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銀盤グラフィティ 〜銀盤グラフィティ〜 《ダンシング・ヒーロー》

ダンシング・ヒーロー (STRICTLY BALLROOM) 1992年作品
LD 国内盤 ダンシング・ヒーロー CD 国内盤 ダンシング・ヒーロー サントラ CD 米国盤 ダンシング・ヒーロー サントラ再発売版
LD 国内盤
ワイド,字幕版
CD 国内盤 サントラ CD 米国盤 サントラ
再発売版
 

ダンシング・ヒーロー』 (STRICTLY BALLROOM) 1992年オーストラリア作品
監督:バズ・ラーマン/音楽:デヴィッド・ヒルシュフェルダー
出演:ポール・マーキュリオ,タラ・モーリス,ビル・ハンター,他

  社交ダンスの元・花形ダンサーの息子に生まれたスコットは、ダンスは好きだし才能もあるが、単なる型どおりの社交ダンスではもどかしくてしかたがない。周りはきっちりルール通りの優等生なダンスをこなして大会で優勝し、彼が有名になる事を願っていろいろ口出しや画策をするが、スコットは自分で自分に合うパートナーを見つけて、大会でも認められる自分のダンスをしようと挑戦する。

  独特の細かいカット割りによる映像表現が特徴の、バズ・ラーマンのデビュー作。主役がダンサーなのでダンス・シーンは多いですが、この映画はミュージカルではありません。
  荒削りでツッコミどころは沢山あるけど、映像からあふれ出る情熱はさすが。個人的には、ダンスがまともに見れないくらい早くて細かいカット割り技法自体は好みではないのですが、映画そのものにはとても惹きつけられる、不思議な魅力とパワーがある作品です。(でもバズ監督〜!せっかくのダンス、もっとちゃんと見せて〜!)
  主役のスコットも確かに格好いいですが、このの作品で最も格好いいのは…。言うとネタバレなんですよね。若手実力ナンバーワンのダンサーであるスコットが(実際、ポール・マーキュリオは上手いです)、ただの小僧にしか見えないくらい圧倒的なオーラを発する人が出て来ます(短いシーンなんですけどね)。あまりの格好よさに、私はじたばたしながらも見惚れてしまいました。本物は違いますよ、やっぱり。
◆レーザーディスク(国内盤):日本ヘラルド PILF-7225
  ジャケットのスコット、格好いいです〜♪クライマックスで彼が踊る“パソ・ドブレ”の姿です。
  バス・ラーマンは2001年に『ムーラン・ルージュ!』で話題にもなってるし、便乗してDVD化とかされないかな。でもって、編集なしのダンスシーンの映像とか、特典に入らないかしら。
  追加:2002年5月に『ムーラン・ルージュ!』国内盤が発売になりました。でもダンシング・ヒーローはDVD化の気配なし(涙)同じくバズ監督の『ロミオ+ジュリエット』は特別版で再発になったのに…。
◆サウンドトラックCD(国内盤):SONY RECORDS SRCS-6577
  劇中で使われたボーカルやダンス・ミュージック、スコアを集めたサントラ。ジャケットはやっぱりクライマックスの“パソ・ドブレ”姿のスコット。格好いいですね♪
◆サウンドトラックCD(米国盤):SONY MUSIC CK-86416
  スコアを三曲追加して、リマスターで出た再発売版。ジャケットの極彩色がきれいで、バズ・ラーマンっぽくて、とっても好きです(^-^)(ちゃんとバズ・マーク付き。)

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