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2日目 〜02年4月28日〜
朝、目覚めます。みんな意外としっかりしてます。
冬弥は目覚めに寝ぼけて詩織を探してしまいましたが。
とりあえず朝食、バイキング形式です。
なぜか冬弥、わけもなく冷奴が好きなんだ。
千個は食えませんが、「はまゆう山荘」に来たら最低一食五個は食べます。
つーか、豆腐ならみんなそれくらい食べられるでしょ。食べないだけで。
納豆と豆腐と味噌汁という大豆メインで構成された朝食をいただき
昨日のように車酔いなどという情けない姿をさらさないようエナルジーを補給します。
そう、今日こそは秋名のダウンヒル・ヒルクライムなのですから。
だったら昨日はさっさと寝ろよ、とか言われそうですが。
さて朝食後、部屋に帰ってきてさっそく外に遊びに出かけるかと思いきや
リーフファイトのデュエルが始まってしまいます。
まぁ、Ver.3発売後のはっぱ合宿も兼ねてますから。
綾香はメガネをかけると可愛いと思うの。フレームレスの。
いえ、賢い綾香デッキは昔の話です。
さて、リーフファイトが一段楽した11時ごろ、本日の行動計画が発表されます。
今日は本旅行のメインである伊香保温泉へ行くわけですが
そこで一日ずっとつぶせるわけでもなく
なのでまずは、一昨年行った吾妻渓谷で遊んだ後
3時ごろ伊香保温泉到着を目処に出かけます。
本日のドライバーはPUUちゃん。
吾妻渓谷へ向かうルートを検索中、「鳴瀬」なる地名を発見し
ことのほか大喜びのPUUちやん。
その鳴瀬を経由してエスティマは今日も軽快に走ります。
そして鳴瀬を過ぎて吾妻渓谷へ向かう途中に
一昨年見た偽ピカチューの絵を発見します。
わざわざ車を止めるほどでもなかったため通り過ぎてしまいますが。
そしてほどなく吾妻渓谷に到着。
一昨年も来た遊歩道を戻るルートで散策。
早速てっちゃんとコーチが横道にそれます。
そして2人は落ちたら絶対死ぬ断崖の上でポーズ。
ぱしゃっ!
さらに渓谷にかかる赤い橋の上で記念写真…のはずが
コーチのデジカメが1分間の動画記録が可能なことに
いつの間にやら「スペースチャンネル5」のバカムービー撮影会に。

みんなでなんでか真剣に打ち合わせ。
ほかの観光客が来るたびその人たちが過ぎるのを待ち
何度かのリハのあと何とか撮影終了。最近のデジカメは便利だね。
結局、遊歩道はその赤い橋までで引き返して
再び車を走らせ、またも一昨年てっちゃんが
川辺で○理勝者になった沢まで下ります。ですがなんか汚い。
岩も黄色く変色してるし、なんか臭います。
早々に引き上げます。
さて、いよいよ伊香保温泉へ向かいます。
ナビによると、ここからだと
「秋名の峠」を通らなくても伊香保にいけるようです。
それじゃ、意味がないんじゃーい!!
どうにか秋名のダウンヒルをするため、まずは榛名湖を目指し
PUUちゃんにはがんばって細い山道を登ってもらいます。
そして榛名湖畔で冬弥はにじむーに無理言って
ナビシートを譲ってもらってもらいます。
さぁて、いってみよっかぁー!!
がんばれPUUちゃん。インターネットランキングだと
秋名の下りは上位はだいたい2分55秒くらいで下ってくるけど
エスティマでは誰もアタックしてないから
車種別コースレコードはすぐにでも更新できるぞ。
チューニングポイントがっぽりでウハウハだ。

ダウンヒル、GO!
BGMは「DON'T STOP THE MUSIC」。
うわー、伊香保温泉の看板だー!

おおー、これが溝か!落とせー!
スケートリンク前ストレートだー!

5連ヘアピンだー!

温泉街が見えたー!

ゴールだー!
うわー、ほんとゲームまんまだー!
はしゃぎまくる冬弥とPUUちゃん。
EUROのリズムにチョー燃え。
下ってるまでに「DON'T STOP THE MUSIC」
「HEARTBEAT」「SPACE BOY」の
3曲を聴いていたわけだから15分くらいかかってますか。
でも車種別コースレコードには変わりません。たぶん。
さて、ゴール地点を過ぎ、目的地、伊香保温泉です。
どこに車を止めようか迷ってくるっと一周してから
ゴール地点脇の駐車場に止めます。
2時間までタダ、しかしそれを過ぎると有料の駐車場。
しかし監視員がいません。どうやって判別するのでしょう?
まぁ、どうせそんなのハツタリです。気にせず遊びに行きましょう。

とりあえず石段街を上りつつ伊香保露天風呂を目指します。
来たかった石段です。いかにも温泉街といった雰囲気です。
石段両脇に並ぶ店も風情があっていいものです。
 
伊香保神社にお参りのあと伊香保露天風呂に向かいます。
やっぱり露天風呂はいいなぁ。こういう観光地の共同浴場は狭いけど。
狭くてもいいから人が少ないといいなぁ…なぁんて。
とはいえ、草津の西の河原温泉はただっ広いとはいえぬるいからもうPASSさ…。
冬弥、風呂上りに弱いのにアルコールなんかいれちゃいます。

