2017年11月

HOME > 海外旅客船情報 > 2017年11月

2017年11月の海外旅客船情報

Costa Venezia、中国専用に建造する最初のVista級の船に(イタリア・米国・中国)

Costa Cruisesは、次の新船の名称をCosta Veneziaとすることを明らかにした。中国市場専用に建造することになる。このCarnivalが所有するクルーズ客船会社は、2019年に到来する次の新しいクルーズ船の詳細を発表した。(中略)

Costa Veneziaは、2019年に就航して、3月にイタリアのトリエステを出発する就航世界クルーズを行い、中国の上海に航海する。この新しいVista級の船は、中国に本拠を置き、船上のサービスと特色で同市場に応じることになる。

Costa Veneziaは、135,500総トンで、2,116室の船室に合計5,260人の乗客を乗せることが可能だ。もう1隻の中国向けのCostaのクルーズ船も、2020年に到来する。(Cruise Hive: Nov 1, 2017)

コルフとイグメニッツァのフェリーは、土曜日の朝にストライキが終わるまで接岸(ギリシャ)

コルフとイグメニッツァの船は、コルフの海員がストライキを更に48時間延長する決定を行ったことから、少なくとも土曜日の朝まで接岸し続けることになる、と水曜日、海員らは話した。

Athens News Agency(=アテナ通信)(ANA)に対する論評において、「Agios Spyridon」というCorfu Seamen's Union(=コルフ海員組合)のpresident(=議長)であるChristos Vitouladitisは、コルフの4人の船主との間で行われた数多くの会談の後、そのうちの1人が組合の要求に同意しないので、ストライキが継続することになったと述べた。

この労働者の長の要求というものは、冬季間、閉鎖型のフェリーを運航し続けろというもので、「the open-type ferries do not cover the needs of passengers, whose number has increased(=開放型のフェリーは人数が増えている乗客の要求に応じられるものではない)」からであり、冬の悪天候に対処できないからだ、とVitouladitisは、ANA(=アテナ通信)に語った。

ストライキが延長されなければ、土曜日の午前6時まで続くことになる。(TornosNews.gr: 01.11.2017 22:03)

クルーズ船Celebrity Solsticeの乗客、ノロウイルスの勃発に襲われる:報道(オーストラリア)

3000人近い乗客を乗せてメルボルンに接岸したクルーズ船が、報道によると、腹痛の勃発に襲われているという。

3000人近い乗客を乗せたCelebrity Solsticeは、Solstice級のクルーズ船の有数の船であり、ノロウイルスの勃発があったと伝えられている。この種のウイルスは、嘔吐、下痢などの腹痛の原因となるもので、人から人への直接感染や、汚染された食べ物や水の摂取により間接的に広がる。

Celebrity Cruisesが運航するCelebrity Solsticeは、そのウェブサイトによると、オーストラリアとニュー・ジーランドの最も高い格付けの船だという。(後略)(Herald Sun: November 1, 2017 11:02am)

コペンハーゲン、記録的なクルーズ船シーズン(デンマーク)

コペンハーゲンは、クルーズ船観光客が訪問を熱望する都市の一覧表で上位になったようだ。実際、今年これまでに、このデンマークの首都に、325隻のクルーズ船から850,000人もの乗客がやって来ており、新記録は容易いものだった。そして更に伸びている。

「Aidavitaが、夏シーズンにランゲリニエに接岸した最後のクルーズ船でした。今や、6本のクリスマスとお正月のクルーズが見込まれており、今シーズンは終了することになります。」とCopenhagen Malmo Port(=コペンハーゲン・マルメ港)のCruise & FerriesのCOO(=最高執行責任者)であるArnt Moller Pedersenは、Maritime.dkに語った。

来年は、更に恐るべきことに、コペンハーゲンに投錨することになっている875,000人の乗客を乗せた337隻の船が見込まれている。マルメでさえも、9隻、10,000人の乗客が寄港することになっている。

デンマークの首都で非常に多くのクルーズ船観光客を見るようになった理由の1つは、船が旅行を開始して終わる、人気の「turnaround port(=転換港)」であるためだ。事実、今年訪問する325隻の船のうち、153隻が折り返し旅行だ。

来年、クルーズ船観光で劇的な増加を見ることになるものと期待されているもう1つの地域は、スウェーデンのゴトランド島のビスビューで、2018年に乗客数が倍増して、合計90,000人になることになっている。(The Copenhagen Post: November 2nd, 2017 8:57 am)

Genting、ミャンマーの島の港を開発へ(ミャンマー・中国)

声明文によると、Genting Cruise Linesは、ミャンマーのマクラウド島のクルーズ施設を共同開発するため、Tint Tint Myanmar Groupとの協定に署名し、この地域における足跡を拡大し続けるという。

「私有島というのは、カリブ海の多くのクルーズ客船会社にとって重要な目玉となっており、アジアのクルーズ業界の開拓者として、弊社は、マクラウド島の社会基盤を作ることを支援すべく、Tint Tint Myanmar Groupと提携し、Genting Cruise Linesのお客様にとって鍵となる私有天国にして、ミャンマーを世界規模のクルーズ目的地にするための旅を始めることで興奮しております。」とGenting Cruise LinesのPresident(=社長)のKent Zhuは、語った。「Genting Hong Kongでは、アジアに大きな可能性があることから、ミャンマーを重要な発展途上市場として認識しており、同国の観光分野を進化させる点で有益な役割を演じることを心待ちにしております。」

Genting Hong Kongは、中国の広州(=クワンチョウ)南紗、ベトナムのダナン等、この地域における多くの事業の先陣を切っている。

chairperson(=会長)のDaw Tint Tint Lwinが代表を務めるTint Tint Myanmar Groupは、ミャンマーの行楽地経営者であり、マクラウド島でAndaman resortを経営している。本店は、ヤンゴンにある。

