アルケミーロジック上のPCIスロットは2段目3段目のPCIスロットの為に
5V32ビットカードの未使用ピン部を使用して信号を流しています。
そして54xx用の1段のライザカードは総てのピンを90度曲げています。
(64xx用の2段のライザカードは3段目の信号は配線されていません)
統べての信号が有るおかげで2段3段目へのジャンパーが1段ライザからできる訳です。
しかし、統べての信号が有るおかげで弊害も起きてしまいました。
5V32ビットカードでは未使用だったピン番号が、
3.3V/5V兼用32ビットカードでは他の信号がアサインされているようです。
(私はATI RAGE 128しか所有していないので推測ですが)
この為3段ライザではカードは認識するが機能しない問題が起きてしまいました。
そこで今回のRev2.6ではライザのボードにはジャンパーする信号線のホールは残し、
1段目のPCIカードにはジャンパー信号を伝えないようにする為に、
1段目のPCIスロットを一度外し該当ピンを外す事で絶縁し解決している訳です。
もし1段目には5V32ビットカードしか使わない場合や、
3.3V/5V兼用カードを使う時には該当ピンをシールドするのであれば、
1段目のPCIスロットを外して付け直す必要はないと思われます。
私の場合、安定性や安全性を重視して組み直しました。
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