ローゼンメイデン・原作コミックバーズ感想集

*ネタバレの為の反転は解除してあります*

2006年1130日
コミックバーズ1月号(11/30発売)
ローゼンメイデンphase42



とりあえずバーズ表紙はこれです

舌なめずりしてますよ!
本編の話、オーベルテューレとはまったく無関係だと思われる、
水銀燈の為だけの表紙です。


本編にはちっとも出てきませんが。


さて本編表紙はジュンなのですが、
さすがミスターヒキコモリ。

自分のこと一直線で周りが見えてません。
前しか見て無いと必ずつまづくものですけどね。



そんなヒキコモリジュンはおいといて、
前回の最後で真紅が霧の中でだれかを見つけた・・・・・

翠星石でした。

まだ闘いは起きないようです。


ここで
翠星石は「蒼星石の体がなくなった」「蒼星石のマスターが夢から起きない」
真紅は「オディールの意識が閉じ込められていた」
お互い隠していた事を伝え合い、
「ドールマスターの二人が寝ている」という事態を考えます。


至った結論はオディールのドールは・・・・・



「白薔薇」



ここで登場するのはホモウサギことラプラスの魔。

雪華綺晶はマスターの心と言う土壌から養分を吸い上げる事で美しくなる。
マスターという土壌を増やせばますます美しくなる・・・・・
薔薇乙女が一斉にめざめているよりどりみどり・・・・・・


ジュンの危機を悟った真紅と翠星石は急いで、
真紅はジュンの所に翠星石は白薔薇探索に。


イーニー ミーニー マイニー・モー
神様の言うとおり・・・・・・




帰宅したジュンは相変わらず周りが見えて無いのでおいときます(爆)
こんなん絶対失敗するやん。
重い扉を開けたようでいて他の扉を閉めてしまっては何の意味もありません。





遺族真紅はすこし考えて立ち止まってしまった真紅・・・・・・

なんとそこは白薔薇のくもの巣!?




一方翠星石は猛烈な霧の中を動いている中で無意識の海の近くに。
ミルクの中を泳いでいるみたいと考えたところに・・・・

「ミルクをかき混ぜてクリームの出来上がり・・・・・
 泳げば泳ぐほどそれは手足にまとついて
 クリーム溺れて見る夢は・・・きっととても甘いのだろうね・・・」

と、蒼星石が!!!!!


ただしなんですが・・・・・
はたして目付きから言って「本当」の心の持ち主なのか?
言動からもはたして・・・・・・


絵はかなりのキレメでカッコイイのです
(男装コスプレよくする人に再現してもらいたい!)




くものいとのようなものに捕らわれた真紅に雪華綺晶が迫る・・・

可愛そうな駒鳥さん・・・・・
だあれが殺した駒鳥さん・・・・・
そぉれはわたし・・・・わたしなの・・・・・

といいながらくものごとく四つんばいで迫り来る・・・・
その目はまさに狂気のような、
狂気に満ちた笑顔で・・・・・・






もうここまできたら後戻りはできないでしょう。
なんらかの形で雪華綺晶とは決着つけないと。
真紅は罠にかかってそこに雪華綺晶が迫っているわけですから。

翠星石は蒼星石と対峙してますし、
真紅が助かる手段はあるのかな?
金糸雀がここで出てくるとも思えませんし。

真紅のピンチにジュンが反応するかな?


気になるのは水銀燈ですね。
雪華綺晶とはどんな約束をしてどういう結末になったかは描かれていませんし。
2006年10月30日
コミックバーズ12月号(10/30発売)
ローゼンメイデンphase41

前回の落下後なので2ヵ月ぶりです(笑)

