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EPSON  プリンター インクヘッド 目詰まりと対策

 こうしたら、目詰まりしました。 (錯誤データ)

顔料インクをアルコール(50%含水 イソプルアルコール)で希釈して使っていたら、顔料インクのかたまりが生成されインクヘッドの目詰まりの原因となった。
 インクを薄めるときは、あわだちの少ない水で⇔飲料で売られている硬水、エビアンを使うようにしました。
(標準インクで普通紙に印刷すると裏写りで両面印刷がうまくいかないためインクを薄めてみました)

 顔料インクと染料系のインクを混ぜて使っていたら、目詰まりするようになった。まぜてはいけないそうです。

 インクヘッドの目詰まりを解消しようと、インクヘッドの表面をアルコール含浸で清掃した。
 目詰まりは一時解消するが、印刷を続けているうちに 強固な目詰まりとなった。残留しているアルコールでインクが凝固したようです。
 アルコールには、水分を吸収したり、特定の物質を凝固させる作用があるそうです。
 人でも、アルコールで血液が凝固するし、お酒を飲めば脱水するから、水分をたくさんとうるようにと言われていますね。

 熱めのお湯も、ミクロン単位の加工のパーツにはつらいことで、
 再起不能に。振動子弁であるピエゾバルブが動けなくなるようです。

 水+界面活性剤+洗浄剤で、ゆっくり
   やさしくクリーニングで、つまりの解消ができました

  水は・・・できれば蒸留水を使用
 界面活性剤・・・キッチン用の中性洗剤 (花王 キュキュト)
 洗浄剤・・・ 掃除用液体洗剤 (花王 マジックリン)
 を薄めて使いました。 汚れがひどい時は濃い目のマジックリンで。


 インク流路やインクカートリッジ内の気泡発生のために流路がエアーロック(配管内の空気で液体の流れが阻害される)でインクが流れなくなり、目詰まり状態にになることもあります。インクが少なくなったカートリッジでエアーロックがおきやすくなります。

 インクカートリッジの障害、インクヘッドの目詰まりのほかに、インク吸引パッドの汚れや吸引ポンプの流路の詰まりのため、起動時のクリーニングができず、目詰まりをおこしていることがあります。
  インク交換位置の状態にセットしたら、電源コードを抜くとヘッドを容易に動かすことができます。
 プリンターを停止したときのインクカートリッジの位置に、ヘッドのふたにもなる吸引パッドがあるので、そこに水かアルカリ性の洗剤溶液を注ですいこまないようなら、詰まりがあります。
 そうしたときは、吸引パッドと吸引ポンプのチュウーブの詰まりも除去する必要があります(分解して清掃)。

 目詰まりの予防のためにも、インクヘッド吸引部分の点検清掃を
 (PX-V700) インク吸引部分とポンプ 上から 

インク吸引部分のインクの乾燥固化が目詰まりの原因のひとつです。iインクヘッドの蓋となる吸引部分、吸引ポンプのチュウーブが詰まってないか確認しましょう。

     吸引部分とポンプ 下から 

     吸引部に洗浄液を与えましょう。
     目詰まり予防になります。

 インクはもともと、媒体に付着し空気中で乾燥・固化するのが役目です。
 ペンキ屋さんは、吹き付けなど作業終了したら、次に使えるように、
 吹き付けノズルの塗料除去を必ずします。
 プリンターも同じようにした方がいいのでは。

 印字インクヘッド部分

注・・・ ピエゾ方式のインクヘッド表面にだけ、そっと触れるように作成した溶剤を繰り返しあてがい、回復を待ちます。
  ヘッドが取り外せるときは、手鏡などのガラス板にポタリと1滴たらし、不織布を敷いた上にヘッドを乗せる方法をとっています。
  ガラスにじかに置くと密着するので、とりあげるとき、真空ポンプで吸い上げたと同じ効果がありますが、強力過ぎるようです。。

 インク流路は、太さのあうビニールチューブ(ホームセンターで入手)に溶剤が入るようにしてさしておきます。
 シリンジなどを使用しますが、加圧・減圧をかけたりしない方が安全です。
  注意・・・インクタンクの下にあるインクヘッドへの信号を送るフラットケーブルのコネクターがある機種もあるので、通電していないこと。接続部分に洗浄剤かかると故障の原因になるので、そとに漏らさないように養生するなど注意が必要です。ヘッドを取り外せる機種なら、分解してから行った方が安全です。
 私が触った機種では PX-V700  PX-G900 はヘッドが容易に取り外しできました。
 初期動作時のインク吸引系のつまりが原因で、ヘッド目詰まりにつながっていくことがあります。
 目詰まりしたら、インク吸引部分にインクがたまっていたら、インク吸引パッドまできちんと流れるようになっているか、廃インクチューウブ内の清掃をかねて確認しましょう。(ケースの分解が必要になることが多いです)

 回復しはじめると、細かい気泡がチューブの中を浮かんでいきます。
 インクで汚れてきたら、溶剤交換をくりかえします。
 チューブの中の溶剤液面の低下がはじまります。

 ヘッド面には「たれながし」になるので、紙粉のでないキッチンペーパー(不織布)などで、ヘッド面からたれる溶剤液を吸収・吸液するように。

 ヘッド面のうしろはピエゾの電極基板なので、染み込まないようにすること。溶剤が良く乾いてから(一晩寝かせて)通電するようにしてください。

 インクヘッド・ピエゾバルブへの接合に両面粘着テープみたいな材料で貼り付けてある機種もあるので、温度の高いお湯や強い溶剤、インクを固めるものは使わないように。
 基板などに触れるときは、静電気がたまらないよう、水道の蛇口に触るなど除電してから行ってください。
 クリーニング作業中は、本体の電源コードと信号ケーブルを抜いて行いましょう。故障の原因になったり、感電することがあります。

  ・・・・試行錯誤の到達をメモってみました・・・・

     試してみる人は「自己責任」でお願いします。

     ご意見などは下記MAILへどうぞお寄せください。

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作成  2008年3月

 ・・・・思考・試行錯誤の日々のプリンター