Genting Cruise Linesは、この提携に投資すべく、島に寄港するStar CruisesとDream Cruisesの新しい旅程も発表した。(中略)Star Cruisesは、マクラウド島行きのSuperStar Libraの初到着を、2017年11月3日に祝った。加えてGenting Dreamでは、乗客がペナン、プーケット、そしてマクラウド島等に寄港する5泊の特別旅程を楽しむことができるものとしている。(Cruise Industry News: November 03, 2017)

クルーズ定期船増加に向けた動きはタミル・ナードゥ州の利益に(インド)

チェンナイ発。クルーズ船用の国際水準港湾の停泊地開発の他、クルーズ定期船の交通量を10倍の年間700隻に増加させる決定で、インドの経済成長のエンジンの1つとしてのクルーズ観光が、発展拡大することが期待される。またタミル・ナードゥ州にとっても大いに利益となる、と専門家は話している。

国は、世界のクルーズ観光業のパイのかなりの分け前を持つことになる地位に就くことになる。複数の消息筋によると、ソース・マーケット(注、客を生み出すことになる市場)とクルーズ目的地の双方において、アジアは世界のクルーズ観光業界において、新たに成長した未開拓地域として急速に姿を現しているという。このアジア・クルーズの夜明けは当地であり、Genting Hong Kongと、Star Cruises、Dream Cruises、そしてCrystal CruisesからなるGenting Cruise Lines部門は最前線に立ち続け、アジアのクルーズ旅行業分野の覚醒において、首位に立っている。

推定によると、ソース・マーケットとクルーズ目的地としての、インドの地元クルーズ市場の成長の気運は、大変に前向きのものだという。このより広い地域を惹きつけている着実な成長は、1つの傾向となってきていると指摘されている。豊富な機会から利益を得るためには、港湾をクルーズに適した目的地にすべく、港湾ターミナルを推進して社会基盤を更に刷新させる必要がある、と複数の消息筋は話している。

政府は、初期段階においては、ムンバイ、ゴア、マンガロール、チェンナイ、そしてコーチンをクルーズの中心地として開発すると発表しており、この動きは、インドがアジアにおいて近い将来、羨ましがられるような地位を占めることになることから、クルーズ観光業部門に歓迎されている。加えて、クルーズ旅行は、ホテル宿泊や運輸のようなその他の観光部門に肯定的な影響を与えることにもなる。また母港において、事業や雇用機会を生み出す手助けにもなり得る。(DECCAN CHRONICLE: Published Nov 3, 2017, 6:02 am IST)

カナダ人女性、オーストラリアへの1600万ドルのコカイン密輸で投獄(オーストラリア・カナダ)

オーストラリアにコカインを密輸したことで有罪を認めたカナダ人女性が、7年6月間、投獄された。

ケベック州のIsabelle Lagace(29)(注、元ポルノ女優)は、終身刑に直面していた。他の2人のカナダ人も、起訴されている。

2016年8月29日に乗船していたクルーズ船がシドニーに接岸した際に、オーストラリアの警察犬が船室内で、2000万カナダドル(1600万ドル、1200万ポンド)のコカインを発見した。Lagaceと同室だったMelina Roberge(22)は、この薬物については知らなかったと主張しており、同様に刑事裁判に直面している。

警察は、RobergeさんとLagaceが占有していた船室内で、スーツケースの中から35キログラム(77ポンド)のコカインを発見した。更にケベック州から来た63歳のAndre Tamineの部屋でも、60キログラムを発見していた。2人の女性が彼を知っていたのか、どれ位知っていたのかは、不明。Tamine氏は無罪を主張しており、同様に刑事裁判に直面している。

Australian Border Force(=オーストラリア国境警備隊)のcommander(=司令官)のTim Fitzgeraldによると、このbust(麻薬捜査の手入れ、注、胸の意も)は、船や飛行機でこれまでになされたオーストラリアでの麻薬の差押えでは、最大のものだという。

Lagaceは金曜日、法廷で「error in judgment(=判断の誤り)」により、残りの人生で自分を苦しめることになったと述べた。「世界を半周して、成人女性としての決定的瞬間を刑務所内で送ることになることを知って、苦痛です。」と供述した。

ケベック州から来たこの2人の女性は、2か月前に豪華クルーズ船のMS Sea Princessにイングランドのサウサンプトンで乗船して、ソーシャル・メディアに自身の旅行写真を定期的に投稿していた。(BBC News: 3 November 2017)

アブ・ダビ、2017年―18年にクルーズ観光客5%増を見込む(アラブ首長国連邦)

アブ・ダビのクルーズ観光部門は、当首長国を訪問することになっている346,000人の乗客により、来るべきシーズンには5パ-セント増になるものと期待されている。

Department of Culture and Tourism, Abu Dhabi (=アブ・ダビ文化観光省)は、豪華クルーズ定期船のSeaborne EncoreがAbu Dhabi Cruise Terminal, Mina Zayedに到着し、2017/2018年のクルーズ・シーズンが始まったと発表した。

アブ・ダビで予定されている4回の初寄港により、当首長国は冬に取って代わるべき一流の国際陽光クルーズの目的地になるという湾岸諸国の野心の最前線に立っている、と声明文にはあった。経済の多様化の中で、基本的には隙間商品としてアブ・ダビのクルーズ部門を開発するという一連の構想を受けて、予測される乗客数が上昇している、とも述べていた。アブ・ダビのクルーズ・シーズンは、2018年5月まで続く。(中略)