いきなりのり姉さんのアップ!
ジュンが図書館に行くというので超興奮状態です。

アニメと違ってこれはひさしぶりに外へ出る第一歩なのでしょう。
ひきこもりから、トロイメントの一話に追いついたようですね。

自分の服がヤフオクで高値つけたことがこういうことになるとは。

「一人でいくんじゃないよ」と出かけたジュンを
扉からコッソリ外を見るとそこには巴が。
女の子と一緒という事態にのり姉さんは顔を輝かせてバンザイしてます。


いや、巴ですから。
逆に巴以外だったら怪しすぎです。



ジュンの部屋にいる真紅と翠星石。
翠星石は外を見て不満げも真紅に
「気になる?」といわれて「べっべっべつにーーーーーですぅ!!!!」

しかし翠星石も仕返し。
「真紅も本がさかさまです。動揺のあらわれですぅ」
しかし真紅は・・・・
「一度読んだ本はこうして読み返すのが英国流よ」
「嘘つきやがれです」


意訳
「相手してもらえなくて寂しいですね?」
「仕方ないわ。ジュンは自分から扉を開けた」
「わかってるですぅ」
「わかってないわ、家だとうるさいからよあなたが」
「そんなこと無いですぅ、真紅のどあほう!」


次のページではジュンにとって前の生活に戻る事が幸せで、
という話しに行きますが、

翠星石のとっては一瞬
「あなたがせいでジュンが家にいないのよ!!」
ときこえたからどあほう!となったのでしょうね(笑)


人は成長して在りし日の人形遊びを忘れて成長していく
人形は人形のまま朽ちて塵へかえる・・・・・

というセリフがありますが、
スーパードルフィーとか数万数十万のお人形達は
どう見ても大人用です?


わかっててセリフに入れたとは思いますけどね(笑)



ここで翠星石は真紅の言葉に
「薔薇乙女は違う!
 雛苺は食べられた、蒼星石は消えた!
 ただの人形のほうが幸せです!」
と、脱兎のごとく駆け出す・・・・・

真紅は蒼星石にもなにかあったとしってしまったようですね。




図書館で巴に授業の進行状況を教えてもらうジュン。
巴を呼び出したことを「家だとあいつらが聞き耳立ててるから」と。
しかしなんで汗がでてるですかね?

次の学期から学校に出ようと告白。
まさにトロイメントの状態まであと一歩です。


巴の夢の中に雛苺が出てきているようで、
水晶の向こうから何かを訴えている・・・・・

きっと水晶は雪華綺晶の中、捕らわれた雛苺が・・・・・


しかしジュンはあまり深刻に捕らえてなくて、自分の事や試験問題の心配を。
この違和感に巴はきがついたんでしょうね。
「桜田くんは急に遠くばかり見すぎている、助けが必要な人の事を忘れている」

ようするに
「遠くばかり見てて、手元を見ていない。
 いままで一緒にいたドール達の事を気にかけてない。」


しかし、ヒキコモリから一気に脱却しようとしている・・・・
そんなジュンにはわからないようですね。




翠星石は蒼星石のマスターのところへ行きますが、
「今日は窓を破らないで来てやったですぅ!!」

いつもはやぶってるのかあんた!

しかし、マスターは夕刻にもかかわらず寝ている・・・・
これは怪しいと結局窓ガラスをわって突破!!!



真紅はフィールドで
「何かおかしい・・・・ひっかかる・・・・何かをみおとしている??」
とつぶやきながら探索。

そこへ突然霧が。
そして「この気配は・・・・姉妹の・・・・・」


tobecontinued





雛苺のマスターのオディールは眠らされているので、
もしかして結菱一葉も眠らせている予感も・・・・・
なんといっても、前回で蒼星石が盗まれていますから。

そして、めぐがほしいから水銀燈に契約しなさいとそそのかす・・・・・


予想としては、雪華綺晶は雛苺・蒼星石・水銀燈のマスターを得たい。
となると次はもちろん、ジュンかみっちゃん。
二人を制すればアリスゲーム完了?

ドール達の間ではローザミスティカを奪い合うのがアリスゲームとされていたのが、
雪華綺晶はマスターを制する事で制覇を狙う。
それがなにかはっきりしてきたかもしれません。

それならばローザミスティカがいらないのがわかります。

もちろん真紅は結菱一葉がおかしい事はしりませんし、
翠星石はオディールが寝ている事は知りません。
水銀燈はなにもしりません。
金糸雀にも真紅はつたえてないのかな?

