ヨーロッパ週末ぷち旅行記 : Part 32

奇岩峰の間を歩こう、ゼクストナー・ドロミテ(イタリア)

(ドライツィンネン/トレチーメ ディ ラヴァレード〜ゼクステン/セスト)

2005年7月23,24日(土,日)

中欧全体地図
行程マップ

[憧れの岩峰群 : ドロミテ東部]
南チロルの一部を含むイタリア北東部に連なるドロミテの岩峰群はアクセスもよく, 麓の標高も高いため, 麓で遊ぶ避暑客から本格的ロッククライマーまで多くの客を惹きつける, 南アルプスの代表的な山塊である. このうち東部のDrei Zinnenの三連岩峰は, 近隣のMisurina湖, Cortina d'Ampezzoの町とあわせて東ドロミテ観光の中核をなしているといえる.
一般的なアクセスはVeneziaから直接か, Calalzo経由が多いが, オーストリア側からのアクセスは, 旧回廊列車であったInnsbruckからBrenner峠を経由し, Lienzへ至る路線(Pustertal線)からが良好だ. Venezia経由も悪くないが, この路線はまだ乗っていないということもあり, 今回は少し大回りして夜行でInnsbruckへ移動し, 朝の便でDobbiacoへ入ることにした. なおCortina d'AmpezzoやMisurina湖沿いは保養地として宿の人気が高く, 値段的にも取り辛いということもあり, 今回は前者は省略, 後者もバスから眺めるだけにして, Sextner Dolomitenのハイキングに絞ることとし, Drei Zinnenからそのまま裏側のSestoへハイキングで抜けて宿泊することにした.
ハイキングと景色の堪能しか目的がないため, 天候判断を出発当日の夕方ぎりぎりまで待ち, そのまま夜行に飛び乗り, 宿は現地調達.

(1日目 - 7月23日(土))

