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1日目 〜05年4月29日〜
『偽北ファイト』。
なんだか『ウルトラファイト』みたいなタイトルですが
毎年恒例となった『偽北へ。』シリーズである
群馬県は倉渕村へ今年も遊びに行くことになりました。
といっても倉渕村へは毎年お世話になる『はまゆう山荘』に泊まりに行くだけで
実際に遊んだり観光する場所は違うところなのですよね。
で、今回のメイン観光地となるのは
コーチの発案企画による2日目に行く四万温泉。
NHKで現在放送中の連続テレビ小説『ファイト』の舞台となっている所です。
その『ファイト』は四万温泉のほか
3日目に行く『伊香保グリーン牧場』でもロケが行われており
そんな妙なつながりから今回の旅行のタイトルは決まりました。
もっとも、旅行参加者の誰一人として『ファイト』を観てはないのですが。
蠍の棲む崖は一応ときメモをメインとしたゲーム系サイト。
そんなこだわりから、今まで『偽北へ。』シリーズを始め
『ライジングサマーバケーション』シリーズなども
ゲームネタでの旅行記のネーミングをしてきて
今回も可能な限りゲーム方面のネーミングをしたかったのですが
ネタが浮上しませんでした。
『ゆきさそり』のように
現地に行ってから旅行のタイトルが決まったパターンもあるので
旅行中、色々なタイトル案が模索されました。
『ふたりは偽北MaxHeart』とか
ノリだけで意味はまるでわからない
しかもやっぱりゲームネタじゃないものまで候補に上がりましたが
最終的に『偽北ファイト』に決まりました。
くだらないといえばくだらないことなのですが
個人的には凄く大事にしたい部分です。
なのでゲームネタにできなかったのは今でもちょっぴり心残りです。
まぁ、それはさておき。
今年は参加者の7人のうち
諸事情でPUUちゃんが1日目の夜から、パパが2日目の夜からの途中参加。
よって全日程参加はにじむー、冬弥、峨畿棉、かる、コーチの5人。
冬弥はまずにじむー在住でレンタカーを借りる横須賀まで出ます。
他のメンバーは上野駅での集合ですが
冬弥はにじむーの運転中の電話受け係のために
にじむーと行動を共にします。
毎年どおり7時50分、にじむーとレンタカー屋前で合流。
レンタカー屋が開く8時に即レンタカーを借りて出発です。

