海外移住情報 東チモール現地事情編 The Democratic Republic of Timor-Leste 査証編 |
○独立の経緯 インドネシアに併合されていた東ティモールでは、99年の住民投票で独立を採択。反独立派 のテロなどが続く紛争地域となっていましたが、ティモール海域の石油・天然ガス権益の話し 合いがオーストラリアと合意したことで、インドネシア議会が分離独立を承認。2002年に独立 を果たしたものの、インドネシアでは同じく独立を求めるアチェ自治州で紛争化が激化。背景 には自治州海域の石油権益を守りたいインドネシア政府の意向が介在しています。 ○投資促進公式機関 ■東チモール外国投資促進事務所 ビジネス・投資のための「ワンストップ・サービス」を実施しています。 Memorial Hall Av. Praia dos CoquerosFarol Dili tel 3331084、3331087 fax 3331086 ○運転免許 日本の国際免許証の使用は不可。車の運転には現地の運転免許証が必要です。 ○アクセス <空路> インドネシアのバリ島から、またはオーストラリアのダーウィンからも航空路線があります。 バリ島で航空券を買うと往復約240ドル。所要約2時間。 <陸路> インドネシア・西ティモールのクパンからミニバスで越境可能。 クパンへはインドネシアのジャカルタ、デンパサールからメルパテイ航空が就航。 ○東ティモール独立と外国人特需 インドネシアからの分離独立を求めていた東ティモールは2002年4月15日に大統領選を実施、 5月20日に21世紀初の独立国が誕生しました。 独立時の首都ディリは、日本を含めた国連監視団をはじめ、外国人報道陣を対象とした消費 特需状態。このため安宿は最低10ドル以上、物価はインドネシアの2倍から10倍に跳ね上が る異常状態。街中の屋台で食べる食事も数ドル以上に・・・。 ■独立後の状況 インドネシア通貨のルピアは廃止。東ティモールドルが新設され米ドルと同じ対価。米ドルも そのまま使用できます。空港からディリ市内までは車で5分、タクシー券5ドル。タクシーでの 市内移動は1ドル、ミニバスは10セント。独立時の外国人特需物価は収まりつつあるものの、 相変わらず物価高が継続。また、オーストラリア資本が中心の経済環境に移行しています。 |