アブ・ダビは、当首長国のアル・ダフラ地方にあるSir Bani Yas Island(=シル・バニ・ヤス島)の、この地域唯一のクルーズ船の寄港に特化した浜辺に向かう本拠地でもある。湾岸におけるこの種の最初の浜辺は、アブ・ダビのクルーズ市場が提供する独特の追加物となっている。(ArabianBusiness.com: Sat 04 Nov 2017 02:20 AM)

クルーズ客船会社:いつ朝鮮寄港を再開するのかを話すのは時期尚早(中国・韓国・米国)

今週、中国と南朝鮮(注、韓国)が、数か月間に亘る外交紛争を正式に終了させたことから、クルーズ客船会社は、中国に本拠を置く船を朝鮮の港湾に戻すことができるようになる期待を抱いている。しかしながら、大手クルーズ客船会社3社は、これがいつ起こるのか推測するのは早過ぎると述べた。慎重な対応に基づいており、特に旅行に関するいかなる方針変更もない。

「変更が公式のものになるまで論評致しません。」とRoyal Caribbean Cruises Ltd.のspokeswoman(=女性広報担当者)のCynthia MartinezはSeatrade Cruise Newsに話した。次のように付け加えた。「弊社では、この問題が解決されて、朝鮮への寄港が再開できるようになる日を心待ちにしております。」

Carnival Corp. & plcの中国での商標経営部門では、発表するような新しいものはない、と同社の広報担当者のRoger Frizzellは話し、「しかし弊社では、この件に関して何か変更があれば、あらゆる選択肢を確実に検討いたします。」と話した。

Norwegian Cruise Line Holdingsにとっては、いつ船が南朝鮮(注、韓国)に向けて航海できるようになるかを「it's too early to speculate(=推測するには早過ぎる)」とspokeswoman(=女性広報担当者)のChristina Baezは話した。

6か月以上に亘って、中国に本拠を置くクルーズ船は、この中国人旅行者に人気のある成長しつつある目的地を避けなければならなかった。改訂された旅程では、南朝鮮(注、韓国)を、日本への寄港や航海日に置き換えていた。今週のWells Fargo Securitiesのメモでは、全ての中国のクルーズの約40%が影響を受けており、この市場において純益は消極に転じた、としていた。

ニュース記事は、北朝鮮からの脅威に対抗すべく合衆国製ミサイル防衛システムを配備するというソウル(注、韓国政府)の計画により、北京(注、中国政府)がこの問題を取り上げた2016年に引き起こされた本紛争を乗り越えて、今や中国と南朝鮮(注、韓国)は、素早く動くことを狙っていることを示している。

今年の春、中国政府は、南朝鮮(注、韓国)の商品やサービスを排斥し始め、南朝鮮(注、韓国)行き旅行の販売を止めるよう旅行業者に促していた。(Seatrade Cruise News: Posted 04 November 2017)

厚い氷で乗客100人を乗せたフェリーがヤクーチアの川で立ち往生(ロシア)

11月5日、ヤクーツク発。Yakutia(=ヤクーチア、注、サハ共和国)のレナ川で、乗客100人の車両を載せていた旅客フェリーが(注、立ち往生した)と、この北部共和国政府のプレス・サービスは日曜日に話した。

「このフェリーは、目的地からほんの30から40メートルのところで、厚い氷晶の中で立ち往生しました。」とプレス・サービスは話した。「岸まで乗客が氷の上を歩くのを、救助隊員が助けました。」

乗用車25台とトラック12台の車両は、フェリーに載せたままになっている。フェリーの運転員も船上にいるが、十分な食料と水を持っている。専門家が現在、このフェリーの航海を終わらせるべく、氷を割ることを検討しているところだ。(TASS: November 05, 15:13 UTC+3)

Guangzhou Shipyard、クルーズ構想を誇示(中国)

China State Shipbuilding Corporation (CSSC)の子会社であるGuangzhou Shipyard Internationalの新しい中型クルーズ船構想が、今週、中国の三亜(=サンヤー)のChina Cruise Shippingで展示されている。

この中型船は、同造船所の事業構想の1つであり、一方CSSCは、既に中国でのクルーズ船建造構想に深く関わっている。2023年と2024年に引き渡されることになっているCarnival Corporationが関与している取引で、2隻のVista級の船を受注している。

CSSCは、FincantieriやCarnivalと提携するばかりではなく、サプライ・チェーンや工学面においても、造船市場で全力で動いている。同造船所は現在、クルーズ受注を狙ったmodular cabin system(=モジュール式船室)を提供している。加えてこの造船集団は、中国のサプライ・チェーンを融合させるべく、多くの小規模納入業者を買収している。(Cruise Industry News: November 05, 2017)

クルーズ反対派、サウス・カロライナ州の裁判所に再考要求(米国)

サウス・カロライナ州、チャールストン発。新しいクルーズ船ターミナルの反対派は、South Carolina Court of Appeals(=サウス・カロライナ州上訴裁判所)に対し、この事業許可に異議を申し立てる権利がないとの決定を再考するよう求めている。

The Post and Courier of Charleston紙は、環境保護団体、近隣団体、歴史的保存団体からなる一団が、新しいクルーズ・ターミナルに対する異議申し立てを阻んだ先月の決定を再考するよう同裁判所に求めたと報じた。

South Carolina State Ports Authority(=サウス・カロライナ州港湾局)は、Charleston's City market(=チャールストン市設市場)近くに、クルーズ船用の3500万ドルのターミナルを建設したがっている。反対派は、交通渋滞と汚染について懸念していると話している。

この許可は、港湾局がターミナルを建設を希望しているところにある古い倉庫の上に新たな杭を打ち立てることを許すもので、現在は、Carnival Cruise LineとそこのEcstasyというクルーズ船が主として利用している。(Clay Center Dispatch: Nov 6, 2017 Updated 4 hrs ago)