今回の足はヴォクシー。本当はプロレスファン共の熱い要望で
ノアを借りる予定だったのですがが
レンタカー屋の都合でこうなったようです。
車格は一緒なので問題は無いし
にじむーと冬弥はその辺はこだわらなかったのですが
一部参加者からは非難の声も出るだろうなー、と。
まぁ、黙殺しましたが。
そして上野での待ち合わせ組と合流すべく出発です。
今年は一般道を走って北上して渋滞に巻き込まれるのをおそれ
有料道路主体で上野を目指します。
おかげでただ上野へ出るだけで
結構な金額が出てしまいますがそれはそれ、さすがに速い。
これなら予定通りの時間に上野駅前につけられそうです。
と、首都高湾岸線に乗ったあたり、8時30分頃。
ちょうどベイブリッジを渡ろうか、そんなような時にコーチから電話が。
お、ずいぶん早いな。もう上野に到着したか、気が早いなー。
そう思って冬弥が電話に出ると
冬弥ほか誰も想像しえなかった事態が。
「あー、ぶっちゃけ
まだ熊谷にいるわけだがー」
は!?(cv:笹島かほる)
コーチは熊谷在住。つまりまだ地元にいるって事です。
時間にして8時30分。
なにがどうやっても遅刻です。
ヘリでもチャーターすれば可能でしょうが。
この場で電話を通して2人だけでの今後の判断はつきにくいのですが
双方が動くと合流が難しいので
コーチをこちらが待つというのは
時間のロスが大きく今後の行動に支障をきたすため
ここは冬弥の独断ではありましたが群馬県内での捕獲を試みようと
しかたなくコーチには関越道の降り口だと思っていた
高崎へ向かってもらうことにしました。
そしてほぼ待ち合わせどおり9時10分頃に待ち合わせの上野駅に到着。
かるちゃんと峨畿棉とは予定通り合流。
そこでコーチのタイムゾーンぷりを知らせます。
ここでドライバーのにじむーの意見を含めつつ相談。
車のナビの指示で関越道を降りるのは前橋に。
そこでコーチに連絡して前橋駅に向かってもらい
そこでコーチを拾う算段がつきました。
そして予定より1人少ない4人で出発です。
練馬から関越にのり、まずは第一中継所である三芳パーキングへ。
ここで2日目夜から合流予定のパパに見送りに来てもらうことになっていました。
パパは2日目のみ都合がつかず、初日の今日は暇なのでした。
三芳のパーキングにつく前にパパに連絡。
すると「え、三芳(パーキング)寄るの?」とか言われました。
見送りしてやるから近くなったら電話しろやゆーたんはパパだろ!(笑)
三芳パーキングに到着。相変らず埼玉セントラル病院が目の前です。
ここで朝食をとってないメンバーは軽く間食です。
にじむーと峨畿棉の愛犬家の2人は
ニンテンドーDSの『ニンテンドッグス』で
互いの愛犬を見せたりしていました。
この後も旅行中にこの2人は
暇さえあれば『ニンテンドッグス』をしている姿がよく見られました。
そしてパパが登場。
いるはずのメンバーが1名足りないことに
いつもタイムゾーンを発生させているパパが
お株を奪われたのにちょっとニコニコしていたり。
さて、本当にお見送りなだけのパパに見送られつつ走り出すと
三芳パーキングに入る前から交通情報でわかっていたことなのですが
三芳以降花園過ぎるあたりくらいまで軽く渋滞です。
しかし60km/hで進めていたので
さほど予定時刻は遅れませんでした。
昼過ぎ前橋に辿り着きコーチを拾います。
コレでようやく1日目メンバーが集結。
そして1日の観光プランであった『妙義』へ向かいます。
今年はコーチが2日目のプラン出しを綿密にやってくれて
3日目は『伊香保グリーン牧場』で牧歌的に遊ぼうと決まっていたので
1日目の観光プランは冬弥が受け持つことにしました。
始めは渋川でレーシングカートでレースしようかなとか思いましたが
値段が高いしその割に走ってる時間短いし
カートに興味ない人もいるだろうとのことで
いろいろ考えて思い浮かんだのが去年のリベンジ。
それは『妙義』。
去年『偽北へ。refrain』の2日目
軽井沢の渋滞を抜けるのに時間がかかりすぎ
妙義につく頃にはすっかり遅くなってしまって
景観を見ようにももう日がとっぷり暮れて真っ暗で何も見えず
日帰り温泉の入浴時間に間に合わせるために
『中ノ嶽神社』の鳥居前に車を停めて
『頭文字D』の舞台となった場所の写真をとることもなく
そしてその入ろうとしていた日帰り温泉は
急いで滑り込んだにもかかわらず
入浴終了時間の20時をわずか過ぎていて入れずに諦め
どこかで夕食を食べて帰ろうとしてもどこも食べるところがなく
結局コンビニで弁当を買って食べたという
何もかもスルーして何も無く完全敗北してしまった
あの『妙義』を取り戻しに行くことに決めました。
距離的に関越を降りてから倉渕村までと同じくらいで
初日の短い時間でも十分観光可能と踏んだのでした。
コーチの遅刻による前橋経由も時間的にさほどロスしたわけでもなく
予定通り『妙義』に向かいます。
ナビを妙義の峠を通り『中ノ嶽神社前』まで上ってくるルートで検索していざ出発。
車内で聴こうとコーチの焼いてきたCD−Rの音楽CDが
カーオーディオのご機嫌がとれずに飛びまくりです。
もともとカーオーディオと熱に弱いとされるCD−Rは相性が出やすく
しかもコーチの焼いてきたのは99分メディアという特殊なCD−Rだったため
同じく99分メディアの冬弥の焼いたCD−Rもかかりにくいようでした。
せっかく焼いてきたCD−Rが聴けずに落胆のコーチ。
今年は偽ミッキーも榛名湖も見ませんが
そのかわりといってはなんですが、明るい日中のうちだと
ちゃんと妙義の山々のごつごつした岩肌がちゃんと見えてきます。
そして妙義ヒルクライムGO!
あたりまえですがやっぱり昼間走ると妙義の景色がよく見えます。
そして14時前頃、ヒルクライムを上りきったところにある
『中ノ嶽神社』の鳥居前の駐車場に到着、車を止めます。

ああ、ようやくここへこれました(明るい時間に)。
谷側の山桜にも惹かれるものがありましたが

とりあえず『中ノ嶽神社』参拝コースへ。
 
急な傾斜の石段を登り『中ノ嶽神社』に参拝して
更に山道を登り見晴台へ。
見晴台という地名の場所は得てして見晴らしはそんなによくない
という変な予言を山道を登りつつ話していたのに反して
 
ここからの景色はいいですね。
ごつごつした切り立った岩肌と大きい岩と眼下に広がる山桜。
写真を撮りますが足場が狭くしかも不安定なので
さすがに足がすくむ場所です。
見晴台から降りてきて
山道を登って降りてもう疲れ気味になってきている人が若干1名いたし
時間的にもちょうどいいので下の社務所まで降りてきます。
しばらくここでジュースを飲んだりして一休み。
するとコーチ、社務所にいた飼い犬2匹に吸い寄せられるように
フラフラと寄っていきます。
コーチが犬を存分にもふり倒した後に出発です。
 
