勇気と真実の会によるオフライン行動報告

  ■オフライン行動に関する御報告です。
 

 
11月14日、当該ユニットに直接出向き面談要求および、チラシ配付を行いました。


森代表による11月14日のレポートと見解

11月14日、「勇気と真実の会」代表を含むメンバー4名は、甲府ワードを訪問した。しばしのやりとりの後、監督玉木氏は森代表との会見にようやく応じることとなった。会見の内容はビデオカメラに収録した。

会見の中で監督玉木氏は、当会よりステーク会長に送付した公開質問状について言及し、本件についてはステーク会長にてキチンと対応するとの言質を得た。しかしながら、期限である11月20日を一週間経過した27日現在、未着である。回答が遅れている事情説明も何もない。

また、監督玉木氏は、A子さんは宗紀評議会にて自分がレイプされたと供述しなかったと述べた。レイプを主張したのは、宗紀評議会が終わった後にはじめて言い出したことだという。しかし、A子さんは宗紀評議会の内容を密かにテープ録音している。残念ながら録音状態が悪く、その全容は不明だが、A子さんの以下の発言を何とか聴きとることができた。

「あなたによって迫ったということを言うべきだ」

*当該宣教師は犯行後、A子さんに対して、A子さんの方から肉体関係を迫ったと証言して欲しいと依頼した。この発言はA子さんがそれを説明しているものである。

「とにかく宣教師は言ってましたね、あれはレイプだと」

*明確にレイプという言葉が使われている。宗紀評議会にてA子さんがレイプされたと主張しなかったという監督供述は信用しがたい。

「姉妹にとってはレイプだから、〜〜(監督がそのことは後で詳しく聞きますと言ってさえぎる)〜〜」

*A子さんがレイプされたという事実を証言しようとして、監督がそれをさえぎっている。監督は当初からA子さんを姦淫の罪で処分しようと企図しており、宗紀評議会ではあえてレイプ証言を強調させないように誘導しているフシがうかがえる。

録音内容の解析は、残念ながら監督玉木氏との会見以降に行なったため、テープ内容に関する質問をすることができなかった。しかし森代表は、A子さんが宗紀評議会でなぜ不当な処分を受けることになったのかを監督玉木氏に問い質した際、玉木氏は、「証言に腑に落ちない点があり、若い宣教師と既婚の30代後半の女性ということで、『怪しい』と思った」と述べている。また、事件から宗紀評議会の開催までなぜ6ヶ月も時間が経過したのかと質問したところ、「事実関係を調べた」と述べた。私(森代表)は、合意の上での行為であれば事実関係を調べる必要はなかったはずではないか、レイプなのか合意の上のことなのかを調べるために時間がかかったのではないかと問い詰めたが、明確な回答はなかった。

また、A子さんが宗紀評議会の内容を録音をしたのは、評議会に先立ち、レイプ事件について警察に相談をしたところ、録音するのがよいとアドバイスを受けてのことである。もし宗紀評議会以降になって突然、自分はレイプされたのだと言い出したとするならば、まったく辻褄の合わない行動である。既に警察にレイプされたと相談しておきながら、それ以降に行なわれた宗紀評議会でレイプ主張をしなかったことは考えられない。

A子さんの証言並びに監督玉木氏との会見内容から、以下のような事情経過が推測される。

  1. A子さんは、手記にある通り、被害を受けた後、最初はレイプされたとは監督に告げなかった。宣教師をかばうために、宣教師が勧めるまま、むしろ自分の方から宣教師を誘ったような話をしてしまった。
  2. しかし当該宣教師が、自分がレイプされたのだと伝道部長に述べていることを聞き及び、レイプされたことを明確に主張し始めた。
  3. A子さんの供述が一転したことに戸惑った監督は、A子さんの証言が腑に落ちないと感じ、年齢差のこともあって「怪しい」と感じた。
  4. 何度か事情を聞いても、監督はA子さんに対する「怪しい」と感じる念を払拭できず、処分を課す意図で宗紀評議会を開催した。
  5. はじめから処分を課す意図があり、レイプ証言はあてにならないという先入観によって開催された宗紀評議会では、A子さんと当該宣教師が肉体関係を持ったという点にのみ焦点がおかれ、レイプであったかどうかの審議は不十分なまま、裁定が下された。

なお、監督玉木氏は会見の中で、宗紀評議会では、レイプでなかったことを示す証拠や証人の提示はなされなかったと述べている。すべてA子さん自身の証言によってのみ、裁定を下したという。また、裁定に対する異議申し立ての権利についてA子さんに通知することをしなかったこと、そして、裁定を覆すにあたって必要な、宗紀評議会の開催も出来ずに終わってしまったと述べ、手続き上の不備があったことを認めた。

このレイプ事件の事後処理について、教会側は一方的な決めつけにより事を進めてしまった。裁定を覆したことは、その過ちを教会側が認めたことを意味している。そのこと自体は評価できるが、裁定が覆るまでに9ヶ月ほどの時間が経過している。その間、A子さんは、聖餐をとることを禁じられるなど、不当裁定により大きな精神的苦痛を被っている。それに対する何らかの償いはなされるべきである。

また、それ以上に悪いことは、教会側が冒したこのような過ちに対する不誠実な対応である。監督が確約したにもかかわらず、ステーク会長への公開質問状に対する回答は未だにない。われわれは騙されたのである。また、宗紀評議会ではA子さんがレイプ証言をしなかったと、事実とは明らかに異なる供述をしている。嘘をついているのである。

