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「世界の艦船」フェリー特集号の紹介

 日本の代表的な船舶総合雑誌「世界の艦船」(海人社)では、これまで幾度となくフェリーの特集号が組まれてきました。船好きにとって は貴重な情報源であ り、古書店では一部のマニアの間で人気を呼んでいます。そこでこのページでは、私が所有している「世界の艦船」誌の バックナンバーの中 から、現在では入手が難しくなってきている日本のフェリー特集号を紹介していくことにします。古書店巡りの際に参考にしてみてください。

野間恒/山田廸生編「日本の客船 1 1868-1945(世界の艦船別冊)」(海人社、1991年、定価6000円)

野間恒/山田廸生編「日本の客船 1 1868-1945(世界の艦船別冊)」(海人社、1991年、定価6000円)

野間恒/山田廸生編「日本の客船 1 1868-1945(世界の艦船別冊)」(海人社、1991年、定価6000円)

・絵で見る戦前の日本客船たち(野上隼夫画)
・まえがき(野間恒)
・凡例/参考文献
・外航客船
 北米航路
 欧州航路
 南米航路
 アジア航路
 大洋州航路
 中国航路
 朝鮮航路
 台湾航路
 沿海州航路
 サハリン航路
・内航客船
 瀬戸内航路
 南西諸島航路
 伊豆七島航路
 その他の航路
 鉄道連絡航路
・日本客船史(戦前編)―日の丸客船隊の誕生から壊滅まで(山田廸 生)
・索引

 本書は1868年から1945年までの、日本の客船(遠洋定期船、鉄道連絡船等)をほぼ網羅しています。「フェリー」という言葉は、 日 本では「カー・フェリー」の意味で誤用されていますが、英語本来の意味は「連絡船」「渡船」の意味なので、遠洋定期船を除く客船は、 「フェ リー」に相当することになります。日本の客船を知る上で、貴重な基本文献の1冊です。

野間恒/山田廸生編「日本の客船 2 1946-1993(世界の艦船別冊)」(海人社、1993年、定価6000円)

野間恒/山田廸生編「日本の客船 2 1946-1993(世界の艦船別冊)」(海人社、1993年、定価6000円)

野間恒/山田廸生編「日本の客船 2 1946-1993(世界の艦船別冊)」(海人社、1993年、定価6000円)

・カラーで見る現在日本の代表的客船
・凡例/参考文献
・外航船
 定期客船
 カーフェリー
 高速定期客船
 クルーズ客船
・内航船
 RoRo貨客船
 長距離フェリー
 中・短距離フェリー
 高速客船
 鉄道連絡船
 クルーズ客船
 デイクルーズ船
・日本客船史(戦後編)―日の丸客船隊の再生からクルーズ客船・ フェリーの時代へ(野間恒)
・助成制度から見た戦後の日本客船隊(山田廸生)
・第2次大戦中にわが国が接収した外国客船
・訂正/補遺
・あとがき(山田廸生)
・索引

 本書は、1946年から1993年5月1日までの日本の客船をほぼ網羅しています。「フェリー」に関しては「カー・フェリー」に限定 さ れてはおらず、水中翼船のような船で、車両を搭載しない、所謂「純客船(旅客のみを扱う船)」であるフェリーについても掲載されていま す。本書も日本の客船を知る上で、貴重な基本文献の1冊です。

「日本のカーフェリー ―その揺籃から今日まで―(世界の艦船別冊)」(海人社、2009年、定価4800円)

「日本のカーフェリー ―その揺籃から今日まで―(世界の艦船別冊)」(海人社、2009年、定価4800円)

「日本のカーフェリー ―その揺籃から今日まで―(世界の艦船別冊)」(海人社、2009年、定価4800円)

