弥にとっては髪がウィッグの毛髪であとはちょっと大きいくらいの違いで、これもfigmaやリボルテックなどのアクションフィギュアの延長の感覚です。
 しかしこれは大きい。大き過ぎ。
すごく大きいです。「ちょっと大きいくらいの違い」などとどの口が言いましたか、まったく。あまりの大きさに箱から出しながら思わず笑いが漏れます。せっかくなのでいろんな物と対比させてみます。これに匹敵するのはジャンボグレードのZガンダムくらいでしょうか?あれもあったらいいなー程度で欲しくはあるのですが値段とデキがしょんぼりなので未だに手に入れてません。もし手に入れたらずっとウェイブライダー形態にして飾って二度とZガンダムにすることはないでしょうけど。閑話休題。
ボークス ドルフィードリーム エスカレイヤー & アクエリアスボークス ドルフィードリーム エスカレイヤー & スコープドッグターボカスタムボークス ドルフィードリーム エスカレイヤー & リースリット・ノエルさん
↑アクエリアス ターボカスタム リースリットさん
 さて、とりあえずの感想としては、ちょっとばかり期待しすぎた感があるのが否めません。それは冬弥がこれをドールとしてではなくアクションフィギュアの延長として見ているというのあるのかもしれませんが、それでも6万円に手が届こうかという値段に見合った内容かというとちょっとうーんって唸ってしまいます。悪くはないんですけどね。顔に関してですが、これは前もって雑誌で見たりコミケで現物を見たりしたときに既に思っていましたが、ぶっちゃけあまり似てません。ですが、似てないといえばそうですが似てないだけで顔は可愛いくて好みなのでこの点は気に入ってわかって買っているのであえて不問です。写真の写りが悪くてよくわかんないかもしれませんが可愛い顔してますよ。しかし問題は体の部分。素体のダイナマイトボディというやつですけど、おしりがゴツくて可愛くないとか胸がやっぱり不自然かなとかそんなことはどうでもいいんです。間接の可動部分が狭い。とらせたいポーズがうまくできない。ボークス ドルフィードリーム エスカレイヤー ぽろり寸前の胸これはここ最近のアクションフィギュアの可動の広さを見てきてしまっているからでる不満なんでしょうか。いや、でも1/6スケールのドールのボディはかなり可動範囲あるし、かなり自由にポーズ取らせられるのに、このスケールでこの可動範囲の狭さは何?特に肘関節が90度弱くらいしか曲がらなく、しかも外側を向かないため取れるポーズがかなり制限されます。この値段でこの程度なの?という落胆がやはりありました。ぐりぐり動かしてポーズとらせて遊ぶ、というのにはちょっと向いていないか…。やはりドール者とは視点が違うんでしょうかね。後は衣装の作りですか。確かに1/6スケールに比べるとサイズが大きい分作りがよいのですが、それでもところどころ気になる部分があります。中でも特に目立つのが首元です。青い襟の部分と首の黒い部分の間に素肌が見えてしまっています。アルター版エスカレイヤーここは首部分と同じく黒くなくてはならないのですが首下からすぐ胸が開いてしまっているためこうなってしまっています。あとは髪飾り部とその周辺の髪型ですか。実はここ、ドールになると知って「あれはどうするんだろ…」と一番気になっていたところでした。エスカレイヤーは結構髪型凝ってまして、これを再現しようとするとすごくがんばらねばならなくなり、このドールでも残念ながらそこまでは再現しようとは考えられていないようです。アルター版のフィギュアの写真ですが髪飾りの下あたりでひと房束ねられています。これがちゃんとウィッグで再現されていたらされていたらで髪留めが大変だろうな…解けさせたら二度と綺麗にまとめ束ねる自信ないや…さすが二次元とソレを言っちゃお終いですか。まぁ衣装の細かい設定との多少の違いはあったとしても衣装の作りそのものが悪くなければそれほど文句もありませんでしたが、ちょっと顔をしかめたのがグローブ。まったく手の形が違う!グローブだけ見ると子供の落書きみたいな形してますよ。これじゃうまく手にはめることなんてできやしない。しかも指の部分が全然短すぎて手にまるで入りきらない。親指と人差し指の間なんてまるでカエルの水掻きみたいになってますよ。これはひどくない?これでこの値段なの?って一番思った部分でした。やっぱりこの大きさで手袋の形をちゃんと裁縫するのは難しいんでしょうかね。それにしたってさ…と思って仕方ありません。そのほかパルシオン(エスカレイヤーの武器)が腰に差したままの固定で手に持たせられなかったりとか、パルシオンの腰の固定がプラプラだとか、腰の白と黄色のリボンがもう少し長くても良かったかなとか、胸のカップの部分がギリギリパツパツなのはとてもよいと思うのだがもう少し立体的にちゃんとできていれば真ん中のピンクの部分が引っ張られずにかっこよかったのにとか色々と思うところあります。そしてこれらの問題のそのほとんどが材質が布であるがためにプラモデルやトイ、フィギュアのように改良や改造が容易ではないというところがまた悩ましいところです。
 いろいろ文句たれましたが、すべては値段です。これだけ大枚払うんだからそれなりのデキであってくれよ、という思いがちょっと外れた結果です。でもこれはこれで気に入ってます。少なくとも間接が稼動してアクションのできるエスカレイヤーがやっと手に入ったのですから。服も着替えられますしね。…これ用の別の服を買うかどうか甚だ疑問ですし、高かったんだから気に入らなかったら目も当てられないってのもありますけど、そういうのが値段で決まるというのも釈然としないなぁ。しかし大きい…。