モルモン教会に対しては、これ以上、罪を重ねないよう勧告したい。

A子さんの意向を受け、「勇気と真実の会」としては以下3項目をモルモン教会関係者各位に要求する。

  1. 本件について、当該宣教師に対する処分内容も含め、教会として今までどのような対応をしてきたのかをすべてA子さんに明らかにすること。
  2. A子さんに対して、相応の慰謝料を支払い、精神的苦痛を補償するための話し合いの席につくこと。
  3. A子さんに負わせた心の傷に対する償いの意を表明するために、当該ワードを閉鎖すること。



2月13日、再度訪問のレポート

2月13日、一切回答なく無視を決め込んでいる甲府ワードに勇気の真実の会のメンバー(森代表、やっくん、重氏ら)は直接交渉のため再び訪問しました。以下、森代表のレポートにやっくんが記憶で補足したものです。より正確なものは重氏が録音しているので、可能なら近日公開します。


9:50AM
甲府ワード着。正面玄関から入る。
正面玄関及び裏口のドアのガラスにデカデカと

「監督会の許可なくチラシ等を配布することを禁ず」

の張り紙。(前回の訪問で甲府ワードが取った対応はコレだけらしい)
2名ばかり男性会員が中にいる。監督の所在を聞く。
礼拝堂に入る。再び監督の所在を尋ねる。
監督、聖餐台付近で聖餐の準備を若い神権者に指示中。
10時まであと5分くらいというのに、礼拝堂の中には数人の会員しかいない。

森代表、玉木監督に詰問。
「宇田川氏からの返事が来ないですが、一体どうなっているんですか?」
「私は知りません、」と玉木監督。
「あなた、約束しておきながらどういうことですか?」
監督逃げ回る。

途中ガラの悪い男性会員H氏が絡んでくる。
「その女性の年令は幾つだ?」
やっくん対応
「それはあなたには関係ない事でしょ」
「関係ないならいえるはずだろう。幾つだ?」
「あなたはプライバシーについてどのように考えているのですか?」
「幾つだ?」
「だから、プライバシーですよ。わからないのですか?」
「幾つだ?」
「あなた監督会でもなんでも無いのに、なんの関係があるんですか?」
「関係ないならいえるはずだろ。幾つだ」
やっくんさすがに無視。
「我々の集会所から出ていけ」とH氏。
重氏も対応
「私達も什分の一を払っていますよ。私なんか300万円も払っていますよ。」
やっくんも応じる
「そうそう、私も500万円以上は払っていますよ。私達の集会所でもあるでしょ」
H氏言葉失うが
「そういうへ理屈をいうな!」
わけがわからないので、二人とも森代表の後を追って監督に向う。

廊下で監督との押し問答。のらりくらりと逃げる監督。
(この時の模様の音声をアップしました)

なんの権限も根拠もなくしつこく絡んでくるH氏。

監督、裏口から脱出。追う3名。(森代表、やっくん、重氏)
監督
「ちゃんとステーク会長には言っておきますから。」
「口から出任せ言わないで下さい!ウソばっかりではないですか!」
「ですから、ちゃんと言いますから。」
「本当ですか? じゃぁ、念書にサインしてください。」
「それはしません。」
「なぜです?」
「いいません。ノーコメントです。」
「ウソばっかりつかないでください!」
「ウソでも何でもいいから帰ってください。」

裏口付近で押し問答継続。
しつこく集会の妨害をするな、とガラの悪いH氏。および萩原氏。
集会のことを気にする監督。

警官2名到着(甲府ワードの会員が呼んだらしい。どうも、そのように対応せよという指示があったらしいが、これは自分で自分のクビを締める行為ではないのか?)

監督、警官に事情を説明。(音声参照)
教会で不祥事があって、この人たちが抗議に来ているんです。」(監督自ら非を認めていることに注目!)
警官、森代表と監督の氏名・住所・電話番号を聴き取る。
警官やっくんに「どういう事情ですか?」
やっくん
「ここの宣教師がレイプ事件を犯していまして、その件について、対応が酷いので直接説明を求めに来ているのです。被害女性は警察に届けているのですけどね。集会時間だから出ていけっていうのですが、集会時間以外、つかまえられないのですよ。連絡とろうとしても、電話を一方的に切るし…で、約束の念書さえいただければ帰るっていっているのに念書はしないっていうし、わけわからないのです。」

森代表ら
「ちゃんと回答して下さい!」
「だからちゃんとステーク会長に言いますから、お願いですから帰ってください。」
「じゃぁ、念書にサインしたらいいじゃないですか!」
「いや、それはしません。・・・・」
「じゃぁ、ちゃんとステーク会長から回答があるように言うんですね?書面で伝えてその証拠の写しを二週間以内にこちらによこしますか?」
「しますよ。」
「それなら念書にサインして約束したと証明して下さいよ。」
「だからサインしません。」
「それは約束していないというのと同じではないですか?」
「約束はします。」
「じゃ、こちらにおられるお巡りさんが証人ですよ。それでいいですね」

10:30AM
ステーク会宇田川氏からの回答を促すことを何とか確約させ、録音もできたのでその場を去る。警官たちも、「私たちにもチラシを下さい。」というので渡す。(次回訪問するような事になる場合、もしかしたら「監督会の許可なく問答することを禁じます」の張り紙があるのかもしれない…)

■この件に関するモルモン教会側の問い合わせ先は

末日聖徒イエス・キリスト教会甲府ワード部
 監督会:監督…玉木 副監督…森沢・高橋
  住所:山梨県甲府市中央3-12-2
  電話:055-232-2450
  FAX:055-227-5044