・(カラーで見る)日本の代表的カーフェリー
・新鋭豪華フェリー「きそ」を見る
・ラグジュアリー・フェリーの草分け「さんふらわあ」級の懐かしい船内
・わが国唯一の現役双胴高速フェリー「オーシャンアロー」
・まえがき
・目次
・凡例
第1部 長距離/外航フェリー
・長距離フェリー
・外航フェリー
・揺籃期のフェリー
第2部 中短距離フェリー
・北海道/東北
・関東・東海
・日本海
・瀬戸内海東部
・瀬戸内海西部
・九州/沖縄
・(付)200総トン未満の代表的フェリー
資料編
・(年表)日本のカーフェリー(舘野美久)
・全国カーフェリー航路図 1934-2008(小林義秀)
・代表的な長距離フェリーのデッキプラン
・船名索引

 本書は、1954年以降に就航した日本のカー・フェリーを網羅した日本初の本です。前掲の「日本の客船 2 1946-1993」と重なる部分がありますが、本書はその対象を、カー・フェリー(旅客船兼自動車航送船)、RORO貨客船、貨物フェ リーに限定しているので、所謂「純客船(旅客のみを扱う船)」であるフェリーが掲載されていない点で異なります。2014年現在、版元に は在庫があるようです。

「世界の艦船 8月特大号(No.180)(特集・長距離カーフェリーのすべて)」(海人社、1972年、特価430円)

「世界の艦船 8月特大号(No.180)(特集・長距離カーフェリーのすべて)」(海人社、1972年、特価430円)

「世界の艦船 8月特大号(No.180)(特集・長距離カーフェリーのすべて)」(海人社、1972年、特価430円)

(写真頁)
・カラー写真集 かしおぺあ、ハンブルク
・わが国長距離カーフェリーの全容
(本文記事)
・長距離カーフェリー=各航路の特徴と問題点(山田廸生)
・全国長距離カーフェリーガイド
・やぶにらみ長距離カーフェリー考現学(野間恒)
・フェリー時代にいいたい放題(柳原良平)
・(座談会)長距離カーフェリーの展望(上)(大須賀/谷口/樋口/宝来/柳原)

 「世界の艦船」初の記念すべき長距離カーフェリー特集号。カーフェリー・ブームに沸き立っていた頃の日本の気分が伝わってきます。以 後、1981年まで、8月号において、3年毎にカーフェリー特集が組まれました。

「世界の艦船 6月号(No.190)(脚光を浴びる沖縄航路のすべて)」(海人社、1973年、特価400円)

「世界の艦船 6月号(No.190)(脚光を浴びる沖縄航路のすべて)」(海人社、1973年、特価400円)

「世界の艦船 6月号(No.190)(脚光を浴びる沖縄航路のすべて)」(海人社、1973年、特価400円)

(写真頁)
・沖縄航路カーフェリー”クィーンコーラル”、護衛艦”やまぐも”
・新造大型カーフェリーの印象(おりおん、さんふらわあ5、あるなする、あるびれお)
・(写真集)沖縄航路客船の全貌
(本文記事)
・脚光浴びる沖縄航路ーその現況と展望―(山田廸生)
・沖縄航路ガイド
・新造沖縄航路船「ごーるでんおきなわ」のデッキ・プラン
・春の沖縄航海記(石渡幸二)

 本号はフェリー特集号というわけではないですが、1972年5月に沖縄が日本本土に復帰し、1975年に沖縄海洋博覧会の開催が予定 されていたことから、沖縄航路では航路の開設と新船の建造が相次いだため、沖縄のフェリーが取り上げられたようです。しかし実際にはそれ 程の需要は生まれず、沖縄は、海洋博終了後、所謂「海洋博ショック」と呼ばれる不景気に苦しむことになりました。

「世界の艦船 11月号(No.195)(特集・水中翼船とホーバークラフト)」(海人社、1973年、定価450円)

「世界の艦船 11月号(No.195)(特集・水中翼船とホーバークラフト)」(海人社、1973年、定価450円)

「世界の艦船 11月号(No.195)(特集・水中翼船とホーバークラフト)」(海人社、1973年、定価450円)

(写真頁)
・ソ連の本土~樺太間に就航した鉄道連絡船サハリン1
(本文記事)
・水中翼船とホーバークラフトの原理(古川勝啓/村尾麟一)
・水中翼船の歴史(赤尾利雄)
・水中翼船の現状と将来 主として軍用のものについて(丹羽誠一)
・ホーバークラフトの現状と将来(岡田宗一)
・来るか?大型ホーバークラフト時代(坂本武久)
・三井造船のホーバークラフトについて
・水中翼船・ホーバークラフトは「フネ」かどうか?(小田孝治)