今までとは違うやり方(今までは格闘戦のアリスゲーム)で攻めてくる雪華綺晶に
みなが困惑して理解し切れていない・・・・・


何かと姉妹と対峙した真紅が、
はたして雪華綺晶で戦ってしまうのかわかりませんね。

雪華綺晶にとってはここで真紅と戦う意味はないでしょうし。
2006年830日
コミックバーズ10月号(8/30発売)
ローゼンメイデンphase40


第をつけるのなら

-姿なき攻撃者-


ひき続きカナ・真紅・翠星石は雪華綺晶を探しているわけです。

表紙はピチカートとともに探す金糸雀。
暗闇?の中、深夜に及んでいるせいかあくびをしたり眠そうです。

ここで真紅と交代してホーリエとペリーベルとともに空間を探索する真紅・・・・・
なにかの欠片を見つけますが・・・・そこには!

雪華綺晶により精神を封印され眠らせれ続けているオディール!


そこには偽雛苺の姿はなくオディールが幻覚の中に閉じ込められ、
偽りの幸福を感じさせられている・・・・・・

これで真紅側には雛苺だけでなく、
マスターのオディールもおそらく雪華綺晶の被害を受けた事が判明したことに。



転じてリアル世界では、例のジュンジュン作の服が14万5千円で落札。
目の前の現生に目がくらむ・・・・わけではなく、
だましているみたいとかすなおに認めようとしない。

ここでみっちゃんは
「これはジュンジュンへの評価」
「物の値打ちを決めるのは作り手でなく求めている人」
「1円でも1億円でも作り手は文句言えない。それがモノ作り」

良いこといいますねー

でも、みっちゃんはジュンジュンを自分のブースで活用しようとしてますけどね。


すこしおいてジュンは拒否しますが、
どうもジュンとのりの表情を見るとみっちゃんの言葉の意味はよくわかってて、
なにかが開花したようですね。


転じて勉強しているジュン。
帰ってきた真紅とはなしてますがやはりなにか開花したようですね。

ようやくトロイメント一話においついた?
そんな感じです。



相当転じて翠星石が蒼星石のマスターの結菱一葉とお茶してます。

この後わかるんですが、週に一度はこうしてお茶に来て
カバンの中の蒼星石の顔を見ていたようです。

大好きなジュンに対する不満を次々と語ってます(笑)
「翠星石が特別に抱っこさせてやるって言っても見向きもしないですよ?」

なんてわかりやすいツンデレ。
これが真紅なら抱いて頂戴といってるから
やっぱりツンデレは翠星石のものですねー。


一葉はこの話を聞いて蒼星石が自分の心を解放してくれた時とダブらせてますね。
「迷路に閉じ込められたと思っても、
 ほんのわずかな光がさせば出口は案外近くにあるものだ」

まったくその通りだと思ったのか翠星石は「本題」へ


前回一瞬でた・・・・・・・・
蒼星石の帽子。

これがどうやら物理的に蒼星石がかぶっていたものらしく、
蒼星石はカバンの中でねむっているはずで、
翠星石も週に一度は茶ぁしばきにきて顔を見ているからおかしいと・・・・・・

前ページのツンデレはなんだという、
緊急事態!
つうか翠星石、それ駆け込んですぐに調べなさい!