[Innsbruck→Brenner : 交通の要衝]
Innsbruck始発のBrenner行に乗る. 予報より天気の回復が遅れているのか, まだ回りはガスっているが, 時折覗く上空は青空が見え, もう雨は大丈夫そうだ. 列車は谷沿いを集落とは川の反対側を走ってゆくため眺めはよい. Brenner峠の標高は1400m近いが, なにせアルプス越え南北の交通の要衝であり, 対岸を走る高速道はトラックがひっきりなしだ. EU化に伴い国内の交通のみを贔屓出来なくなってドイツとイタリアの間を通過するだけの車が激増したため, 環境問題があまりシャレにならなくなっているらしい…. やがてSteinach am Brennerで西に谷間を分けると, まもなく国境で, Brennerに到着.
[Brennero : 料金システムは複雑]
Innsbruckからはもう二本あとにLienz行直通列車が有るのだが, わざわざ前の列車でBrennerまで来たのは, 手持ちの切符がBrennerまでで, ここから買いなおす必要があったため. InnsbruckからBrenner止まりの列車はホームのオーストリア側端に止まる上に一番後ろの車両に乗ってしまったため, ホーム中央の駅舎まではやたら長いホームをてくてく歩く. 券売窓口を探して駅舎を行き来していると, 小さな部屋があって, 中に自販機を発見. …ってこれ, 南チロルの統合料金システム(Verkehrsverbund Südtirols)のじゃん. 一応ドイツ語の説明も付いていたがイマイチ買い方が分からずウロウロしていると, 学生らしい若いお姉ちゃんが来たので, それを拝見, 真似して購入. どうやら10Euroプリペイドカードを買うしかないらしい. それを使って隣の刻印機で刻印(Entwerten)するようだ. まあいいや, 料金を調べてさっさと刻印.
さて, まだ時間があるのでちょっと表へ出よう. 階段を上り下りして駅の出入り口まで行くと…, あれ, こっちにはトレンイタリアの券売機がある(苦笑). 普通両者並んでいたらこっちで買うよな, と思いつつ, 料金を調べると, あれ, Verkehrsverbundの方が安いわ. 先にVerkehrsverbundの自販機を見つけてラッキーだったらしい(苦笑). オーストリアの自販機は両者込だから, 勝手に安い方を選択して表示してくれるのだけどね.
さてと, 表へ出るが, 駅前にまだ閉まった店が数軒並ぶだけで, 両側は操車場. うーん, あまり歩く気もしないしなあ…. という訳で, あっさり散歩は諦めた. おいおい. 南の空はだいぶ青空が増えてきた. この調子この調子.
[Brennero → Dobbiaco : 緑の谷間]
結局ほとんど駅内でだらだらと時間を消費し, 1時間後の列車へ乗り込む. この列車は元々オーストリアの列車がイタリア領内を通過するように作られたため, 引く機関車は両国の電圧対応の専用1922系である. もちろんこの路線でしかお目にかかれない. 到着すると2つついているパンタグラフを交換する. 面白い. 現在この列車はイタリア領内にも止まる快速列車だが, 客車はしっかり特急用コンパートメントだ. ボロいが.
Brenner峠の南側はいい天気だった. 明るい朝の日差しの中を, まずFortezzaに向かって一気に下ってゆく. 途中でどっと人が乗ってきたが, ほとんどハイキングスタイル. みな目的地は山か. FortezzaでBolzanoへ向かう本線と別れ, 単線のPustertal線へ入る. PustertalはドロミテとZillertal Alpeの間を東西に伸びる谷間だが, いずれも主稜線は奥深いせいか, この辺りはほとんど穏やかに緑が広がる風景で, 岩峰の岩の気配もない. 荒っぽい岩肌はDobbiaco直前になってようやく現れた. 下車. 結構な数の人が下りた.
[Dobbiaco → Auronzo Hütte : 天気にやきもき]
Dobbiaco/Toblach(ドビアコ/トブラッハ)の駅の南はさすがに岩山が並び, 深く伸びる谷間が, これからバスで向かうところだ. 予定ではここで25分ほどバスを待つはずだったのだが, ドンピシャでバスがやってきた. あれ? 増発したのかな? まあいいや. 早く着いて困ることはない. "Drei Zinnenまで", "3.5Euro". うわ, これから50分山の上まで乗るのにこの値段. さすがにイタリアに入ると料金が安いな. ドイツ語もばっちり通じるようで安心. 私はイタリア語はまるきり分からない.
さて, 私が乗ったのはMisurina湖経由, Drei Zinnen Auronzo Hütte行のバスだが, 結構途中で降りてゆく. ハイキングといっても, 近隣旅行者は皆が皆Lago di MisurinaやDrei Zinnenばかり目指す訳ではないらしい. この路線は両側に岩山が迫る谷間で普通でも迫力があるのだが, なんといっても見逃せないのは, Dürrenseeの手前, Rienztalからちらっと望めるDrei Zinnen北側の岩壁だろう. もちろんこれからハイキングで間近に見る訳だが, ここは麓から歩かずに写真で御馴染みDrei Zinnen北壁を望める唯一の場所らしい. ほんとにチラッとだが, 初めて生で見る, 標高1500mからの標高2900mの岩峰は, やはり印象深い.
この後バスは, Cortina d'Ampezzoへ向かう道を右へ分け, 斜面をS字を描きながら上ってゆきまもなくLago di Misurinaへ到着.
バス停はこの湖の北岸で, ここから見る湖の風景ももうパンフレットなどですっかり御馴染みだ. 今回は本当に今一瞬しか見られないので, バスの車窓越しにまじまじ. あ, 隣のおじさんも写真撮ってる(笑). しかし, ああ, ここに来るまでにもう雲がだいぶ湧いてきているよ. お願いっ, どうか今日は天気はもって!
ここからはDrei Zinnenの南側麓, Auronzo Hütteまでバスは一気に坂を上ってゆく. まもなくDrei Zinnen南側が見えてくるが, ああ, もう上部は雲の中. ぎゃあ! 落胆の中, まもなくバスは終点Auronzo Hütteに到着.
[Drei Zinnen周回ハイキング路 : いざ御対面]