Lindblad、船首あべこべの探検船を発注(ノルウェー)

Lindblad Expeditions Holdingsは、更に2隻の選択権付きで、ノルウェーの造船所であるUlstein Groupに、2020年引渡しの探検船1隻を発注した。

この船は、単身旅行者向けの12室を含む69室の船室があり、126人の乗客を収容できるものとなる。船室のうち75%は、バルコニー付きとなる。中核となる特色は、Ulsteinの特色であるX-BOWという、時化の海での客の快適性を改善させる一方で、燃料効率を高めることになる船首だ。本船は、正に高度耐氷級であり、極地の奥深くに接近することが可能となる、とLindbladは話した。この船の完成予想図は、最近、Lindbladがワシントン州の造船所、Nichols Bros.に発注した2隻の船よりも、更に現代的な意匠となっている。

「弊社は、Ulstein、そしてその素晴らしい技術者や設計者のチームと共に、弊社船隊を拡大し続けることとなるこの最新鋭の船に関して作業することで、大変に興奮しております。本船は、弊社の長期的な成長の次の第一歩なのであり、数多くの水準にある世界において、最も類まれな世界的な探検船になることになります。」とLindblad CEO(=最高経営責任者)のSven-Olof Lindbladは語った。(Travel Weekly: November 07, 2017)

世界最大の海運会社、サイバー攻撃の費用計上(デンマーク)

デンマーク、コペンハーゲン発。世界最大の海運会社であるデンマークのA.P. Moller-Maerskは、一部、サイバー攻撃の費用で、四半期赤字に落ち込んだ。

このコペンハーゲンに本拠を置くグループは火曜日、第3四半期に、1年前の4億2,900万ドルの利益から、15億ドルの赤字に転じたと報告した。収益は、70億ドルから80億ドルに増加した。同社は石油も生産しているが、6月のサイバー攻撃で、主に海運部門であるMaersk Lineに影響があり、同社に2億5000万ドルから3億ドルの費用が掛かったと話した。

同グループでは、通年では「a positive underlying profit(=肯定的基調利益)」を期待しており、2016年の5億4600万ドルの赤字からは改善するとしている。近時のドイツのコンテナ海運会社であるHamburg Sudの買収は、除外していると話した。

同社株は、5パーセント下落して、11,440クローネで取引された。(ABC News: Nov 7, 2017, 4:50 AM ET)

イラン、観光客向けクルーズ船旅行の企画を計画(イラン)

Iran’s Cultural Heritage, Handicrafts, and Tourism Organization(=イラン文化遺産・手工芸・旅行機構)(ICHTO)のHead(=長)であるAli-Asghar Moonesanは、他国と共同して、観光客向け連合クルーズ船旅行を企画する計画があると話している。

Tasnim News Agencyによるファルシ語(注、ペルシャ語)の記事によると、海洋観光は、観光業の最も重要なものの1つであると強調したという。

「海の潜在力が、世界中の観光業を推進するために活用されているのに、(海事観光の)潜在力は、イランでは活用されて来なかった。」とVice-President(=副総裁)でもあるMoonesanは語った。イランはトルコからクルーズ船を誘致して、当地の旅行業を発展させるために利用すると語った。

この幹部は、「The Sea: The Route to Progress(=海、発展の道)」と題する国内見本市の控えで論評した。(IFP News: November 8, 2017 - 07:37)

Royal Caribbeanの最初のQuantum Ultra級クルーズ船の起工(ドイツ)

Royal Caribbeanの最初のQuantum Ultra級の船であるSpectrum of the Seas(=スペクトラム・オブ・ザ・シーズ、注、「海の領域」の意)の工事は、ドイツのロストク・ワルネミュンデのNeptun Werft造船所であった起工式で新船の最初のブロックが設置され、本格化した。

938トンのブロックは、このクルーズ船を作り上げることになる合計74個のブロックのうちの1つで、Royal Caribbean Internationalの2人の代表者がブロックの下にlucky penny(=幸福のペニー硬貨)を置き、その後、ブロックは設置された。

キール(注、竜骨)の設置は、しばしば工事の「official(=正式な)」開始と称されるが、実際の工事は、Meyer Werft Laser Centerで本船の最初の鋼板が切断された8月に始まっていた。

この乗客4,200人乗りの船は、2019年春に就航する予定。Quantum Ultra級船ではあるものの、Spectrum of the Seasは、Quantum級の仲間よりも僅かに大きなだけで、AnthemやOvation of the Seasが168,666総トンであるのに対し、 168,800総トンの大きさだ(Quantum of the Seasは、更に小さい)。この全ての旅客定員は、同じ。(Cruise Critic: November 8, 2017)

ベニス、歴史的建造物保護のため、クルーズ船の接近を制限へ(イタリア)

大型クルーズ船は、ベニスの中心部から直ぐに姿を消すことになる。イタリアの運輸大臣は、月曜日に発表した。

汚染と潜在的被害から、脆い歴史的建造物と運河それ自体を守って来た地元民にとって、船は長年に亘り、イライラの源となっていた。またクルーズ船は、このラグーン(=潟)にある都市(注、ベニス)に対する大量の旅行者増加の主要要因でもあり、特定の日においては、訪問者の方が、当市の住民よりも多くなっている。これが家賃を高騰させ、伝統的な職人の商売がファースト・フード(注、即席料理)や安い土産物を売る店に取って代わることになって行ったのだった。

今やイタリア政府の委員会は、55,000トン以上の重さ(注、総トン(=容積)の誤り)の船は、歴史的なベニス中央部から北西にある、マルゲラの工業港に係留しなければならないものと決定した。これは、St Mark's Square(=サン・マルコ広場)の隣を通過することになるGiudecca Canal(=大運河)に接近することが、もはやできなくなることを意味する。

