エンターテインメント・レビュー 第四十弾 ハリウッド映画 「ラストサムライ」 エドワード・ズウィック監督作品 「マーシャル・ロー」のエドワード・ズウィックの最新作にして、日本では超話題になった問題作(?)が本作である。渡辺 謙がアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたことも記憶に新しい。 内容は、というと、まず日本のどの時代を描いた映画なのかわからない。 ズウィックにしてもそうだが、日本好きの監督というのはどこか日本に「理想郷」を求めているふしがある。 日本好きなのはいい。 まあ、「キルビル」みたいなのは別として、こういったマジメな映画で日本を扱うときには充分注意してほしいものである。 ファンタジー映画としてみるなら、上々な出来かもしれない映画である。
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