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国際定期航路

日本発着の国際定期航路に就航するフェリーです。運休中、計画中のものは、原則として掲載していません。

ロシア航路

サハリン(コルサコフ)―稚内(169km)
北海道サハリン航路(株)
SASCO
日ロフェリー定期航路利用促進協議会
稚内コルサコフ定期航路利用促進協議会
北都観光(株)
Bi Tomo

韓国航路

ウラジオストク―高岡(伏木)―韓国(束草)―ザルビノ
東春航運(Dong Chun Ferry)
伏木海陸運送(株)

東海―境港
Duwon Shipping

釜山―大阪
(株)サンスターライン
Panstar Co., Ltd.

釜山―下関(228km)
関釜フェリー(株)
釜関フェリー

釜山―福岡(博多)(215km)
カメリアライン(株)
Koreaferry Co., Ltd.

釜山―福岡(博多)(213km)
JR九州高速船(株)
Korea Marine Express
未来高速(Mirae Jet)
大亜高速海運(Dae-A Express Shipping)

釜山―対馬
JR九州高速船(株)
未来高速(Mirae Jet)
大亜高速海運(Dae-A Express Shipping)
(株)サンスターライン
Panstar Co., Ltd.
(株)対馬国際ライン

中国航路

上海―神戸―大阪(1,540km)
中日国際輸渡有限公司(China-Japan International Ferry Co., Ltd., CHINJIF)
日中国際フェリー(株)(Japan- China International Ferry Co., Ltd., JIFCO)

台湾航路

Information

2014年7月4日の閣議で、日本政府は北朝鮮に対する日本独自の制裁の一部解除を正式決定した。しかし貨客船「万景峰92」の日本への入港禁止は続ける模様。

札幌に本拠を置くハートランドフェリーは、需要減により、稚内―コルサコフ航路を2015年9月18日をもって終了した。「アインス宗谷」は売却される。

稚内市は、稚内―コルサコフ航路で定期フェリーを運航する新会社を、2016年1月までに設立する。2016年春以降の運航を目指す。

舞鶴―束草(韓国)―ザルビノ(ロシア)航路を検討している舞鶴港では、韓国DBSクルーズフェリーの「イースタン・ドリーム」を使って、2015年7月3日より舞鶴への試験運航を開始する。

沖縄県浦添市に本拠を置く総合物流業のあんしんと、台湾台北市に本拠を置く物流会社の華岡集團(Wagon Group)が、2015年7月8日に戦略的パートナーシップ提携を結んだ。2015年内に台湾花蓮県と宮古島か石垣島を結ぶ高速フェリーを就航させる計画。

オリエントフェリーは、2015年12月24日青島発、12月26日下関着の便をもって、1997年に開設された下関―青島航路の運航を休止する。

2015年12月17日までに、稚内市はハートランドフェリー(札幌)から「アインス宗谷」を購入することを断念した。しかし稚内とコルサコフを結ぶ航路の再開は模索する模様。

2016年1月、ハートランドフェリーの「アインス宗谷」はフィリピンのCokaliong Shipping Lines, Inc.に売却された。

韓国のGwangyang Line(光陽ライン)が、光陽―下関間でカー・フェリー航路を2016年に開設する。使用船は元「いしかり」(II)。

JR九州高速船は、2016年3月末日をもって、未来高速との共同運航を解消。

あんしんと華岡集團は2016年5月14日に、石垣―花蓮(台湾)間で高速フェリーを就航させる。

2016年6月29日、2016年4月1日設立の第三セクター「北海道サハリン航路」は、サハリンのSASCOが、シンガポールの船舶会社Penguin International Limitedから傭船した双胴船Penguin 33(80人乗り)を使用して、2016年7月25日~9月16日までの間、稚内―コルサコフ航路の運航を再開することで合意に達したことを発表した。16往復する予定。

SASCOは、2016年8月1日に稚内―コルサコフ航路の運航を始める。

韓国のフェリー会社の日本法人、サンスターラインは、2016年10月に貸切観光バス事業を日本で始める。

韓国の未来高速の高速船、Nina(553gt)が、2016年10月8日に釜山―対馬(厳原・比田勝)航路に就航した。

2016年10月11日、韓国企業のSeodong Maritime Co., Ltd.は、新潟国際海運に対し損害賠償などを求めて提訴した。新潟国際海運は、2015年8月に完全子会社、NAFJ Panamaを通じて、同社からOhamana(旧、フェリーあけぼの)を購入する契約を締結していたものの、性能不足により引き取りを拒否していた。