さすがにDrei Zinnenは観光名所. 団体バスや, 自家用車で上がってくる人も多い. このヒュッテから標準行程約3時間で一周するハイキング路(ルート101/105)がある. 2300mのヒュッテから, 標高差+/-100mのコースはお手軽で, ここを歩く人も多い. 私も最初はこのコースを通る. しかしいきなり日本人団体に出くわすとは…. とりあえずさくさく追い抜いてしまいましょ.
さて, ハイキング当初は南壁をすぐ間近で見上げながらだが, 雲が多く, なかなか全容は見えないものの, かろうじててっぺんがちらちらと覗く. まるきり見えないよりはましだよな, と思いつつちらちら見上げながら, 進む. 右手南東側にはAuronzoへ続く谷間が伸びているのだがこの谷間がアルプスの南側っぽくてグッド. しばらく平坦な道を歩き, やがて100m登って東側のPaternsattelのコルを越える.
さて, このコルを越えると, ついに北壁とご対面だ. でーん! おお, 見えるではないか! 雲は南側のみらしく, 写真で何度も見たあの三枚の岩壁が圧倒的迫力で聳えている.
Drei Zinnen
ドイツ語名Drei Zinnen(ドライツィンネン)イタリア語名Tre Cime(トレチーメ)とは三本の煙突だ. やはり写真では大きいものの迫力というのはなかなかでないものらしい. カッコいい…. Paternsattelから周回コース北端のDrei Zinnen Hütteまで約30分はほとんど斜め後ろの岩壁を振り返りながらの散策だ. 気を取られて道から外れ, 斜面を滑り落ちないようにしないと(苦笑). もっともDrei Zinnenだけでなく回りにも特徴的な岩山が並んでいて, 見飽きることはない.
[Drei Zinnen Hütte → Rif. Zsigmondy : 静かな山歩き]
Drei Zinnen Hütteからは周回コースを外れて, ルート101をそのまま東へ向かう. あっという間だが, ここでDrei Zinnenの岩壁とはお別れだ. しばらく休憩して見納め. さすがに名残惜しい(苦笑).
Büllelejochへ向かうコースへ入ると, さすがにハイキング客はぐっと減り, 静かな山行だ. Patternsattelの東側に連なるPatternkofelの岩峰は面白い形をした岩のピークが並ぶ. その北側をしばらく歩き, 最後に一気に200m程上り詰めるとBüllelejochだ. ここまで来ると, 今度はSextner Dolomiten東側の名峰Zwölferkofel(ツヴェルファーコーフェル)が正面に聳える. 標高3094mの切り立った岩の頂は, ホントどうやってこんなのが作られたのだろうと思うよね. Büllelejoch Hütteで一休みし, 西から北へ巻きながら高度を下げて行く間ずっと視野にあるZwölferkofelの岩山は, 向きによって雰囲気がだいぶ違うが, どこから見ても圧倒的なのには変わりない. この辺りから, 反対側を登ってくる人が増えてくる. 私のコースの逆コースを行く人だろうか. すると標高1400mから登ってくる訳ね. 素晴らしい. しばらく斜面を下りてゆくとまもなくRif. Zsigmundyの小屋に到着.
[Rif. Zsigmundy → Sexten : 長〜い下りです]
Zsigmundyの小屋から少し南東へ下りると, 南北に伸びるFischleintal最奥付近の斜面中腹へと出る. この谷の下り, 標高差800m, 約10kmのコースが今日の最終行程だ. ここからは北へまっすぐ伸びる谷底の果てに, 小さくSextenの村が望むことが出来る. 一見近そうなのだが…これが遠い. ただひたすらだらだら坂を下りていくと膝が笑い出す. ただ右側にずっと見えているElferkofelの岩壁が素晴らしい. この中腹にAlpinsteigという有名なトラバースコースがあるのだが, 人は見えなかったな….
かなりへろへろになってようやく谷を下り切ったところがTalschlußhütte Fischleintalだ. ここまではSextenの側からも気軽に入れるせいか, 家族連れなどが結構いて, 賑やかに遊んでいた. さあ, もう一気合入れてSextenまで下りよう.
河原沿いを少し歩くと谷の入口に到着. ここまではバスが入るが, 時間が合わなかったので, もう一頑張りして村まで歩いて下りる. まっすぐ下りるとMoosの集落だ. Informationはこの北側のSextenの村にあるが, まっすぐSextenに向かわずMoosに下りたのは, プライベートルームの空き部屋表示がないかと期待してのものだった. しかしどうもここはオーストリアやドイツとは違い, おなじみの緑と赤の, 空き部屋有無表示を出していないらしく, 分からないので仕方なくそのままSextenへ向かう.
[Sexten : ハルブペンジョン]
Sexten/Sesto(ゼクステン/セスト)の村のメインストリート沿いにInformationはある. その入口を入った脇に, 自動端末があり, ここで空き部屋検索が可能だ. ただし予約用電話はないので, 予約や部屋の確保は自力でせねばならないが. 今晩一泊, 一人で検索をかけると, 何件か引っかかる. よかった. 全部埋まってたら笑えない. このうちあまり高くなくて近場のをピックアップして直接訪問.
さて, 受付へ行くと, シングルの部屋はあるが, シャワーは共用で二食付きだという. 風呂シャワーは基本的に専用であったほうがいいのだが, 夕方到着だというのに二食付可だというのに惹かれて, 思わずOK. あ〜しかしさっそくシャワーをと思ったらタイミングよく使われていて, しばし部屋で待ちぼうけ. やっぱり面倒だな. そして時間になって食堂へ下りてゆくと, 私の部屋番を示したテーブルがない. やがて宿のおばさんが出てきて, 「ごめんなさい. 席が足りないのでこちらで…」と案内されたのは別室. 私の食事は一人寂しく別枠かい! なにせ一人旅というのは食事が寂しいのが一番の難点なのだが, 隣の楽しそうな家族の食事を眺めているだけでも少しは楽しい. それすら出来ず一人というのはなんだかな. ちょっと外したかもしれない. そう思いつつ寂しい夕食を摂っていると, 外は夕立到来で土砂降りに. おお, これで外食だったら宿に戻ってこられないところだった! ラッキーだったかも, と少しだけ気を取り直して食事を終え, 部屋に戻る. いや疲れた. さっさと寝よう!