もちろんカバンの中には蒼星石は・・・・・・


ほんと雪華綺晶は姿は見えずとも
着実にドール達に見えるように攻撃を繰り返す。

-姿なき攻撃者-




雪華綺晶はヒトコマも出てきてないのに、
ほんと存在感ありますよ。

着実に他のドール達に危機が迫る。

それは、リタイアしたはずの蒼星石までも・・・・・・・


しかし、最近ほんとに翠星石の美人ぶりが目に付きますね。
真紅は人形的にかわいく描いている感じで、
違う描き方のような感じもしてます。
2006年7月29日
コミックバーズ9月号(7/29発売)
ローゼンメイデンphase39



まあ先月号のいきさつから、
今回はジュンとみっちゃんが服を作る話の公算が高かったのでおちついて見られました。


やる気の無いジュンと熱い情熱を持つみっちゃんで初め。
熱いですよみっちゃん。ジュンがたじろいでます。

ジュンの才能にほれ込んだみっちゃんが
「これは神の導き」といい「ヒッキーのジュンジュンには時間がある」と禁句発生。

怒ったジュンに金糸雀が「なんだかいいムードかしら・・・」
翠星石「どこがです!?」

ここで真紅が離脱を促して、三人は離れて・・・・・


桜田家ではジュンとみっちゃんとのりが会話してますが、
ヒキコモリを根に持つやる気の無い?ジュンに
みっちゃんが「今の仕事はきついけど自分の目標に向かって闘う・・・」と説いて
自分の趣味を仕事にして目標とするのは大変でしょうけどね。
金糸雀を溺愛してあれだけドールマニアならやりとげようとできるんでしょうね。

金糸雀と言う動機付けもありますし(爆)


深夜に真紅が起きて、そこにはドレスの刺繍を作るジュンが。
頭突き?を決めた真紅がジュンに

「抱いて頂戴」

動揺するジュンに刺繍を近くで見たいと。

おいおい。



真紅を膝の上に載せて刺繍をまじかで見せて、
「成長したわねジュン」
「はぁ?呪い人形に言われたくないね」

「そうね、私たち人形は成長しない。何かに突き動かされているだけ・・・・・」
「アリスゲームに生きる事・・・・・・・それが私たちの自然であり必然なのだとしたら・・・・」


ふむ・・・・・

ただアリスゲームはお父様が決めただけで、
アリスを作れないお父様が
アリスゲームの勝者がアリスという条件をつくれるのかという矛盾。

現実世界に生きているとはいえ、
雪華綺晶みたいに精神世界でだけ観念的に存在する事も可能。
蒼星石のようにも。

翠星石と蒼星石の能力が夢を精神を助ける能力を精神世界でもつもの。

それが「ローゼンメイデン」

アンティークドールでもあり、
精神世界の住人でもある。

それを介在するのがローザミスティカなのかもしれない。


精神が残っていれば新たなる器に宿る事が出来るかもしれない。



転じて鏡の前。
暗闘探索していた翠星石を真紅がお出迎え。

どうやら金糸雀も含めて順番に雪華綺晶をさがしている模様です。
「翠星石はケンカはゴメンですけどふりかかる火の粉は浴びる前に払いたいですからね」
と、非戦主義者の翠星石も参戦。
「蒼星石を救うついでです。雛苺も必ず取り返してやりましょうです」

翠星石の顔がずいぶんと輝いているように見えますが・・・・・

最後のコマでその手に持つものは!?

なんと



ドール達のいない桜田家では、ジュンが結局全部試作したドレスを
みっちゃんがオークションにだして・・・・・・・

5000円開始から終了1時間前から入札が殺到して、
残り42分で10万突破して自分の作品の評価にあぜんとするジュン・・・・・・・

ヒキコモリで服に関しては心にキズをもつジュンとしては、
たかだか自分の作った服がこれだけのものになっていのは天変地異なのでしょうね。

今までドール達に評価されてても、それでも否定していたジュンが。
ゆるがしようがない金額と言うリアルな評価が。




今は人間世界とドール世界とが平行分離ですね。

自分の中での才能をいやでも見せられたジュンを原作者がどう料理するか。
ゲームだったりすると、ここで開花して有名服飾店の道・・・・・ですけどね(笑)


そんな人間界はともかくとしてドール界は静かに闘っていると言う印象ですが、
(相変わらず水銀燈がどうなったのかワカリマセンが)
翠星石が持っていたもの・・・・・・ね。