2016年12月2日、SASCOと「北海道サハリン航路」は、2017年6月1日から9月20日頃まで、稚内―コルサコフ航路で38往復76便運航することを発表した。SASCOでは、2018年を目途に新船を建造する計画。

2016年12月10日、韓国の大亜高速海運(Dae-A Express Shipping)は、釜山―対馬(厳原)航路にOcean Flower 2 (4,114gt、全長81.15メートル、幅26メートル、旅客定員825、最高速力38ノット、1996年)を就航させた。

2016年12月19日、カー・フェリーのOhamanaの購入を巡る訴訟で、新潟国際海運が韓国企業のSeodong Maritime Co., Ltd.に99万ドルを支払うことで、和解が成立した。

麗娜輪は、2017年5月に石垣―蘇澳(台湾)間に就航予定。

ウラジオストク―新潟―ザルビノ航路の開設を計画していた新潟国際海運は、2017年9月21日に解散。

浦添に本拠を置くあんしんは、基隆(台湾)―石垣間で「麗娜輪」を運航する計画を、少なくとも2017年度についは断念した。

2017年12月8日、JR九州高速船は、Austal Ships Pty. Ltd.との間で、80m級高速三胴船の建造についてのMOU(了解覚書)に署名した。この高速船は、2020年に福岡―釜山航路に就航する見込み。

2018年2月2日、韓日高速海運が釜山―対馬(比田勝)航路に、高速船Auroraを就航させる。

2018年2月28日、JR九州高速船は、Austal Ships Pty. Ltd.との間で、83mの高速三胴船の設計・建造契約に署名した。この赤い高速船は、2020年7月に福岡―釜山航路に就航する。

2018年7月23日より九州郵船は、JR九州高速船が福岡(博多)―釜山航路で運航するジェット・フォイル、ビートル、ビートル2世、ビートル3世の2階席のうち26席をスペース・チャーター(傭船)して、 福岡(博多)-対馬(比田勝)航路を運航する。福岡(博多)-対馬(比田勝)航路の26席は、国内線旅客用に使用することになる(国際線と国内線の混乗便)。結果的に、福岡(博多)―釜山航路で運航するジェット・フォイルは、2018年7月23日より対馬(比田勝)に寄港することとなる。

2018年5月25日、北海道サハリン航路は、2018年度の稚内―コルサコフ航路の運航を断念すると発表した。

2018年6月13日、北海道サハリン航路は、サハリン州政府の支援の下、2018年7月20日から9月下旬まで、SASCOが稚内―コルサコフ航路の運航を行うと発表した。SASCOは高速純客船の双胴船「Penguin 32」を使って同航路を運航する。北海道サハリン航路は、日本側の代理店。

2018年8月3日、北海道サハリン航路(HSL)は、SASCOが双胴船「Penguin 32」を使用して、稚内―コルサコフ航路で2018年8月8日から9月22日まで、19往復38便運航すると発表した。

2018年8月27日、JR九州高速船は2020年7月に就航予定の高速三胴船の船名が「Queen Beetle」となると発表した。

北海道サハリン航路の稚内―コルサコフ航路の2018年度の利用者数は、678人だった。

JR九州高速船は、2019年7月29日、高速三胴船クィーン・ビートルは、2020年7月15日に福岡―釜山航路に就航すると発表した。

Hanil Express Shipping(=韓日高速海運)は、韓国人消費者の反日感情の高まりを受け、2019年7月8日から9月30日まで、釜山―対馬航路を運休する。

Hanil Express Shipping(=韓日高速海運)は、2019年に廃業。

韓国における日本ボイコット運動を受け、釜山に本拠を置く未来高速は、2019年8月16日から9月30日まで、釜山―厳原航路を運休する。浦項に本拠を置く大亜高速海運も、2019年8月19日から8月31日まで、同航路を運休する。

韓国のDBS Cruise Ferry Co., Ltd.は、東海(韓国)-境港(日本)ーウラジオストク(ロシア)航路のEastern Dream(ex-Queen Coral、1993年)の運航を、2019年11月28日から2020年2月29日まで運休すると発表した。

