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1日目
赤い蠍夏期訓練会、作戦名「ライジングサマーバケーション」(大ウソです)は
前日21日より千葉入りして22時集合、翌22日零時をもって作戦が開始される予定だ。
冬弥は準備の手際の悪さから当日ごたごたしてしまい
21時の時点でまだヨコハマにいた。てっちゃんに電話連絡を入れようとすると
なんとPHSがかからない。PHSを調べると電話をかけられないし受けられない。
なんてこった、こんな直前で故障するかフツー?
とにかく実家の電話で遅れることとPHSがイカれて連絡とれないことを報告し
荒らされたママままの状態で部屋を飛びだす。あぁ、帰ってきて一番にすることが部屋の片付けか。
そう思うとちょっぴり気が重い。
この時点で既に汗だく。なんとか電車に乗り込みクーラーが涼しい。
秋葉原で総武線に乗り換え、その後船橋で京成に乗り換え。
ここまでは順調。あとは大久保から迷わす集合場所であるPLCという
ゲームセンターまで辿り着ければとりあえずステージ1はノーミスクリアである。
と思ったのだが、ここでちょうど去年の今ごろのことを思い出す。
そのときは東京方面から車でPLCを目指していたのだが
「だーいじょうぶだよ、ここからなら、どこをどう曲がっても大久保に着くって」
そう言ってタイムゾーンを発生させた男がいたっけ。
今年は彼がいないから大丈夫だ。よし、あと1駅で大久保だ。順調だ。
…あれ、幕張本郷だ。大久保じゃない。勘違いだつたかな。
そう言えば専門学校時代の友達がここに住んでいたっけ。1回泊まりに遊びに行ったっけ。
…次の駅…大久保じゃない。
「ここはどこなんだー!なんだー、なんだー、んだー(エコー)」
(By 獅堂 光)
幕張駅。
やった!タイムゾーンだ!
時計は既に23時をまわっていた。ここからタクシーをひっ捕まえて
大久保に向かおうとしたが、車の通りが既にない。
まったく、これだから…。と自分の失態を棚に上げ千葉に悪態をつくと
仕方なく2駅引き返して大久保へ至る電車に乗り換える。
大久保駅に着いたらPLCはすぐだった。記憶してた通りほぼ迷うような道ではなかった。
意外なところにタイムゾーンは潜んでいたのだ。
さて集合時間を大幅に遅れつつPLC到着。もっとも22時から24時までのあいだの
余裕を持った集合なので遅刻ではない。
22時に来いと自分で言っときながら一番遅れてきて、しかも余裕でゲームしてたてっちゃんが
電源を落とされ無理矢理やめさせられると、みんなが集合し零時。
コスモXのソフビ人形などを観賞しつつも、作戦開始である。
冬弥はとりあえず大ちゃんとりらっちとの究極死亡タッグに便乗し
笑いの絶えない旅路を期待していた。結果死亡しては意味ないが。
さて松岡さん達の乗る車は先に出発して既に見えない。
地図を見て経路を確認し、さて我々も出発しますか。
そしておもむろにカーステから流れ出すのは
草尾毅。
ヴァイス、E.M.Uに続くのは草尾か、大ちゃん!!
もうサイコー。千葉を出て首都高にのる頃には
草尾菌が車内に蔓延していた。
一次中継地点である海老名サービスエリアにつく頃は
夏なのでみんなちょっとHになっていた(笑)。
それにしても松岡カーは速い。かなり前に到着していたようだ。
サービスエリア内でおもむろにセンチシューティングしている
てっちゃん達を見つけ合流する。
次なる中継地点を沼津として、てっちゃん達と別れる。
しかし、またもタイムゾーン発生。
あれっ?と、ふと見れば左側に沼津インターが通り過ぎていく…。
おいおい、沼津インター通り過ぎたぞ !!
しまった!3人で某同人ギャルゲー製作秘話に
夢中になっていたおかげで
タイムゾーン発生を促してしまった。次の出口で一度高速を降りる。
このまま朝霧高原に行ってしまうと思われたが
高速を引き返し沼津インターで降りる。
てっちゃん達を乗せた松岡カーは既に最終目的地である
南伊豆は仲木にむかっていた。我々も急いで後を追う。
といっても、りらっちと凶力タッグの大作カーだ。
何もないはずがない。タイムゾーン1回を含みなんとか修善寺道路にのる。
修善寺駅周辺で交番で地図をチェックし場所確認。
しかし、地図の中のポリスメーンが
(草尾菌の影響で警官のことはポリスメーンということに)
なぞのポーズで我々を挑発する。
富士山の見える方向が北!?くそ、富士山なんて暗くて見えねーよ。
その後はなんとか石廊崎まで出て仲木までようやく到着。
しかし、よくよく考えてみれば宿泊先の民宿のことを聞いていない。
すると先に着いていたAOPがちょうど現れて宿へと案内してくれた。
民宿に着いて驚愕。「民宿にいや」
こんな所にまでシスプリの波は
押し寄せていたのかっ!!
きっとそのテの手合いに情報を流せば
亜里亜ちゃん探訪ツアーとか称して
全国の「お兄ちゃん」がここを訪れるだろう。いやはや。
ありえないと誰が言いきれる!?