翠星石にはどういう真の意図があるのかな。
鏡の中で本当はなにをしていたんですかねぇ・・・・
2006年7月4日
遅くなりましたが
コミックバーズ8月号(6/30発売)
ローゼンメイデンphase38



初めにジュン・真紅・翠星石・金糸雀が見合ってますが、
どうも前回から翠星石は金糸雀の行動が気に入らないようで怒ってますね。

金糸雀がまるでお見合いのように進行しようとしてたら
みっちゃんが「自分で当てるから!」と制止。

当てるからとはいっても、外しようがないような気がしますけどね。



みっちゃんと真紅と翠星石を見てつい押さえきれずに、
目の前から一瞬のうちに消えて背後に回って
「夢にまで見たローゼンメイデンW抱っこ!!!!!!!!!!!!!!!」
あまりのことに真紅も翠星石も白目!

翠星石が毒舌を放つと「噂通りの毒舌小動物系」
真紅が髪で攻撃すると「噂の巻き毛ウイップ」
あまりのことに至福の笑顔で倒れてます(笑)


しかしこの時の翠星石がなにげにかわいいのですよ。



ギャグで攻撃した後に真紅の可憐さ????を出す為か背景がいい感じの真紅。
(単に背景にトーン使っただけかも。)

ちなみにこのときにみっちゃんがカメラを持ち出しているんですが、
ちゃんと一眼レフに進化してます!!


ここでみっちゃんの金糸雀との出会いまで、つまり
どうやって「まきますか?まきませんか?」のいきさつが語られます。

みっちゃんはネットでローゼンシリーズの情報をさがしてたようですが、
どうやらその中に人工精霊からのメールがあったようで・・・・



誤字だらけの(爆)
ピチカートは日本語が苦手らしい??


あまりのはしゃぎぶりに翠星石が怒って金糸雀に
「オマエつら貸せや」
と耳ひっぱって引きずり・・・・・・

金糸雀に「悲しみは自分で乗り越えなくてはならない」と諭します。

前月からの翠星石の怒り方はここへの伏線ですね。
ひさしぶりに翠星石がいい役目してます。



ここで金糸雀のお色直しの時間になったらしく?
でか人間(by翠星石)が金糸雀を着せ替えますが・・・・
真紅と翠星石は感心してますが、
「プロのわりに詰めが甘い!!」
とプロのパタンナー相手にダメだししてみっちゃんをへこませてます(笑)


さすがのジュンには真紅も翠星石も
「見る目がマエストロ級にきびしいです」



こんな才能があるから、ひきこもりの原因になって・・・・・

ここでみっちゃんがドルフェス合わせの新作の手直しをしてくれといい
その才能にさらにほれ込んで

「ジュンジュン!!あなたの才能を貸して!!!」





なんという展開!!
物語はまったく違う方向に進んでいるようです。


めぐ銀がどうなっているか次第ですが、
雪華綺晶がなにも動かなければしばらくこのままかも。
たとえばアニメ特別編までギャグ展開とかね。


しかし、金糸雀はほんと健気でかわいいですね。

蒼星石界隈がうごいてない関係上、
私の中では水銀燈に続く存在になってます。
その株はますますあがってますね。


たとえば
東の横綱・水銀燈   西の横綱・蒼星石(名誉格)
東の大関・金糸雀

こんな感じですね。



フィギュアも良い出来でしたし、
すっかり最近は金糸雀ウィークですね(笑)
2006年5月30日
コミックバーズ7月号(5/30発売)
ローゼンメイデンphase37


2号分あいて待望の3ヶ月ぶりのローゼンメイデンですよ!



まずヒナの元マスター・コリンヌの子孫のオディールの夢?
雪華綺晶と関係ある白き城・・・・・

そこになんと雛苺登場!

