長距離フェリー(東日本編)
北海道と本州を結ぶ航路に就航するフェリー。なお、下の日本地図は、クリックすると簡単な旅行案内が現れ、ホテルの予約もできるスグレモノです。
新日本海フェリー(株)
らべんだあ(14,125gt)/あざれあ(14,125gt)
・小樽―舞鶴 (1,061km)
あかしあ(16,810gt)/はまなす (16,810gt)
・苫小牧東港―秋田―新潟―敦賀 (1,074km)
らいらっく(18,225gt)/ゆうかり(18,229gt)
・苫小牧東港―敦賀 (948km)
すいせん(17,382gt)/すずらん(17,382gt)
(株)商船三井さんふらわあ
・苫小牧西港―大洗 (758km)
さんふらわあ さっぽろ(13,654gt)/さんふらわあ ふらの(13,539gt)
さんふらわあ しれとこ(11,410gt)/さんふらわあ かむい(15,512gt)
太平洋フェリー(株)
・苫小牧西港―仙台―名古屋 (1,330km)
いしかり(15,762gt)/きそ(15,795gt)/きたかみ(13,694gt)
Information
太平洋フェリーは2014年6月27日より、「きそ」で、ソフトバンクモバイルと衛星回線を使用した公衆無線LANサービスを試験的に開始。
2015年3月10日、川崎近海汽船は宮古(岩手県)と室蘭(北海道)を結ぶ航路(326キロ)を2018年春に開設すべく、検討を開始したことを発表した。1日1往復、航海時間10時間の予定。
太平洋フェリーは2015年4月1日より、「いしかり」「きたかみ」でもWi-Fiサービスを開始すると発表した。
商船三井フェリーは、大洗―苫小牧航路の「さんふらわあさっぽろ」と「さんふらわあふらの」の代船を建造する。ジャパンマリンユナイテッド磯子工場で建造し、2017年上期に就航する予定。
2016年2月2日、商船三井フェリーは、「さんふらわあだいせつ」の運航を、2月3日の苫小牧発大洗行きの便から再開すると発表した。
2016年3月7日、川崎近海汽船は、宮古―室蘭航路(326キロ)を2018年6月に開設することを正式に決定した。1日1往復、毎日運航、使用船は「シルバークィーン」(7,005gt)。
新日本海フェリーは、新船2隻を三菱重工下関造船所で建造する。「フェリーあされあ」と「フェリーしらかば」は代替。
新日本海フェリーは2017年3月、小樽―新潟航路に新船1隻を就航させる。約14,400gt、全長197.5メートル、幅26.6メートル、旅客定員600人、トラック150台、乗用車22台。主機関出力は11,000KW×2基。建造は三菱重工業下関造船所で、2016年9月6日に進水予定。
新日本海フェリーの「らべんだあ」は、2016年9月6日、三菱重工下関造船所で進水した。
新日本海フェリーの「あざれあ」は、2017年1月12日に三菱重工下関造船所で進水し、6月28日に小樽―新潟航路に就航する。
2016年10月21日、商船三井フェリーは、2017年5月と8月に「さんふらわあ ふらの」と「さんふらわあ さっぽろ」(14,000gt、全長199.7m、幅27.2m、航海速力24ノット、旅客定員590人、トラック約160台、乗用車約100台)を苫小牧―大洗航路に就航させると発表した。横浜のジャパンマリンユナイテッド磯子工場で建造中。
商船三井フェリーは、アルメックスの「自動チェックイン機」を2016年12月5日に導入した。
新日本海フェリーは、2017年2月1日の新潟発の寄港便、2月27日の敦賀発の寄港便より、「ゆうかり」「らいらっく」の定員を892人から846人に変更する。
新日本海フェリーの「らべんだあ」は2017年3月9日に小樽―新潟航路に就航。
新日本海フェリーの「フェリーあざれあ」は、「Golden Pearl 1」に改名して、2017年3月22日にインドネシアに向かった。
商船三井フェリーの「さんふらわあ ふらの(元へすていあ)」は、「Golden Pearl 3」に改名して、2017年5月、インドネシアに向かった。
2017年5月13日、商船三井フェリーの「さんふらわあ ふらの(2代目)」(13,816gt)が、苫小牧―大洗航路に就航した。姉妹船の「さんふらわあ さっぽろ」は、2017年8月28日就航予定。