Mayor(=市長)のLuigi Brugnaroは、この決定は「extremely positive(=極めて肯定的)」だったと語った。というのは、環境問題や住民の懸念と、「the jobs created by the cruise industry, which we cannot afford to lose(=失う訳にはいかないクルーズ産業によって生まれた雇用)」との間の妥協点を、何とか探し当てたものだからだという。

「我々は、解決策を有していることをUNESCO(=国際連合教育科学文化機関)と世界に明らかにしたいです。」とBrugnaroは述べ、もしクルーズ船の接近制限対策を取り損なったならば、当市が「threatened(=危機的)」であると格付けされることになり得ると、この文化遺産機関から警告を受けていたことに言及した。

新航路は4年以内に開設されることなる、とイタリアの社会基盤・運輸大臣のGraziano Delrioは話し、計画は、今年の7月に最初に発表されたことを確認した。この変更は、商業交通の妨げにならないと語った。

近年、いらだったベニス人は、家賃を押し上げ、多くの家族が故郷を追い出されることを余儀なくしてきた大量観光に対し、頻繁に抗議していた。

Brugnaroは、優先的に大混雑問題と取り組み、水上バスの「locals first(=地元民優先)」方針の他、当市の余り散策されていない街角の宣伝から、最も人気のある観光地で人々がこれと反対の行動を取るようになることを導入するまでの対策を取って来た。そして今年の夏、この市長執務室は、歴史的中心地における新規の観光宿泊施設の禁止に進んだのだった。

クルーズ船は、「No Grandi Navi(=大船反対)」組織のような団体がデモを行い、とりわけ抗議の標的とされていた。この団体は、6月中旬に非公式のレファレンダム(=住民投票)を行い、99パーセント近くが、ラグーン(=潟)から船を禁止することを求める投票をしていた。(The Local: 8 November 2017 11:48 CET+01:00)

585億ドルのクルーズ船注文控え;90隻

世界のクルーズ船の注文控えは、Cruise Industry Newsの見積もりでは、総額585億ドル相当に急騰している。10月に入って、90隻のクルーズ船が発注済みであり、以前の記録と肩を並べている。

数字を見ると、平均的な船の大きさは104,703トン、乗客2,647人乗り、平均費用は6億3900万ドル。9隻が中国市場向けに特化されて建造中である一方、発注済みの90隻のクルーズ船のうち21隻が新造探検船だ。(Cruise Industry News: November 09, 2017)

ホテル、店舗が横浜の新クルーズ船ターミナルに入居(日本)

横浜発。Minato Mirai(=みなとみらい)波止場地区では、2019年春に更に賑やかになる。新しい旅客船ターミナルが開業するのであり、ここは更に外国のクルーズ船を惹きつけることを狙っている。

豪華なDiamond Princessを含む遠洋定期船は、アジアにおける母港として、年間約80回、このターミナルから到着・出発する予定だ。人気の場所であることを活用して、出入国管理や税関関連施設の他、様々な商業施設が、この総床面積28,000平方メートルの5階建てのターミナルに入居することになる。約200室あるホテル、同港の壮大な景観を有する食堂、訪問者が自らお菓子を料理して食べることのできる実践的な直販店を含む店舗が計画されている。全室で海が見えるバルコニー付きの客室を提供する低層ホテルは、東京の中心部にある典型的な高層で高額所得者向けのホテルとは対照的な際立った特徴を誇る。

「こちらでは、訪問者は横浜や港の雰囲気を直接に感じることができます。」と最初からみなとみらい地区の開発に関わって来たYuji Tsutsumiは語った。Tsutsumiは、みなとみらい地区の豪華ホテルであるInterContinental Yokohama Grand(=ヨコハマ・グランド・インターコンチネンタル・ホテル)のchairman(=会長)であり、ここではこの新ホテルを開業することになる。

「弊社では、当地でしか体験できない興味深い生活様式を提供したいのです。」と付け加えた。

このターミナルは、海外から来た観光客と日本市民の双方が、休憩したり寛いだりすることができる「sea station(=海の駅)」として設計されている。大正時代(1912年―1926年)に主要物流拠点として開発されたShinko Pier(=新港埠頭)は、これが建設されるところにある。Yokohama Red Brick Warehouse(=横浜赤レンガ倉庫)の近くに位置するこの埠頭は、Yokohama Triennale(=横浜トリエンナーレ)という対規模な国際芸術祭やその他の行事の会場として近年、利用されてきた。

近隣のOsanbashi Yokohama International Passenger Terminal(=横浜港大さん橋国際客船ターミナル)は、更に外国クルーズ船を惹きつけるには不十分であるとあると考えられてきた。地元企業と市役所は、この新ターミナルの開発に協力しており、Osanbashi(=大さん橋)ターミナルの混雑故に横浜寄港をして来なかった船の誘致を希望している。(Asahi Shimbun: November 11, 2017 at 07:20 JST)

BSO代理、船がクルーズ船と衝突して入院(米国)

フロリダ州、ポート・エバグレーズ発。土曜日、ポート・エバグレーズ港で巡視船がクルーズ船と衝突して、2人のBSO(=ブロワード郡保安官事務所)代理が病院に搬送された。

この代理は、Port Everglades Harbor Patrol(=ポート・エバグレーズ港哨戒隊)の船に乗船していたもので、警察によると、機関不調のため、午後4時30分頃、Holland AmericanのOosterdamに突っ込んだという。この代理はBroward Health Medical Center(注、病院)に搬送されたが、命にかかわらない怪我だ。

船(注、Oosterdam)の損傷は表面的なものだが、Coast Guard(=沿岸警備隊)による検査が完了するまで、この船の出発は遅れた。(WSVN 7News: November 11, 2017)