 1960年代から1970年代にかけて、英国ではホバークラフト・ブームがありました。映画「Diamonds Are Forever(=007/ダイヤモンドは永遠に)」(1971年)でも、ホバークラフト(エア・クッション船)が登場したものでした。し かしホバークラフトは、その後、廃れていきました。

「世界の艦船 8月号(No.216)(特集・長距離フェリー)」(海人社、1975年、定価550円)

「世界の艦船 8月号(No.216)(特集・長距離フェリー)」(海人社、1975年、定価550円)

「世界の艦船 8月号(No.216)(特集・長距離フェリー)」(海人社、1975年、定価550円)

(写真頁)
・三井スーパーマラン MV-CP20 ”ぶるーほぅく”
・写真特集・日本の長距離カーフェリー
(本文記事)
・特集・長距離カーフェリー ・転機を迎えた長距離カーフェリー(山田廸生)
・カーフェリーの安全対策は万全か(小田孝治)
・全国長距離カーフェリー・ガイド
・海外の大型カーフェリー(池田良穂)
(消夏読物)カーふぇりー幻想(瀬名堯彦)

 「時代の寵児」とまで言われたカーフェリーでしたが、石油危機による燃料費の高騰、人件費の高騰、不況による荷動きの停滞、旅客の減 少から、日本のフェリー業界は早くも転機を迎えることになりました。2回目の長距離フェリー特集号です。

「世界の艦船 8月特大号(No.258)(特集・カーフェリー)」(海人社、1978年、特価680円)

「世界の艦船 8月特大号(No.258)(特集・カーフェリー)」(海人社、1978年、特価680円)

「世界の艦船 8月特大号(No.258)(特集・カーフェリー)」(海人社、1978年、特価680円)

(写真頁)
・カラーで見る長距離フェリーあらかると(さんふらわあ2、高千穂丸、第十一伊豆、第三十二阪九)
・写真特集・わが国長距離フェリーの全貌
・海外の大型カーフェリー
・大島運輸の新鋭カーフェリー「あけぼの丸」
(本文記事)
・日本のカーフェリー その発祥と今日までの推移(山田廸生)
・全国カーフェリー航路の全貌
・年表・わが国長距離カーフェリー10年の歩み
・今日におけるカーフェリー業界の問題点(藤沢善之)
・カーフェリー業界雑感(池田良穂)
・海外のカーフェリー・サービス(野間恒)

 3回目の長距離フェリー特集号。3回目になると、長距離カーフェリー業界の様相は、当初とはかなり変わったものとなってきます。なお、 山田廸生「日本のカーフェリー その発祥と今日までの推移」は、「日本のカーフェリー発展史」というべき論考で興味深いです。

「世界の艦船 8月特大号(No.285)(特集・日本の鉄道連絡船)」(海人社、1980年、特価720円)

「世界の艦船 8月特大号(No.285)(特集・日本の鉄道連絡船)」(海人社、1980年、特価720円)

「世界の艦船 8月特大号(No.285)(特集・日本の鉄道連絡船)」(海人社、1980年、特価720円)

(写真頁)
・回想の関釜連絡船
・北欧のフェリー(7)―デンマーク国鉄(DSB)(池田良穂)
・写真で綴る日本鉄道連絡船史
・回想の稚泊航路
・金剛丸クラスの船内インテリア・アルバム
(本文記事)
・デンマーク国鉄連絡船史―鉄道連絡とカーフェリーの歩み(池田良穂)
・鉄道連絡船航路の変遷(青木栄一)
・往年の鉄道連絡船(山田廸生)
・現有の鉄道連絡船(石黒隆)
・鉄道連絡船要目一覧表
・戦前の代表的鉄道連絡船図面集

 本号は、1884年から1980年までの日本の鉄道連絡船(トレイン・フェリー)を纏めたものです。この1冊で、日本の鉄道連絡船に ついての概要が掴めます。

「世界の艦船 8月特大号(No.298)(特集・日本のカーフェリー)」(海人社、1981年、特別定価850円)