日中国際フェリーは、新型コロナウイルス感染防止のため、2020年1月28日から当面の間、大阪―神戸―上海航路の旅客輸送は中止する。貨物輸送は継続。

上海フェリーは、新型コロナウイルス拡散防止のため、大阪と上海を結ぶ「蘇州号」(14,410gt) の2020年2月11日上海発大阪行きと、2月14日大阪発上海行きの旅客運航を取りやめる。

JR九州高速船は、新型コロナウィルスの感染防止のため、日本政府の要請を受けて、2020年3月9日から3月31日まで、福岡―釜山航路、対馬―釜山航路、福岡―対馬航路の全便を運休すると発表した。

カメリアラインは、新型コロナウィルスの感染防止のため、日本政府の要請を受けて、2020年3月8日から3月31日まで、福岡(博多)―釜山航路の「ニューかめりあ」の旅客運送を停止する。貨物運送は継続する。

関釜フェリーは、新型コロナウィルスの感染防止のため、日本政府の要請を受けて、2020年3月6日から3月31日まで、下関―釜山航路の「はまゆう」と「星希」の旅客運送を停止する。貨物運送は継続する。

2020年3月25日、JR九州高速船は、高速三胴船クィーン・ビートルの就航を、2020年9月以降に延期すると発表した。新型コロナウイルスにより、建造中のAustal Ships Pty. Ltd.のあるオーストラリアが、外国人の入国を規制しており、日本の検査員が完成検査を実施できないため。

韓国のDBS Cruise Ferry Co., Ltd.は、東海(韓国)-境港(日本)ーウラジオストク(ロシア)航路を、2020年4月27日に廃止した。

2020年9月22日、大阪に本拠を置く上海フェリーは、「昨今の急激な事業環境の悪化」により、2020年9月末日をもって、上海―大阪航路の蘇州號(14,410gt)の運航を終了すると発表した。蘇州號は、中日国際輪渡有限公司・日中国際フェリーに移籍し、新鑑真(14,543gt)と共に、上海―神戸―大阪航路を結ぶ。

2020年9月29日、Austal Australiaは、JR九州高速船に、高速三胴船フェリーのクィーン・ビートルを引き渡した。

2020年10月15日、JR九州高速船のクィーン・ビートルは、博多港(福岡)に到着した。

JR九州高速船は、2020年12月1日までに、ジェット・フォイルの「ビートル」3隻を売却して、「クィーンビートル」1隻で福岡(博多)―釜山航路を運航し、対馬寄港を取り止める方針を明らかにした。

2021年3月20日、パナマ船籍のJR九州高速船のクィーン・ビートルは、国土交通大臣の特許(船舶法3条)により、沖ノ島の遊覧船として営業航海を開始した。3月21日、27日、28日にも運航する。

韓国の海運会社、Panstarは、DAE SUN SHIPBUILDING & ENGINEERINGとの間で、新しい「クルーズ・フェリー」の建造契約を2022年7月11日に署名した。この22,000gtのカー・フェリーは、釜山―大阪航路に、大阪万国博覧会が開催される2025年に就航する見込み。

2022年8月26日、中日国際輸渡有限公司(CHINJIF)は、招商局金陵船舶(威海)有限公司に「鑑真號」(20,000gt、全長167.2m、幅25.0m、深さ9.0m)を発注した。2024年5月に大阪―上海航路に就航する見込み。

JR九州高速船は10月26日に、福岡(博多)―釜山航路(213㎞)のフェリー便を、2022年11月4日に再開すると発表した。これにより、高速三胴船クィーンビートル (2,582gt) が、遂に同航路に就航することになった。

韓国のPanStarは、2022年11月1日、Panstar Dreamを使って、釜山―大阪航路での運航を再開した。

関釜フェリーは2022年12月16日、下関―釜山航路で、約2年9か月ぶりに旅客の取り扱いを再開する。

ニューかめりあを使って福岡(博多)―釜山航路を運航しているカメリアラインは、2022年12月23日に旅客運航を再開する。

Panstarの総代理店であるサンスター・ラインは、高速フェリーの「Panstar Tsushima Link(元Ocean Flower)」 が、対馬―釜山航路に2023年2月25日に就航すると発表した。

色丹島のVostok Tour (East Tour) は、2023年10月23日、Pleiona (944gt、1999年建造、旅客43人、船員11人、元湘南丸(646gt))を使って、ウラジオストク―七尾間で定期運航を始めたが、2023年11月13日に、七尾から小樽に変更した。その後、撤退。

韓国のDuwon Shippingは、Eastern Dreamを使用して、2024年3月に東海―境港航路を開設する。