フェリー火災、500人脱出、スペイン、マヨルカ島(スペイン・アルジェリア)

フェリーのTARIQ IBN ZIYADで、11月11日に貨物甲板の乗用車の1台から出火した。この船には500人余が乗船して、マルセイユからアルジェリアに向かう途中で、バレアレス海のマヨルカ島北部にいた。

貨物甲板で火災が広がり、恐らくはその他の甲板に広がった。公式声明によると、船員が何とかして消火したという。フェリーはマヨルカ島に進路を変えて、11月12日早朝にアルクーディア港に到着した。乗客は避難し、26人余が煙を吸い込んで治療を受けたが、犠牲者や火傷の報告はない。11月12日、協定世界時13時現在、フェリーはアルクーディアにいる。

旅客ro-ro船 TARIQ IBN ZIYAD、IMO9109768、重量トン数21659、1995年建造、船籍国アルジェリア、運航事業者 Algeria Ferries。(Maritime Bulletin: November 12, 2017 1:30 pm)

非営利組織、船齢93年のアストリアのフェリーを復元(米国)

オレゴン州アストリア発。アストリアの非営利組織が、川での遊覧のために使用できるようになることを期待して、歴史的なTourist No. 2というフェリーを復元する。

Astoria Ferry Groupは、奉仕活動家が水上で団体を輸送するのに必要なCoast Guard(=沿岸警備隊)の認定を準備する一方、より人目に触れるよう波止場の複合商業施設に同船を移動させる計画を立てている。

The Daily Astorian紙は、フェリーは1924年の建造で、コロンビア川の河口に機雷を敷設するために、第二次世界大戦中、Navy(=海軍)に徴用されるまでは、コロンビア川で運航していたと報じている。フェリーはその後、アストリアに戻され、その後、ワシントン州で数十年間過ごした。

この非営利組織は昨年、これを故郷に移動させるために50,000ドル以上の資金を集めた。本船は多くの作業が必要で、Restore Oregonという団体は、州の最も存続が危ぶまれる財産の一覧にこのフェリーを含めている。(U.S. News & World Report: Nov. 13, 2017, at 4:07 p.m.)

クルーズ船の設計の年表(米国)

Royal Caribbean Cruises Ltd.のchairman(=会長)であるRichard Fainは、ウォール街の分析者との最近の電話会議で、この現代の産業が1960年代に航海を始めて以来、クルーズ船のデザイン(注、設計・意匠)がどのように進化して来たかについて、何がしかの見解を披露した。

1970年代と80年代は、クルーズ船の設計と建造の方法において、劇的な変更があった、とFainは強く主張した。「輸送の形態として船が設計されていたことに代わり、クルーズに特化した設計の船に変更したのです。」と述べた。「当時の我々の大志は、船をよりヨットみたいなものにすることでした。」そうしたことから、RoyalのSong of Norway、あるいはNorwegian Caribbean LinesのSeawardみたいな設計になったのだった。

次の段階は、ホテルをモデル(=手本)にして建造することだった、とFainは話した。1つの手本は、アトランタのRegency Hyatt Houseで、1967年に建築家のJohn Portmanによって設計されたものだった。当時は独特だった高くそびえるアトリウム(注、吹き抜けの主空間)があった。「我々は、船上により広い公室、より良い設備、そしてより多くの快適設備を持つ船の設計を始めました。船をより開放的で、より流行のもので、現代のホテルよりも、もっと豪華に感じるものにしたかったのです。」とFainは話した。

同時に、Fainが言及していない傾向としては、船はショッピング・モール(注、商店街)に、横寸法において似始めたのであり、1999年に引き渡されたRoyal CaribbeanのVoyager of the Seasが、その先駆けだった。

ホテルから進んで、Fainは、最新の設計の手本は、都市だと述べた。「今日、弊社船は、多くの活動、快適設備、そして設計により、より都市の特徴を有するものとなっています。単に酒場、食堂、ディスコがあればいいというのではなく、公園、庭園、地域、そして静かな空間の設計について話しているのです。」と述べた。そうした手本は、Royalの巨大なOasis級の船である、来年引き渡される4番船において、もっとも容易に見られる。

Fainが省略した2つ以上の設計の手本を、この年表に付け加えることは可能だろう。1つは、ウォーター・スライド(注、水中滑り台)、ゴー・カート、レーザー・タグ・ゲーム、ロープ・コース、リカンベント自転車走路がある遊園地だ。Fainは、この手本に長年、抵抗してきたが、昨年、Harmony of the Seasに滑り台が追加された。

もう1つの手本は、ヨーロッパのフード・ホールであり、これは合衆国の諸都市において人気上昇中だ。代替食堂の一群のある最新の船は、フード・コートを食通の水準にまで高めた新しい商業施設を示唆するものとなっている。MSC Cruisesは、MSC Divinaにこの手本を明確に持ち込んでおり、2007年にイタリアのチュリンで始まり、ニューヨークやその他の場所に直ぐに広がったEataly(=イータリー)の小型版になっている。(Travel Weekly: November 13, 2017)

シドニーの新フェリーはFerry McFerryfaceと命名(オーストラリア)

シドニーの新しい内港フェリーの最終船は、子供向けにFerry McFerryfaceと命名される。

6隻の新しい内港フェリーの名称コンテストでは、15,000以上の応募があった。

「これまでのところ、このName Your Ferry(=あなたのフェリーを命名しよう)コンテストで最も人気のあった名称は、Victor Chang、Fred Hollows、Catherine Hamlinでしたが、既にここの港を乗客を乗せて横断しています。」とTransport Minister(=運輸大臣)の Andrew Constanceは話した。「これは、子供向けのものです。」