そして妙義ダウンヒルGO!
そして去年入ることができなかった日帰り温泉
『妙義ふれあいプラザ』へ。
ここに入れば去年の妙義を取り戻すことができます。
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「この温泉に入ることで
全ての復讐は成し遂げられる!」 |
「ナックル!?父ちゃん
無我夢中で投げたらナックルが!」 |
入り口横の張り紙によるとここいらには猿が出るらしいです。
ここはとりあえず山道を登って汗をかいたので
温泉で疲れをとって癒されることにしましょう。
で、ここの露天風呂ですが
見晴らしはいいが景色はいまいち。
遠くまで見渡せるが特に見るものは無い。
そんな微妙な温泉でしたが決して悪くはありませんでした。
風呂から上がり、ビンのコーヒー牛乳を飲みつつ
足つぼマッサージ器にかかりすっかりくつろぎモード。
ああ満足。
カルロスの悲願であった復讐は成し遂げられました(?)。
さてそろそろ行こうか、と動き出し
そして外に出てきて車のほうへ歩いていくと
駐車場横にあるトイレの横の茂みの方でこそこそと動く影が。
おお、猿ですよ。まさかこんなアッサリ見れるとは。
そして『妙義ふれあいプラザ』を出て一路『はまゆう山荘』へ。
ちょっぴりナビの調子がおかしくて道に迷ったりしましたが
なんとか17時半頃倉渕村近く、見慣れた道へ出ることができました。
途中今夜のバーベキュー用の追加食材の肉とお酒類の買い込み。
ここではまゆう山荘で合流予定のPUUちゃんから連絡が入ります。
買い物を済ませ『はまゆう山荘』へ着くと
すでにチェックインを済ませたPUUちゃんが待っていました。
というわけで今年もお世話になります。
チェックインして2部屋へわかれます。
部屋割りは冬弥・PUUちゃん・コーチ・かるちゃんと、にじむー・峨畿棉。
にじむーたちは初日は2人で6人部屋を使います。豪華です。
そしてあまりまったりすることなく(冬弥がすこし部屋でラジコン走らせてたりしましたが)
すぐにバーベキューを始めます。
今まで20時過ぎくらいの遅い時間から始めて夜遅くまで騒いで怒られたという
いままでの失敗に学び早い時間、18時30分くらいからの開始です。
うわ、こんな明るい時間にバーベキュー場に来たのはじめてかもしれない。
本当にバーベキュー場のすぐ下にオートキャンプ場があったんですね。
明るい時間にきてみてわかる新事実。
これは夜騒げばうるさいとクレーム来ても仕方ないです。
さて、バーベキュー開始です。
まずはかまどに火を入れます。
火をおこすのは毎度のことながら冬弥の役目です。
毎年バーベキューには鉄板と金網が用意されますが
毎年大抵鉄板だけで事足りてしまうため
そのため2つあるかまどのうち1つはいつも途中から用なしになるので
そのことに早いうちに気がついた今年は金網は使わないことに決め
必然的にかまどは1つだけで十分で
最初2つのかまどに火を入れていましたが、すくに1つに炭を統合します。
コーチの買ってきた着火剤で炭に豪快にむしろ過剰に火がつき
今年てっちゃんは参加していませんが『徹也オイル』を鉄板に引いて
いよいよバーベキュー開始です。

お酒も入って盛り上がってきました。
今年は基本のバーベキューメニューに追加している
鮎のメニューを頼みませんでした。
毎年頼むわりには鮎はうまく焼けなくて美味しくできなかったり
そもそも魚介類は苦手なメンバーがいたりで
魚より肉、というわけで今年はやめて
自前で途中肉を買ってきたわけですが
基本メニュー内のもつの量がかなりあり
それでかなりお腹を満たされてしまったため
せっかく自前で買った追加の肉は使われることがありませんでした。
もつを食べきったところでしめのヤキソバに移行します。

GHC(グローバル・ヘラ・クラウン)王者の
峨畿棉のへら捌きでヤキソバも美味しくできあがり
時間も遅くならず、大成功のうちにバーベキューを終了します。
部屋に引き上げると、にじむー峨畿棉組は部屋に引きこもってしまいました。
おそらく2人で『ニンテンドッグス』でもしているのでしょぅ。
で、冬弥の部屋のメンバーは全員現役はっぱ戦士。
というわけでリーフファイトをはじめます。
みんなフルキャラエディションのカードを追加した新デッキなどを投入し
盛り上がってプレイしているうちに時間の経過を忘れ
2時ごろまでやっていました。
つーか、チクチクと蓄積させていくか一撃で屠るかの違いはあれ
全員がバトル以外のダメージでの決戦を
前提にしたデッキが1つはあるってのはどーよ。
て、寝る前に冬弥とPUUちゃんは風呂に入って疲れとりました。
はまゆう山荘の夜の風呂はいつも気持ちいいですね。
そして風呂から上がってジュースを飲んで一服。
ノートパソコンで明日の起床時間に
MP3のタイマーをあわせてベッドにはいりました。
そういえばロフトのベッドに寝たのははじめてでした。
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