09/2/22 プロテッサーさん、ドームですよドーム!
リボルテック千早&律子&雪歩
↑ドラマーがーはじまるー
 PSPだとやる気100倍!アンパンマン!!つーわけでアイマスですよ。
19日にPSP版
『アイドルマスターSP』が発売になりました。特にソニー信者というわけではないと思いますが(PS3は毛ほども買う気ありません)、マイフェイバリットマシンなんです、PSP。稼働率はダントツに高いですね。ニンテンドーDSの埃のかぶり方といったらもう…。実際、特別アイマス大好きー!というわけでもない冬弥はPSPでなければこんなにも能動的には動いていないでしょう。アーケード版はBBHの待ち時間の合間に始めたんだし、XBOX360版のアイマスは実は貰い物だったりするし(そのお返しを今回しました)。やはり自分の中でゲームをやるにあたり手軽さという部分は現状かなりのウェイトを占めますね。XBOX360版は三浦と春香しかクリアしていません。まぁこのPSP版が出るとわかった時から、こちらのためにプレイせずにとっといたというのもありますけど。始めは『パーフェクトサン』『ミッシングムーン』の2つだけを買う予定でしたが最終的に『ワンダリングスター』までも買ってしまい、この際だからゆっくりとアイマスにハマって見ようかなと思います。 とりあえずアーケード、XBOX360版ではまず最初に三浦をプロデュースしたので、今回は千早から。1回ストーリープロデュースを終わらせたところでの感想は、画質とプロデュースできる人数が1人だけに減った点はXBOX360版のほうが良いところですが、それ以外の部分では細かくプレイしやすく改良されていて、なかなか優良移植です。営業とレッスンを1日でやりたかったんですよ。ストーリープロデュースもこれを新作として楽しませてくれる要因です。こりゃXBOX360版はいよいよプレイしなくなっちゃうな…。あと強いて言えば、3本のソフトをメモリースティックにインストールして、起動用にどれか1本のソフトがあれば3本ともプレイできるようになってれば完璧でした。それしてもこのソフトの売り方は冬弥にとってはどうしたって某『スポーツ編 〜校庭のフォトグラフ〜』某『カルチャー編〜木漏れ日のメロディ〜』を思い起こさずにはいられないですね。他同意権者多数と思われます。
 で、22日に仲間内でアイマスOFFをこじんまりとやりました。PSPで仲間で集まってゲームするっていうと大体はモンハンだったりガンダムバトルシリーズだったり、今だったらディシディアだったりするんでしょうが、わざわざ集まってまでやろうというゲームは我らはアイマスです。まぁ想像に難くなく名刺交換とオーディションを2回やっただけてご馳走様な展開になるだろうと思いつつやっぱりそんな感じにはなってしまいましたが、こうでもして多少強引にでも機会を作らないとまず通信対戦などはしないだろうな、と。時期が遅くなればなるほど「やろう」と言ってみんなが乗ってくれる可能性は低くなるな、と。なのでみんなほとんど始めたばっかりでほとんど進んではいないのではありましたが集まってプレイしてみました。で、意外と盛り上がってなかなか楽しいオフでした。まぁ同好の士が集まって新鮮なネタがあればそれだけで楽しめるっつったらそれはそうなんですけど、PSPを3つ並べて同期したステージを見ると嬉しいものです。一応発案者としては体裁を保てたぶんよかったです。まぁ、その後またもステーキ食べに行ったりしたわけですけど。
 しかしXBOX360版の時はなんも感じなかったのに、今回無性にときメモ3したくなるのは何故だろう…。

 あ、ドルフィードリームエスカレイヤーが届きました。そっちはまた来週にでも。

スコープドッグ & はやて
↑年明けていきなりコレかよ
09/1/18 迎春・謹賀新年

 あけまして
   おめでとうございます。

 年も明けてもう3週間近くになろうという頃ですが、今年もゲセキマコ・プロジェクト、そして蠍の棲む崖をよろしくお願いします。

 17日、公開された劇場版
『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ』を観て来ました。これは全12話のOVAを劇場用に編集したもので、新作カットも最初と最後に入りましたが基本OVAの総集編です。内容も当たり前ですが変わってません。新訳とか言ってラストのラストを差し替えてきたりなんてしてません(笑)。冬弥はこのOVAシリーズを最初の1話だけを発売時に観てから、2話以降は12話揃うまで観るのをガマンして、時間を作って一気に観きったので、劇場版になったときあの長い時間をどう120分でまとめるか気になってました。で、感想はといえば必要であるべきシーンと見たかったシーンが短い時間内に凝縮されて、カットされても仕方ないかなと思える部分が切り取られ、足りない部分を字幕や解説やモノローグに頼ることなく、よくできた総集編だったと思います。以前観た『∀ガンダム』の劇場版前後編2本はアレはTVシリーズ観ていない、どんな話しなのかわかってない人にはワケワカでしたからね。まぁ全50話のテレビシリーズを120分×2本にまとめようってんですからスカスカになっちゃうの仕方ないっちゃそうなんですけどね。その点で新訳のアレも面白かったかというと微妙だったな…。あとはこの劇場版はシナリオの編集と映像面はよかったのですが、音楽面がちょっと気になったかな。それは主題歌の『鉄のララバイ』『バイバイブラザー』が劇中使い回されすぎな上にぶつ切りだったり途中で切れたりで、なんでOVAの時と同じBGMを使わなかったのかわかりません。あまり効果的な演出として使われていたとは思いませんでした。劇中に各1回だけ効果的に歌が流れたらかっこよかったと思いますが…。総合的にはよかったと思います。
 そうそう、この映画を観る前にパンフレットを買おうと売店に行ったら、なんとパンフレットなんてものは存在しないじゃありませんか。うわ、始めから作る気なんてなかったのか、作ろうとしても作れなかったのかどっちなんだ…。
 で、今日の写真はこれかよ。

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