Ferry McFerryfaceは、元祖ではない。これは、英国であった新しい極地調査船をBoaty McBoatfaceと命名する国民投票に引き続くものだ。しかしNatural Environment Research Council(=自然環境調査局)は、この名称を使わない決定を行い、代わりに「Sir David Attenborough(=デイビッド・アッテンボロー卿)」を選んだ。(Sky News Australia: 9:41 am, Tuesday, 14 November 2017)

カンコリムの海員がクルーズ船から不可解な「失踪」(インド・米国)

マドガーオン発。カンコリムの住民であるSymron Santana Almeida(33)が、11月9日以来、メキシコからロサンゼルスに移動中に、勤務していたクルーズ定期船から不可解な失踪をした。

彼の失踪についての使用者からの文書による連絡はなく、Symranの隣人であるVijay Prabhuが、twitter(=ツイッター)のメッセージを通じて、external affairs minister(=外務大臣)のSushma Swarajの仲介を求めている。

Symranの家族筋は、TOI(注、タイムズ・オブ・インディア紙)に、SymronはCarnival Cruise Lineに所属する「Inspiration(=インスピレーション、注、「ひらめき」の意)と命名された船の機関室でwiper(=操機員)として働いていたとの情報を提供した。この家族は、電話による会話のみによって、失踪についての情報を得ていた。

このクルーズ定期船のspokesperson(=広報担当者)は、11月12日以降、毎日、捜索活動の進展について家族に最新情報を伝えているという。Symronの兄弟のSiffoは、今や、Symronの使用者に対し、この事件について適切な調査を行い、Symranの失踪についての詳細を要求する手紙を書いている。(Times of India: Nov 15, 2017, 03:19 IST)

来春のワシントン州のチューリップ祭りに小型船でクルーズしよう(米国)

冬に直面して、春を夢て見ているのならば、来年4月のAmerican Cruise LinesのTulip Festival(=チューリップ祭り)クルーズを調べてみよう。ワシントン州のピュージェット湾とサン・ファン諸島を探検するものだ。

この1週間クルーズでは、ワシントン州アナコルテスでの毎年恒例のSkagit Valley Tulip Festival(=スカジット谷チューリップ祭り)を訪れる。最盛期には、チューリップ、ラッパスイセン、桜、そしてリンゴの花が、何百エーカーも咲くことになる。

参加者は、野原をぶらつき、master growers(=栽培者の主人)とおしゃべりし、自分の庭の改良のための何がしかの助言を得ることが可能だ。

クルーズは、シアトルからの周遊航海で、ワシントン州のフライデー・ハーバー、ポート・タウンゼントを訪問し、更にはカナダのビクトリアにも行く。このクルーズは、この客船会社の新しいAmerican Constellation(=アメリカン・コンステレイション、注、「アメリカ人の集まり」の意)で実施し、夏季シーズンにはアラスカに向かう。

日時:4月7日、14日、21日

価格:1人8,830ドルからで、運賃、宿泊、食事、周遊込み。クルーズ前手荷物は受け付ける。航空料金は含まれていない。

情報:American Cruise Lines、電話(800) 460-4518番。(Los Angeles Times: Nov 15, 2017 5:45 AM)

Regent Seven Seas Cruises、次の新船を命名(米国)

Regent Seven Seas Cruisesは、次の新しい豪華クルーズ船をSeven Seas Splendorと命名した。この乗客750人乗りの船は、2020年第1四半期にお目見えする予定。

Regentは、この新船の名称を思いつくための助けとして、乗客、旅行代理店、従業員に手を差し伸べた。この客船会社は、ほぼ2,600件の名称を示唆する14,000以上の提案を受け取った。名称を提案した3人が、Splendorの処女航海での無料旅行を無作為に選ばれることになる。

Seven Seas Splendorは、現在、運航している同社の最大かつ最も豪華な船であるSeven Seas Explorerの双子となる。その姉妹船のように、全室スィートで、宿泊設備の全てにバルコニーがあり、複数の食堂と、全て込みの料金となる。(Cruise Critic: November 15, 2017)

MSC Cruises、Meraviglia Plus級1番船、MSC Grandiosaの鋼板切断、MSC Bellissimaのコイン式典開催(フランス)

MSC Cruisesの最新船で、この客船会社の来るべきMeraviglia Plus級の1番船は、MSC Grandiosaと呼ばれることになる。

この名称は、サン・ナゼールのSTX France造船所で水曜日にあった同船の鋼板切断式典(注、起工式)で発表された。Executive Chairman(=会長)のPierfrancesco Vagoは、次のように述べた。「MSC Grandiosaは、荘厳かつ高貴なものとすべく命名されます。この、より贅沢で超現代的な特大船に相応しい名前であります。」

Grandiosaは、船隊規模を倍増させる90億ユーロ計画の一環として、2017年から2020年の間に11隻の新船を進水させる予定のMSC向けに現在工事中の4隻の内の1隻。

現在、建造中の他の船には、北米に特化した船であるMSC Seasideがあり、この船は来月進水して、マイアミに真っすぐ向かい、そこで命名され、母港とすることになる。Seasideの姉妹船、MSC Seaviewは、来年、これに続くことになる。

4番船はMSC Bellissimaで、181,000トン、乗客6,334人乗りのMSC Meravigliaの一卵性双生児であり、6月に就航する。Bellissimaも、STX Franceで建造中で、今日、Grandiosaの鋼板切断の直後に、コイン式典とキール(注、竜骨)の設置(注、起工式)が開催された。

コイン式典は船舶建造の伝統であり、船の工事の開始を意味し、2人のmadrinas(つまりgodmothers(=女の名付け親))が新たに鋳造されたコイン(=硬貨)を、船体の下に置くものだ。2人は、幸運の象徴としての役目を果たすことになる。