「世界の艦船 8月特大号(No.298)(特集・日本のカーフェリー)」(海人社、1981年、特別定価850円)

「世界の艦船 8月特大号(No.298)(特集・日本のカーフェリー)」(海人社、1981年、特別定価850円)

(写真頁)
・カラーで見る日本のカーフェリーあらかると
・写真特集・わが国カーフェリーの全容
(本文記事)
・特集・日本のカーフェリー
・わが国カーフェリー界の趨勢(山田廸生)
・日本カーフェリー建造史(池田良穂)
・内航海運に占める長距離カーフェリーの地位(藤沢善之)
・短距離フェリー界の動向と問題点(古谷源吾)
・全国カーフェリー航路の全貌
・日本大型カーフェリー総覧
・全国カーフェリー航路図
・図で見る日本のカーフェリーあれこれ
・新造カーフェリー「ニューかつら」について(日立造船株式会社/内海造船株式会社)
・世界最大のフェリー「フィンランディア」について

 4回目のフェリー特集号。本号では長距離フェリーのみならず、中・短距離フェリーも取り上げている点で、興味深いです。

「世界の艦船 6月特大号(No.322)(日本の中・短距離カーフェリー)」(海人社、1983年、特別定価780円)

「世界の艦船 6月特大号(No.322)(日本の中・短距離カーフェリー)」(海人社、1983年、特別定価780円)

「世界の艦船 6月特大号(No.322)(日本の中・短距離カーフェリー)」(海人社、1983年、特別定価780円)

(写真頁)
・宇和島運輸の新造フェリー「うわじま2」
・阪急汽船の新鋭水中翼船「ほうしょう」
・(写真ルポ)「さんふらわあ7」長崎/鹿児島クルーズ
(本文記事)
・小特集・日本の中・短距離カーフェリー
・中・短距離フェリー業界の動向(古谷源吾)
・中・短距離カーフェリー建造の歩み(山田廸生)
・中・短距離カーフェリー航路図総覧
・大島運輸の新造客船について
・ナホトカ航路から撤退したソ連客船「バイカル」―若者の夢を乗せた19年航跡(山田廸生)
・ベルリン通信(池田良穂)

 本号は、インド海軍の特集号であり、「日本の中・短距離カーフェリー」は小特集とされています。しかし長距離フェリーについては情報 が比較的豊富なのに対し、中・短距離カーフェリーについては資料が少ないことが多いため、貴重な特集号となっています。

「世界の艦船 5月号(No.350)(特集・カーフェリー)」(海人社、1985年、特別定価850円)

「世界の艦船 5月号(No.350)(特集・カーフェリー)」(海人社、1985年、特別定価850円)

「世界の艦船 5月号(No.350)(特集・カーフェリー)」(海人社、1985年、特別定価850円)

(写真頁)
・写真特集・わが国長距離フェリーの全タイプ
・海外の代表的カーフェリー
・フェリーから曳船へ!めまぐるしく船容を変えた「第二大函丸」の軌跡をたどって
(本文記事)
・日本のカーフェリー(藤沢善之)
・全国カーフェリー航路一覧表
・全国カーフェリー航路図
・カーフェリーの標準化は可能か?(池田良穂)
・カーフェリーに見られる省エネ対策(三木寛人)
・開業間近の阪釜国際フェリー 第2の国際ルート大阪~釜山航路開設をめぐって(小田孝治)
・復活するなつかしの上海航路 初の日中定期フェリー航路いよいよ開設へ!
・「さんふらわあ」ファミリー変遷記(山田廸生)
・ヨーロッパのカーフェリー(竹田太樹)
・北欧のフェリー銀座 ストックホルム~ヘルシンキ航路(池田良穂)

 5回目のフェリー特集号。前回の1981年から4年後の1985年5月の特集号となっています。日本はこの年の9月のプラザ合意以 降、所謂「バブル景気」に突入するわけですが、本号では、バブル景気前夜の日本のフェリー界が記録されています。