もちろん出てきた瞬間これは罠発動と思いましたが
当然のごとくこれは雪華綺晶の罠。

雛苺との夢を見させられて・・・・
メグのいる病院に搬送されて10日間も眠り続ける・・・・・

「貴方の役目はもう終わり」
 偽りの夢に抱かれてお休みなさい
 マスター・・・・・・」


同じ病院にいるメグと水銀燈。


ここで前号で雪華綺晶が水銀燈に行っていた事が判明。

ようするに
「ローザミスティカいらないしあげるからマスター頂戴」

これが雪華綺晶の目的でしょうか。
ローザミスティカでなくマスターを狩る・・・・・

望み通りマスターを狩ったとしてそれで何が起こるのか?
疑問はのこりますが・・・・
雪華綺晶にとっては先が見えているのでしょう。

で、水銀燈がメグと契約をしようと
「左手をだしなさい」


水銀燈・・・・・・・こんなものすごい罠のにおいがするのに
雪華綺晶のことを真に受けるなんて・・・・


しかしそんなこととはつゆ知らずのメグは






会心の全力の笑みで興奮を隠せません!
そしてあきれて困惑する水銀燈がまたかわいいですね!

そして結婚式のような事を言い出して、
メグの興奮はおさまりつかず・・・・・
無事に契約?


この先どうなるかわかりませんが、
とりあえずメグX水銀燈はすばらしいと思います。






舞台はそんな雪華綺晶の策略も
メグの萌え暴走も関係なく金糸雀のお帰りです。

無理矢理明るくしようとする金糸雀に
「とっととかえるですぅ!」
と盛大に水をぶっかけ・・・・


帰宅した金糸雀を待ち構えているのは、
暴走ドールマニアのみっちゃん!
残業がなくてすぐに帰って豪華ディナーが・・・・
あまりに自分の幸せぶりに金糸雀の目に涙。

こういうけなげなところが金糸雀の魅力ですねー。



そして最後は・・・・・


「どーもー始めましてぇー
 カナのマスターの草笛みつでーっす」

と桜田家に来訪(爆)
来週はどうなる桜田気!?




そういえば今回真紅ほとんどしゃべってませんね(爆)
2006年2月28日
コミックバーズ4月号

-雛苺健闘譜-


前回始まった真紅vs金糸雀の勝負。
一方的な勘違いと説明不足から始まった戦いからいきなりスタートです。

いきなり2ページ目でストップが!
雛苺はまだローザミスティカの中に生きていたようです。

・・・・・・・・ほんと外は器なんですね。
ローザミスティカ単体でこれだけの意思を伝えられるなんて。


転じて最近くんくん人形をゲットして萌え萌えな水銀燈。
はドラマCD。

最凶水銀燈として悪全開モードで雪華綺晶に対峙します。
「闇を纏わされ逆十字を標された薔薇乙女最凶のドールよ」

でもドラマCDでは「くんくーーーん(はーと)」

もとい、原作でも6巻あたりからそういう悪方面ではなくなっていますけど。

雪華綺晶は威勢がいいのは口先だけとメグがいるから仕掛けられないのでしょうと、
かなり図星な事をいっている・・はず。
「愛しい水銀燈、私はあなたを救いたい・・・・・・」
一応展開としては薔薇水晶が仕掛けたのとすこし似てきてますよ。

雪華綺晶がローザミスティカをみせたところで、
真紅と金糸雀の場面。
雛苺が最後の輝きを振り絞って金糸雀に全てを伝えました。

最後に雛苺は自分を使って大切な人達を守って欲しいと伝え、
真紅は最後にあなたの願い通りにはならないかもしれないけどいいのかと問い、

雛苺は最後までよく頑張りましたね。
これから真紅・翠星石・金糸雀連合に、水銀燈と雪華綺晶がどうからむのやら・・・


転じて、水銀燈と雪華綺晶。
堂々と雪華綺晶はローザミスティカは「私には要らないから」と。
水銀燈の本当の願いを知っているとローザミスティカを欲しい理由をと。
しかも自らのローザミスティカを取り出して!