…あーもーいー気分。

風呂上り、縁側座ってたこ焼き食べたり

お土産屋でできたて湯の花饅頭を食べたり

お土産買ったり。
温泉地の観光はこうでなくっちゃ。
と、とあるお土産屋の陳列棚に

ロンパールームの謎アイテムが。
いったいこれはいつ頃からこの店頭に置かれているものなのでしょう。
久三商店も真っ青です。
また、とあるお土産屋で飼ってるにゃんこがとても愛くるしく
冬弥とコーチはお土産そっちのけでそのにゃんこの写真を撮ります。
 
うわー、めんこい。名雪ちっく。
さて、伊香保の温泉街で買えると思っていた
頭文字D関係お土産がここでは一切売っていなく
帰り道にもう一回榛名湖の売店によって行こうと考えましたが
時間も遅くもう閉まってると思い断念。結局買って帰れませんでした。
…後日、アッサリ手に入っちゃったりしますが。
さて「はまゆう山荘」に帰るルートも秋名の峠です。
当然上りもエスティマでは誰もアタックしていないので
車種別コースレコード間違いなし。
上り下りでだいぶチューニングポイントを稼げそうです。
一気にマフラー交換ぐらいまでできそうですね(レンタカーだっつーに)。
ヒルクライム、GO!
うわー(以下略)
下り同様、クルマの前座席2人だけ異常な盛り上がりを見せています。
と、上がってきてすぐ、PUUちゃん、後ろの車にビビります。
「FD来てるしー!」
後ろを見れば赤いRX−7があおりくれています。
「上等じゃねえか、コーナー2個も抜けりゃ
バックミラーから消してやるぜ!」
そしてコーナー2個目でバックミラーから消えました。
さっさパスさせたのでバックミラーから確かに消えています(笑)。
そのFDは我々を尻目にぐんぐん上がって行っちゃいました。
そのあともエボIIIとか怖いクルマが後を追ってきたりしましたが
「秋名の峠」を抜ければあとは普通にドライブドライブ。
「はまゆう山荘」に帰りつき夕飯です。
夕飯後はまったりモード。
PUUちゃんはあっさり就寝モード。
慣れない大きな車でみんな乗せて峠を攻めたんで
精神的にかなり疲れていたようです。
冬弥は、てっちゃん、コーチと風呂に入りにいきます。
と、脱衣所へ入って浴衣を脱ごうとしたとき、ふと見ると
てっちゃんは浴衣をはだけると、ふぁさっと浴衣は落ちて
なんとその下は全裸でした。
昨日、風呂に入るときに浴衣の本当の意味と
服の脱ぐのが面倒くさいとか話していたてっちゃんは
「いち早く風呂へ…」とか言いながらさっさと風呂場へ。
冬弥は、思わず『痕』のちー姉ちゃんのえっちシーンを思い出して

かなりブルーになります。
その後、風呂場にて。
冬弥が頭を洗っててふと横を見ると、隣でてっちゃんが
「はまゆう山荘」備え付け使い捨ての
ビニール袋に入った歯ブラシと格闘しています。
風呂場で歯を磨く人は少なくありませんね。
で、てっちゃんですが手が水や石鹸で
すべってビニールが切れず開けられません。
見ていた冬弥にてっちゃんが気づき
すっと歯ブラシの入った袋を手渡します。
「開けてくれ」目がそういっています。
冬弥も正攻法でビニールを破くことを試そうとしますが
頭洗っててシャンプーが手についてるので
結局すべって切れなさそうなのは変わらないと考え
そこでストローを袋から出すときのように
歯ブラシ自体にビニールを押し破り出てきてもらう方法をとろうとしました。
結構力が要るだろうと力をこめようと、ひざに当てて力をこめようとした瞬間
あっさり袋を突き破り歯ブラシが顔を出しました。
そのあさっり具合に冬弥もあっけにとられ、すっと無言でてっちやんに返します。
さっきまで苦労して格闘していた歯ブラシ袋をあっけなく開けられて
ただ無言で受け取ることしかできないてっちやん。
ワンテンポ遅れて冬弥の爆笑が浴場に響きました。
そのあとはてっちゃんとコーチとで色々な話をしつつ、かなり長風呂でした。
冬弥も、もし将来クルマを買うことがあったら
180SXはやめようと思ったりしました。
3人と入れ替わりでかるちゃんがお風呂へ。
コーチはぐでっと布団に横になりテレビでF1観戦。
にじむーと冬弥はリーフファイト。戦績悪いなぁ…。
かるちゃんが風呂から帰ってくると
UNOを模した『ToHeart』のカードゲーム『ブランニユーコート』で
F1観戦を終えたコーチも混ぜて5人で遊ぶことに。
そして、こういう旅行では恒例となった屈辱的バツゲームとして
翌日1日を4位は2位を
「お兄ちゃん(注:呼び方は12通りから選択可)」
と呼び、最下位はトップを
「ご主人様orだんな様」
と呼ばなくてはならないルールとなる。
誰しも3位になりたいと思いながらもゲームは進み
にじむーの悪辣な攻撃により
このゲーム初心者であるコーチと冬弥が順当に4位、最下位となり
めでたくてっちゃんとかるちゃんが「ご主人様」と「お兄ちゃん」になった(笑)。
あの…、このゲームやるときの座り位置は非常に重要かと…。
冬弥は、敗北感に打ちひしがれつつ眠りにつくのでした。
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