G.レヴォリューション |
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セレイミナール・サースティ(N/NCブランチ)
セレイミナールはそっと扉を開けた。
「おい、襲われるぞ!」
カプラーの警告を無視して、ジルに近づく。
焦点の定まらない目で、セレイミナールを見ると、ジルはバトルアックスを振り上げる。その一撃をチェーンソーで受けるとセレイミナールはジルの左手を取り、サイボーグ化した自分の胸に当てた。
「わたしは、あなたの仲間。君の倒すべき相手はもういない……」
セレイミナール・サースティ | ||
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女性 13才 | ||
クラス | ドラグーン | |
一人称 | わたし | |
二人称 | 君 | |
口調 | そっけない感じの女性口調 「……だよ」「……だね」 |
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特徴 | サイボーグ手術を受けている | |
死の淵をさまよった事がある | ||
誰か主君がいる | ||
性格 | クール、神経質、いつも疲れている | |
外見 | やせ過ぎ、胸が小さい、腰が細い | |
ノエーマ | ≪音速≫のカスミイチモンジ 豪快な印象の男 |
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アイテム | チェーンソー、サングラス、スーツ | |
レベル | 12 | |
履歴 | H>NC>未着>NC>N> | |
補足設定 | ||
初期クラスはサムライ(現在はドラグーンにクラスチェンジ)。サイバーパンクものの娯楽作品に『ストリート・サムライ』なんて用語があるけれど、当初からそのようなイメージでした。 漆塗りの鞘に収めた戦闘用チェーンソーを、サイボ−グの怪力で抜刀居合術をする、尖ってクールで激ヤセな少女。肉感的な要素を極限まで剥ぎ取った、人形のようにすらりとした無機的な肢体。両腕を始めとする身体各部を、戦闘用レイバードールの部品でサイボーグ化しており、相手を間合いのうちに寄せ付けないような戦いをする。口調が「元気な男性」となっているのは登録の便宜上で、イメージとしては「……だよ」「……だね」という語尾の、色気のない、素っ気無い感じの女性口調。 いつも神経を尖らせ、張り詰めているので、傍目にはいつも消耗して疲れているように見える。クスリの投与を欠かせない身体で、いつも何かの錠剤を飲んでいたり、自分で腕に注射を打っていたりする。 ハンターになって最初の戦闘で、クリーチャーの群れの中に取り残され、生きながら四肢をバラバラにされるという恐怖体験をし、それ以来人間らしい感情表現を失っている。が、心の底では常に押さえられない怒りや悲しみや苦しみ、劣等感、整理のつかない感情を抱えている、繊細な娘。 ノエーマの「カスミイチモンジ」は、血に飢えた荒武者の姿をした、破壊衝動の塊の如き、荒ぶる戦闘狂。セレイミナールとの関係は良好とは言えず、打算的な間柄である。 |
PBM「G.レヴォリューション」は、前作ステラマリス・サガとは直接的な繋がりのない続編ではあるけれど、メモリシアやクリーチャー、巨大企業、エグゼクター、二人の王女……といった、共通した状況や固有名詞が出てくるというパラレルワールド、いわゆる「ファイナルファンタジー的」な続編です。マニュアルなど、前作のマニュアルの文章をそのまま、大陸や人物名を置き換えただけの同じ説明が登場……なんて文脈が幾つもあって、ニヤリとさせられます。手抜きと受け取る人もいるのかもしれませんが、僕はニヤリとしました。
そんなわけで、セレイミナールには「ステラマリス・サガ」PC、セリスタのイメージをだぶらせてあります。イラストも、セリスタのイラストを元にして、手を加えたものです。でも一応、別の人格を持った別人、という扱いではありますけどね。
実のところ、初回リアは前作のイメージに引きずられてしまって、違和感に苦しんだものですけれど。最初からイメージの固まっているキャラクターは難しいな、と感じました。幸いにも第二回の個別リアは、本当にイメージぴったりの、プレイヤーがアクションシートに書いた以上にイメージ通りに描写して頂いたのですけれどね。扉に耳を当てて、クリーチャーの数を推し量るシーンには、本当に驚いてしまいました。
いきなりアクション遅刻したり、なかなか共通に登場できなかったりで四苦八苦したのですが、5回結果でサムライからドラグーンにクラスチェンジし、共通リアクションにも登場できました。数少ない?エルグラディス最高司祭に賛同するキャラクターとしてもアピールできましたし、まだまだこれからです。