・・・・・・・いったい水銀燈と雪華綺晶はどういう取引をしたのでしょう。
それにもまして、ローザミスティカを「要らない」という・・・・・
実際に雛苺のローザミスティカを逃がしているので本当・・・・・
では、実体をえた雪華綺晶は何を求めているのか。
雪華綺晶の考えるアリスへの道はおそらく他のドールとはまったく違うのでしょう。
さもなくば・・・・・



一転して翠星石のスパルタ乙女によるジュン起こし!
「おめざの足ふみ運動です」と足蹴りして
「元気な朝は翠星石のスコーンから!!」
こういうかっちりした翠星石はひさしぶりかも?
どうみても空元気でしょうけど。

どうやら真紅・金糸雀は雛苺の一件を秘匿するようです。
これ以上、ジュンが無力感で引きこもったら大変でしょうからね。
(サックリばれそうな気もしますが。)

沈み気味の朝食に金糸雀が
「カッカナの朝は一杯のオレンシジュースから!!
 はりきって一気飲みしちゃうかしら」



と、自家製はちみつ黒酢で華麗に撃沈かしらーー
2006年1月30日
コミックバーズ3月号(1/30発売)
ローゼンメイデンphase35


ネタバレになりますが、
薔薇水晶がニセモノ第七ドールであるために
本物の名前は出しておかないと混乱するので・・・・


-真・薔薇乙女第七ドール。その名は雪華綺晶(キラキショウ)-





巻頭カラーの真紅の涙を見たときに、
そういうことかと覚悟はしましたが・・・・・


すでに雛苺は食べられる・・・・・


雪華綺晶に器として完全に取られてしまいました。


しかし、ここで不思議な事があるのですよ。
まず雛苺の人工精霊・ベリーベルを好きに逃げなさいと逃がしたこと。

そして、ローザミスティカをベリーベルが運んでいるので
雪華綺晶はローザミスティカさえもいらないということに。

実体を持たないものとして器が欲しいというのはわかりますが、
なぜローザミスティカを逃がしたか・・・・・

ローザミスティカを逃がした事で真紅の元へベリーベルが運び、
雛苺の最後のその記憶を伝い雪華綺晶の事を伝える・・・・・

ベリーベルは他の人工精霊と比べるとはずかしがりやであまり使えてない・・・
しかし最後によくやりましたね。


しかし真紅を尾行してた金糸雀が
真紅のあいまいな返事で完全に勘違いして、
雛苺のローザミスティカを巡っての真紅vs金糸雀がいきなり開始!

しかし水銀燈の例によると、招かれざる者が奪ってもダメなんですが・・・・・



戻って雪華綺晶は水銀燈の所へ。

メグがおそらくずっと繰り返しているであろう父親への罵りを見て、
水銀燈はメグの願いをかなえようと・・・・・

いやそういうことでは無いでしょう水銀燈といったところへ
しかし、ここで現れた雪華綺晶。

雛苺の体を奪っても体は雪華綺晶そのままのようです。

ひさしぶりに強気モードの水銀燈が顔をのぞかせますが、
水銀燈の心の茨を指摘する・・・・
「愛という茨が幾重にも縛っている・・・・
 おとうさまをいくら愛しても決して愛は返されない・・・・・・
 狂うほどの愛は別なものへ変ってしまった・・・・」

水銀燈がおとうさまへの愛ゆえに狂気になったということを、面前で指摘する。
本当は自分でも気づいているはずだと。


だからメグの父を殺しても水銀燈の呪縛は消えないと。

つまり、水銀燈とメグの境遇は同じである・・・・・・ということですかね。
「ぐるぐるとアリスのために憎しみが巡るだけ」

ここで水銀燈の行動をとめた・・・という事になりますね。意味が無いと。



雪華綺晶は念願である実体の器を手に入れました。
しかしローザミスティカや人工精霊は放棄する、
言葉は正しくもあり、また掴み所が無い。

そして、その表情は空虚なまなざしであり、
氷のように冷たいまなざしであり、
どこを見ているのかわからず、なにかを見据えているのかわからない。
しかし、確実になにかが進行している。