2017年5月29日、太平洋フェリーは、三菱重工業下関造船所に約14,000gtのカー・フェリー1隻を発注した。「きたかみ」(13,937gt、1989年)の代船で、2019年1月に竣工予定。
2017年9月22日、商船三井フェリーは、「さんふらわあ さっぽろ」が苫小牧―大洗航路に2017年10月24日に就航すると発表した。
2017年10月13日、ジャパン・マリン・ユナイテッド(JMU)は、「さんふらわあ さっぽろ」(13,816gt)を商船三井フェリーに引き渡した。2017年10月25日に苫小牧―大洗航路に就航。
2017年11月9日、商船三井フェリーは、10月27日よりJMU磯子工場に入渠中の「さんふらわあさっぽろ」で推進系統に新たな不具合が確認され、2018年1月31日まで運休することになったと発表した。
商船三井フェリーの「さんふらわあさっぽろ」は、2018年2月20日に苫小牧―大洗航路で運航を再開する。
商船三井フェリーの「さんふらわあふらの」は、修理のため、2018年1月24日より2月8日まで運休。
太平洋フェリーの「きたかみ」は、2018年7月3日に進水し、2019年1月25日に苫小牧―仙台航路に就航する予定。
2018年6月22日、川崎近海汽船は宮古―室蘭航路(333.4km)を開設した。
太平洋フェリーの「きたかみ」は、台風のため、2018年7月4日に進水した。
2018年9月28日、川崎近海汽船は、室蘭から宮古に向かう便について、2018年10月6日より、八戸にも寄港すると発表した。宮古発室蘭行の便は変更なし。
太平洋フェリーの「きたかみ(2代目)」は、2019年1月25日に苫小牧―仙台航路に就航した。
新日本海フェリーは、北海道の倶知安町に18室の宿泊施設を2020年冬に開業する。SHK Lineグループのオーセント・ホテルズ(株)が運営する。
2019年12月20日、川崎近海汽船は、2020年3月31日を以て室蘭―八戸―宮古航路の宮古寄港を中止すると発表した。
川崎近海汽船は、2020年2月12日から2月29日まで、室蘭―八戸―宮古航路を運休する。シルバー・クィーンは、新型コロナウイルス(COVID-19)拡大防止のため、横浜港で自衛隊支援に使用される。
新日本海フェリーは、北海道の倶知安町に「楽 水山」を2020年12月1日に開業する。
2022年2月17日、商船三井と商船三井フェリーは、LNG駆動のカー・フェリー2隻を、内海造船で建造すると発表した。このLNG駆動フェリー(15,600gt、全長199.4m、旅客157人、トラック(13m)155台)は、2025年に苫小牧―大洗航路に就航する見込み。
商船三井、石油資源開発 (JAPEX)、北海道ガスは、2023年1月6日、商船三井フェリーが運航する大洗―苫小牧航路のLNG燃料フェリー2隻に対するLNG燃料供給に関する基本協定書を締結した、と発表した。
2023年2月13日、商船三井は、子会社の商船三井フェリーとフェリーさんふらわあを、2023年10月1日に商船三井フェリーを存続会社とする合併を行い、新会社として営業を開始することを決定したと発表した。
2023年6月5日、商船三井は、2023年10月1日に開業する新会社の商号を「株式会社商船三井さんふらわあ」(英文名:MOL Sunflower Ltd.)に決定したと発表した。
2024年4月11日、商船三井さんふらわあ向けの「さんふらわあ かむい」(15,600gt)が、内海造船因島工場で進水した。2025年に苫小牧―大洗航路に就航する。
2024年9月4日、商船三井さんふらわあ向けのLNG駆動フェリーの「さんふらわあ ぴりか」(15,600gt)が内海造船因島工場で進水した。2025年4月に引き渡され、苫小牧―大洗航路に就航する見込み。
商船三井さんふらわあのLNG駆動フェリー、「さんふらわあ かむい」(15,512gt)は、2025年1月21日に苫小牧―大洗航路に就航する。
2025年1月15日、新日本海フェリーは小樽―舞鶴航路に就航している船を代替すると発表した。1番船(全長:199.0m、総トン数:約14,300gt、主機:8,540kW x 4、航海速力:28.3kt、トラック:約150台、乗用車:約30台、旅客:286人)は三菱重工業下関造船所で建造し、2025年12月に就航する予定。