もし仮に「亜里亜」とかいう喫茶店がどこかにあったなら
そこを根城にするやつがきっと現れるはずだ。
きっと来年の仲木はお兄ちゃん達の間で大ブレイク!
冬弥、大ちゃんと朝っぱらから大爆笑する。
さて、もうシーズンを過ぎてたので我々以外に宿泊客のいない「にいや」は
こんな早朝から我々を受け入れてくれて助かった。少し部屋にて休んだあと
いよいよ海へ繰り出す。
と、その前に昼食や飲み物を買いにスーパーで買い物だ。
スーパー? スーパーと言ったらスーパーだよ。スーパーって書いてあるんだから。
そこでスーパーのおばあちゃんの質問攻撃が飛ぶ。
おばあちゃん:「どこにお泊まりかね」
りらっち:「はい、『あにや』です」
おばあちゃん:「『あにや』?はて、仲木の民宿じゃないねぇ…」
「あにや」じゃなくて「にいや」だよ!
りらっちにキッチリ全員分のツッコミがはいる。
完全に頭の中で「にいや」が「兄や」に変換されていたな。
えーい、すっかりシスプリに毒されおって。(お
以降、民宿「あにや」となる。
さて、買い物も終了。今年も仲木より出ている水雷艇漁船で少し離れた島近くまで送ってもらう。

「夏だー!海だー!太陽だー!」
(By 陽ノ下 光)
さて、さっそくエントリー。しかし、波が高い。
どうやら沖縄あたりの台風の影響がここまで出てるらしい。
海中が去年ほどの透明度がないのがちょっぴり残念。
とりあえず浜の向こう側にある島に泳ぎ辿り着き、上陸。崖へ向かう。
去年も来て気に入っていた崖である。なぜか生息している猿とエンカウントできる場所でもある。
長い階段をのぼり島の上まで上ると外海が一望できる。
残念ながら猿とはエンカウントできなかったが
今年も仲木の海まで来たぞって言う実感が沸いてくる。
しかし、波の高さか渡し舟が予定より早く終わるらしくまだ日が高いが浜を後にする。
だが、もちろんこれで終るはずもなく仲木の海でふたたびエントリー。
しばらくして、泳ぎつかれて浜でウトウトしていると既にみんな帰り支度をしていた。
危ない危ない、このまま寝ていたら放置プレイにされてしまうところであった。
「あにや」に帰りつき風呂を浴びたあと夕飯。やはりここの海産物は美味い。
夕食後、なにげなくてっちゃん・AOP・りらっち・松岡さん・冬弥という即席パーティが結成され
仲木探索が行われる。日もとっぷり暮れたあとでた。
遊歩道を求めて仲木の町を練り歩く。とても観光用遊歩道とは思えぬところを
突き進んでは引き返し、最後にここを人が通ったのはいつなのかとてもわからない
なぞの鳥居をくぐっては異次元へ旅立ったり
おおよそ何がしたかったのかわからないお散歩が終わり
いよいよ遊歩道入り口発見。しかし出発地点がいきなり墓場である。
昼間からこの墓場は目についていて、
日が暮れてから墓場で肝試しだぁ、なんて冗談めかして言っていたのが
半ば冗談じゃなくなっていた。
とりあえず遊歩道マップを見て仲木から去年に宿泊していた入間まで山林を抜ける遊歩道らしい。
その途中までの道のりにある念仏洞というところまでとりあえず行こうということにし
遊歩道という名の山道を登りはじめる。ハイキングと言うより登山だ。

先頭はてっちゃん、続いてAOP、りらっち、冬弥、松岡さんという隊列だ。
蜘蛛の巣を払いつつてっちゃんが進む。てっちゃんのアーマークラスが一番低いからだ。
だが出発が墓場、到着が念仏洞である。多少はそんな気分になってもおかしくない。
なんせこのパーティにはプリーストがいない。アンデット系モンスターにエンカウントしても
ディスペルできないのだ。パラライズは即、死を意味する。
せめてニンジャにクラスチェンジしてくればよかった。
と、冬弥の背後でヒュ〜ンヒュ〜ンと変な音がする
「なんか変な音がするよ〜」
直後、突然太もものあたりにビチッと痛みが走り何かがあたった。
痛みにびっくりしてふりかえると松岡さんが木の棒を振り回していた。
ビビらせんなー!!
などとはとても言えない(笑)。
とりあえず念仏洞に到着。漁師達が海での安全祈願で
祭った祠らしい。とりあえずなにがが写るかもしれないとデジカメで記念撮影。
そりゃもうバッチリ写りました。謎の光が(笑えねーよ)。
相変わらずそんな写真を撮ってしまう冬弥。
既にさっさと松岡さんが来た道を引き返している。すばやい。
我々も逃げ帰るように回れ右。
帰りつくともうみんな汗だく。山登りすりゃ汗もかくぜよ。
せっかく風呂入ってさっぱりしたのに。
そのあとはデジカメで念仏洞の謎の光を考察したり
ノートパソコンで遊んだりして1日目の夜は過ぎていく。
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