金糸雀vs真紅は闘いが始まりましたが
(アニメのあのパワーバランスを考えると真紅がかなり強いはずですが)
では雪華綺晶と水銀燈が戦うかはわかりません。

なにしろローザミスティカを取らなかった雪華綺晶ですから・・・・




とりあえず、これからうにゅーを買ってきます・・・・・・
2006年1月5日
年末年始は落ち着かないと思ったので、
今日やっとコミックバーズを読みました・・・・・・・



アニメより数段怖いですよ薔薇水晶は。
アニメだと暗躍しているとはいえ、表に出てきてますからね。
あと水銀燈と比較すれば水銀燈は動の闇の悪ですけど、
薔薇水晶は静の陰の悪でしょうか。

実体が無いというのも怖い。
本人曰くお父様は実体に縛られることが
アリスへの妨げではないかという考えらしい・・・・・

これはこれでよく言えば哲学的、悪く言えば意味不明。
そもそもそうなると人形師関係ないし、
どうやって薔薇水晶を定義づけできたのか疑問が・・・・

それとアニメと比べてまくし立てるようによくしゃべりますね。
アニメでにやりとする表情は怖かったですけど、
原作の邪悪さはもっとえげつない怖さですよー。
展開と共にホラーなかんじですよ。

そして実体が無いものの定番として「やっぱり器が欲しい」となって、
(この考え自体、お父様の意思を否定しているんじゃ・・・・それは水銀燈もですね)
その矛先が弱い雛苺ということ。
見事に一番弱い雛苺を一人鏡の世界に誘い込み、
口づけをして一体になり雛苺を乗っ取ろうとする・・・・

真紅とホーリエは間に合うか!?



アニメならあと3回だからと安心?できても、
原作の場合はいくらでも続けられる関係上、
蒼星石のようにサクッと持って行かれるかもしれないですしね・・・・

雛苺ファンはアニメ予告も原作もこれでは・・・・
どちらもジャンクにリーチがかかっている状態とは、
なんという年始でしょうか・・・・・・・
2005年11月30日
ローゼンメイデンの原作が載っている
コミックバース買ってしまいました。
おそらく今月から買い始めるでしょう。

もちろんローゼンメイデンの為のみに(笑)

最新のネタをおっかけたりそれだけの為に買うというのは、
昔のメインジャンル「赤ずきんチャチャ」以来ですね。


ちょうど真紅の下敷きが付録です。


薔薇水晶はアニメとは眼帯が左右違うという決定的な違いがありますが、
アニメでも色素が元々薄い為にあまり印象が変りません。
逆にアニメではホラーや悪な場面しか出てきてないために、
原作絵のほうがかわいらしいかもしれません。

冒頭で監督インタビューがありますが、
「トロイメントはアリスゲームがテーマ」ということで、
たしかにそうでしょうねー。
インタビューを読むに「アリスゲームに回答なし」ってことかな。
ちょうどローゼンメイデンファイルで似たようなこと書いてましたけど。


情報としてはローゼンメイデンのゲームはADVだそうです。
あと、サウンドトラックが11/25に発売予定だったようですが、
サッパリです(爆)



6巻分が抜けていると思いますがすんなり入れました。

今回は雛苺のマスターを名乗るものが出てきましたね。
雛苺の過去のマスターの子孫。
しかもきちんと指輪付で。

しかし薔薇水晶がささやくヒトコマで、
この話に一気に裏の意図が見え隠れしてしまいますね。
ジュンマスターということで3体が組んでいるのは、
周りからはなにかと動きづらいでしょうから。
単純戦闘を考えればなおさらね。

最後に雛苺の夢に・・・・来月はどうなるのでしょう。


他には水銀燈もといメグがわがまま炸裂で暴れてたり
翠星石はいきなり突撃かましてみたり
金糸雀は相変わらずのポジションで、
潜入しようとしてもしなかったり、
マスターのみっちゃんは相変わらず溺愛(笑)

翠星石と金糸雀は真面目な話の中に、
なにかを加えてくれますね(笑)