(2日目 - 7月24日(日))

[Sexten : 晴れよ, 空]
目覚めると, 外は曇り空. が〜ん. がっくりしながら準備をし, 朝食へ. Halb Pension(二食付)の宿らしく, 席は指定で今朝も昨日同様別室だった. ただ今日はもう一テーブルにも準備がしてあり, 追いやられたのは私だけではなかったらしい. まだ朝早いせいか, 結局私の食事中にはその人たちは現れなかったが. 食事を終えて部屋に戻ると, 青空が覗き始めていた. どうやら朝の地霧だったらしく, 上空は良く晴れていて, 時間がたつにつれ, 青空が広がってゆく. 一気に明るい気分になって, さくさく準備をし, 予定通り出発!
[Sexten-Fischleintal : 登山は登りから]
今日の予定はSextner Dolomitenもう一つの代表, Rotwandspitzeの中腹コースのハイキング. 昨日通過したMoosからテレキャビンで上がることが出来る. だが考えてみれば, 麓から高々標高差600m, 時間は十分あるし, 最近あまり「登山」をしていないから, 登りから歩こうと予定を変更し, 登山口の一つがある昨日のバス停終点まで向かう. 途中からはこれから向かうRotwandspitzeが雲をなびかせながら勇姿を見せている.
[Fischleintalboden Hütte → Rudi Hütte : 岩壁を間近に]
バス停脇の駐車場はもう行列で, 今日もここから昨日下りてきたコースを上っていく人々が沢山いるらしい. それを脇に見ながら, 私はがらがらのルート124の標識が出ている登山コースへ入ってゆく. 153の林道のようなコースと別れると, 道は一気に森の中の急坂になる. とはいっても高々600mのコースだ. 久々の上りだし, 張り切っていきましょう! さくさく登ってあっという間に上り切る.
ここからはしばらく水平道を歩く. 少し歩くと森林が切れ, 下に谷間が覗く. もちろん昨日歩いてきたFischleintalだ. 真下にはTalschluss Hütteが見えるな. 正面にはここで分かれる支谷, Altensteiner Talが伸びている.
Altsteinertal
この谷の行き止まりは昨日通過したDrei Zinnen Hütteだ. よく見ると, 稜線に小さくHütteが見えるではないか. あの稜線直下の斜面を昨日は歩いてたんだなあ(苦笑). ついでに後ろを振り返ると, 昨晩泊まったSextenの村とSextner Talが見える. 谷の向こう側はこちら側とうって変わったなだらかな稜線だが, このHelmを中心とする稜線はオーストリアとイタリアの国境だ. もっとも向こう側は東チロル, こちらは南チロルで, 本来は一緒であるべきだった領域な訳だが. Rotwandspitzeの岩壁が迫るどん詰まりまで124ルートを歩き, 100ルートと合流したところでこちらへ入る. さすがに熟練者向き岩登りルートは歩けない(苦笑). こちら100ルートは結構歩いている人が多く, 頻繁に人とすれ違う. まもなく林の中へ戻り, しばらく歩くと当初テレキャビンでたどり着く予定であった, Rudi Hütte周辺の草地へ出る. 一気に人だらけだ(苦笑). ちょうどお昼であったので, ここで昼食休憩.
[Rudi Hütte → Kreuzbergpaß : 森林限界すれすれ]
あいにく昼食を終える頃にはすっかり曇り空に. ただ雲はまだ高く, 景色はまずまず見通しいい上に, 雨は大丈夫そうであったので, ハイキングは最後まで続けることにした.
ここからはRotwandspitzeの北東側中腹を捲いてKreuzbergpaßまで行くルート15を進む. スキー場の斜面をぐいと森林限界すれすれまで上がり, 後はひたすら水平に近い, 割とお手軽な道だ. ルート15にはバリエーションルートがあり, 15bはRotwandspitzeの中腹に沿ってもう少し登るコースで, 歩いている人もそちらの方が少し多いようだったが, 私はパス. 左手対岸の緩やかな国境の山並と, 歩いている右手の岩壁とのコントラストが面白い. なんか下の方でカウベルの音がするな. 途中少し登って下りると正面にRotwandspitzeから伸びる稜線上のNeunerkofel(ノイナーコーフェル)の岩壁が迫ってくる. この手前で15bコースと合流し, 斜面の岩っぽい道をしばらくトラバースする. こちらでも山歩きだと, 人とすれ違うたびに挨拶するが, ドイツ語とイタリア語と半々か. こちらがGrüß Gottとドイツ語, というかオーストリア語で返すと, 最初イタリア語で挨拶してきた人もオーストリア語でいいなおしてくれる人が結構多いのが面白い. この辺りの人は両方普通に話すのであろう. 1時間強でKreuzbergpaßへの降り口へ到着. ここからは森の中を下るだけだ. これで岩峰の間のハイキングも終わりということで, 標識が立っているだけの分岐点で, 15分ほど風景を見納め. 後は一気に峠まで下りる. 結局早く下りすぎて, バスの時間まで峠でのんびりする羽目になったが. 後はバスでSan Candidoまで出て, 接続する列車でLienz方面へ向かい, 帰路についた.