「世界の艦船 8月特大号(No.396)(特集・長距離カーフェリー20年)」(海人社、1988年、特別定価980円)

「世界の艦船 8月特大号(No.396)(特集・長距離カーフェリー20年)」(海人社、1988年、特別定価980円)

「世界の艦船 8月特大号(No.396)(特集・長距離カーフェリー20年)」(海人社、1988年、特別定価980円)

(写真頁)
・(カラー)佐渡汽船 新潟~両津航路の新陣容 おおさど丸&こさど丸
・カーフェリーから変身したクルーズ客船「スカンジナヴィアン・サーガ」
・写真特集・日本長距離フェリーの全タイプ―20年の推移
(本文記事)
・特集・長距離カーフェリー20年
・長距離カーフェリー20年の歩み(藤沢善之)
・長距離カーフェリーの系譜「フェリー阪九」から「ニューあかしあ」まで(池田良穂)
・(年表)長距離カーフェリー 1968-88(竹田太樹)
・全国長距離カーフェリー航路一覧
・全国長距離カーフェリー航路図
・長距離カーフェリー界の雄 SHKグループ(山田廸生)
・次代を担う長距離カーフェリーたち(三木寛人)
・せめぎ合うJR貨物と長距離フェリー(土井全二郎)
・長距離カーフェリーの交通地理学的考察(中川浩一)
・「パレスチナ帰還船」になった青函連絡船―エーゲ海を今も走る大雪丸(山田廸生)

 6回目のフェリー特集号。6回目になると、写真頁も充実したものになっています。好景気の真っ只中にあったためか、紙面からも、当時 の明るい気分が伝わってきます。フェリー特集号の中では、本号が最も充実していたように思います。

「世界の艦船 11月号(No.457)(日本の大型カーフェリー)」(海人社、1992年、定価980円)

「世界の艦船 11月号(No.457)(日本の大型カーフェリー)」(海人社、1992年、定価980円)

「世界の艦船 11月号(No.457)(日本の大型カーフェリー)」(海人社、1992年、定価980円)

(カラー写真頁)
・関西汽船の新造フェリー「さんふらわあ こがね」
・ベテラン・フェリー「さんふらわあ とさ」に乗って
・わが国新鋭大型フェリーのすべて
(モノクロ写真頁)
・(写真特集)日本の大型カーフェリー全タイプ
(本文記事)
・日本の大型カーフェリー
・日本の大型フェリー その現状と将来(土井全二郎)
・新鋭大型フェリーの横顔(山田廸生)
・日本最高速のカーフェリー「パシフィック エキスプレス」(鬼鞍彰二)
・全国長距離カーフェリー航路一覧
・日本をめぐる国際フェリー航路(池田良穂)

 7回目のフェリー特集。今回は「大型カーフェリー」の特集となっています。1992年の11月頃は、そろそろバブルの崩壊が囁かれ始 めていましたが、好景気のバブル期に計画された大型豪華フェリーが次々に就航していました。

「世界の艦船 8月号(No.541)(長距離カーフェリーの30年)」(海人社、1998年、定価1000円)

「世界の艦船 8月号(No.541)(長距離カーフェリーの30年)」(海人社、1998年、定価1000円)

「世界の艦船 8月号(No.541)(長距離カーフェリーの30年)」(海人社、1998年、定価1000円)

(カラー写真頁)
・(カラー特集)30年の歴史を彩る日本の代表的長距離フェリー
(本文記事)
・日本の長距離カーフェリー30年 外史(是則直道)
・長距離フェリー・デザインの30年(三木寛人)
・(年表)長距離カーフェリー 1968-98(日本内航客船資料編纂会)
・長距離カーフェリー船社と航路の変遷(小林義秀)
・各地に就航し始めたわが国高速カーフェリー(池田良穂)

 8回目のフェリー特集。長距離フェリーが誕生してからの30年間の記録です。本号を最後に、このような日本のフェリー特集号は、しば らく姿を消すことになりました。

Information

 これ以外に、外国のフェリーの特集号や、商船を特集したもの、あるいはクルーズ客船の特集号もありますが、ここでは「日本のフェ リー」 の特集号のみを取り上げました。