Librettoの起動をもっと速く
ここではLibrettoの起動を少しでも速くする為の方法をご紹介します。
この方法はLib20/30/50/60/70/100/110/SS1000/SS1010/M3で有効です。
まず優先する起動ドライブの設定で少し起動を速くします。
「BIOS起動方法」を参考にしてリブのBIOSを立ち上げて下さい。
立ち上げたら[OTHERS]の所の[BootPriority]を「FDD->HDD」から「HDD->FDD」に変更
します。
この変更により通常ではLibretto起動時にFDDを最初に読みに行きますが、ここでの変更
によりHDDを優先する事でFDDまでBIOSがチェックしに行く時間を省き、少しだけ起動
速度を向上させます。一時的に優先するドライブを変更する場合はリブ立ち上げ時に
「F10」キーを押しながら立ち上げるとその時だけ逆になります。
次に起動ドライブのルートに「MSDOS.SYS」というファイルがあると思います。
表示されない方はWindowsの設定で「全てのファイルを表示」を行って下さい。
次にこのファイルをエディタなどで開きます。
ファイルを開くとファイル内に「Logo=1」という表示があると思いますので、これを「Logo=0」
(0はゼロです)に書き換えます。この辺に詳しい方なら既にご存じだとは思いますが、
この設定を変更する事でWindows95/98起動時のロゴを表示しなくなります。
これによりルートにあるLogo.sysを読み込む時間を節約する事により起動を少しでも速く
します。リブ100以前の機種ではHDDはISA接続なのでドライブのRead/Write速度が遅い
ので、余計なファイルは読み込まない方が起動が速くなるのは当然です。
またこれによりロゴが表示されなくなりますが、「Autoexec.bat」のコマンドが丸見えになる
ので、気になる方はAutoexec.batの内容に「cls」コマンドを加えるなどして編集して下さい。
またその際に「ECHO」で自由な文字列を表示する事も可能です。
これを使って「Now Loading...」などと表示させてみても面白いかもしれません。
(例:Autoexe.bat内に「ECHO Now Loading...」と書き加える)
これらの設定で1-2秒くらい起動時間を短縮できるかもしれません。
あまり期待しない方がいいかも・・・。