ちょっと雲が多かったのが残念だったが, さすがはドロミテ, 楽しい岩峰の間のハイキングは, いつもより長いハイキングコースを選んで沢山歩いた甲斐があって充実した週末旅行となった.


現地の行程

7/23 Innsbruck Hbf dep 05:48 R5201 --
Bernnero
/Brenner
arr 06:29
dep 07:38 E1871 7.4Euro
(8.2Euro)
Dobbiaco
/Toblach
arr 09:20
dep 09:30 南チロルバス 3.5Euro
Drei Zinnen
Auronzohütte(2320m)
arr 10:20
dep 10:25 徒歩 --
Drei Zinnen Hütte(2405m) arr 11:31
dep 11:40
Büllelejoch(2522m) arr 12:30
dep 12:35
Büllelejochhütte(2528m) arr 12:42
dep 12:55
Rif. Zsigmondy(2297m) arr 13:35
dep 13:40
Talschlußhütte Fischleintal(1540m) arr 14:58
dep 15:20
Fischleintalバス停(1454m) via 15:35
Moso/Moos(1353m) arr 16:10
Moos〜Sexten, 宿確保, 夕食, 宿泊
7/24 Sesto/Sexten(1316m) dep 09:15 徒歩 --
Moosハイキング路入口(1350m) arr 09:25
dep 09:40
Fischleintalバス停(1454m) via 10:10
153/124登山路分岐(1500m) arr 10:15
dep 10:20
124/15登山路分岐(1850m) arr 10:45
dep 10:50
124/100登山路分岐(2100m) via 11:35
Rudihütte(1914m) arr 12:20
昼食休憩
dep 13:05 徒歩 --
15a/b登山道分岐(1950m) via 13:20
15a/b登山道合流(1950m) via 13:55
15登山道下り口(1900m) arr 14:20
dep 14:33
Kreuzbergpaß(1636m) arr 15:05
dep 15:50 バス 1.64Euro
S. Candido FS
/Innichen Bhf
arr 16:20
dep 16:29 RB4661 --
Lienz Ost Tirol Bhf arr 17:11
dep 17:39 E1915

参考


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