「本日、最初の鋼板切断を祝い、その後、キールの設置を同じ日に行い、新時代の始まりを告げるかってない経験をしているところであります。2隻とも、弊社顧客向けのものであり、弊社造船所のものなのです。」とSTX Franceのgeneral manager(=総支配人)であるLaurent Castaingは、この二重行事について語った。

GrandiosaとBellissima向けの計画でハッキリしていることは、船上絵画美術館、頭上に仮想の空がある屋内遊歩道、広大な親水公園、屋内遊園地区画、そしてCirque du Soleil(=シルク・ドゥ・ソレイユ)の公演等の新たな娯楽を特色としていることだ。この客船会社は、Bellissimaには、フレンチ・ビストロ(注、フランス居酒屋)を船内に設けることも明らかにした。(Cruise Critic: November 15, 2017)

Passenger Ship Sustainability:新技術が足跡を逓減(英国)

サウサンプトンでのPassenger Ship Sustainability(=旅客船持続可能性)の2日目では、造船と革新的な省エネ解決策が話題となった。

Peace Boat(=ピース・ボート)のproject coordinator(=事業調整者)であるRoy Milletは、この団体では新船建造のために必要な資金調達の90パーセントを確保したと話し、この新船がOcean Dreamと並んで航海することを確認した。この事業では、CO2(=二酸化炭素)の放出量を40パーセント余にまで逓減することを狙っていると話した。

ピース・ボートの構想は、LNG(=液化天然ガス)、バイオ燃料、そしてMGO(=舶用ガス油、注、低硫黄燃料油)で駆動するというものだ。10本の帆柱が、風力タービンとして推進力を支援することになる。Milletによると、巨大なソーラー・パネル(注、太陽電池パネル)も導入されるという。この船は、Arctech Helsinki Shipyardにより建造されることになっているが、ここは以前、クルーズ船を建造したことがない。

STX Franceのresearch and development manager(=研究開発マネージャー)のLaurent Rouxel-Duvalは、クルーズ船の持続可能性改善のための同造船所の歴史的取り組みについて語った。同造船所では、Harmony of the Seas向けに89件程のエネルギー効率解決策を用いて、乗客1人当たりのエネルギーが、以前の姉妹船との比較で20パーセント改善することになったという。

代替燃料については、Lloyd’s Registerのproject manager(=主担当員)のDirk Schroederによると、メタノールが将来の燃料市場において活躍することになるという。(Cruise Industry News: November 15, 2017)

日本へのロシア人観光客が今年、記録的な人数(ロシア・日本)

11月15日、東京発。日本を旅するロシア人観光客数が、1月から10月の間に、前年比で40.2%増を記録した、とJapan National Tourism Organization (=日本政府観光局、注、「国際観光振興機構」が正式名称)(JNTO)が水曜日に話し、これは世界中の他の国との比較では記録的な増加だったと付け加えた。

「一般的な条件の緩和と、日本とロシア極東地域との間の航空便の増加によって、観光客の流入の増加につながった。10月に日本を訪問したロシア人観光客は記録的な人数であり、9,300人だった。」とJNTO(=日本政府観光局)は報告書において述べた。

この報告書では、ざっと63,700人のロシア人観光客が、1月から10月の間に日本を訪問し、これは昨年同国を訪問したロシア人の54,839人を既に上回っている。

南朝鮮(注、韓国)は、1月から10月の間に、前年比で40パーセント増であり、増加数において第2位だった。合計で583万人の南朝鮮(注、韓国)人が、同一期間内に日本に旅行した。1月から10月の間に、全体では2379万人の外国人観光客が日本に旅行した。

協調の高まりを背景に、2017年1月1日、日本当局はロシア人に対する査証発行手続きを緩和した。この決定は、2016年12月にロシア大統領のVladimir Putinが日本を訪問したのに合わせたものだった。これらの緩和指針は、主として企業家、芸術・文化人、学者を対象にしている。現在、以前の場合の3年複数入国査証に代わり、5年複数入国査証を受け取っている。

日本は初めて、3年間の複数入国査証を導入し、これは一度に30日間以内の滞在ができるもので、観光客にも発行できるものとした。また日本への個人渡航で、日本人や受け入れ側の義務的な保証状の要求も廃止した(TASS: November 15, 16:06 UTC+3)

フェリー事故の行方不明者の家族が望みを放棄(韓国)

2014年のフェリー事故の5人の犠牲者の遺族は、故人の遺骨が発見される望みを諦めた。

行方不明者の6人の遺族は木曜日、全羅南道(=チョルラナムド)の木浦(=モクポ)で、深々と頭を下げた。このフェリーが沈没して1,311日目に、支援し励ましてくれた人々に対して、感謝の意を表明した。

「私達は悲しみに打ちひしがれておりますが、心の内に故人を留めておくことにしました。」とその1人は話した。難破船は、遺骨を捜索するため、今年4月11日に埠頭に引き上げれていた。

政府が2014年11月11日に海中での捜索を正式に終了した時、9人の犠牲者が行方不明になっていた。行方不明者の遺族は、全羅南道の珍島(=ジンド)に近い仮設のコンテナ・ハウスで3回冬を過ごした。この難破船が引き上げられた後、木浦の一時収容施設に移動した。4人の行方不明者の遺骨が、この難破船の捜索で回収された。

「狭いコンテナの中で、捜索を待って7か月過ごして来ましたが、故人が決して発見されないことになるという懸念と苦痛が募って来たことを実感しました。」と遺族の広報担当者は話した。「これ以上の捜索を行うよう要求し、私達を支援してくれた人々を傷つけるのは、度が過ぎたことになるという結論に達しました。」

土曜日に、そこで追悼式を行う。犠牲者の遺体の代わりに、捜索中に発見された犠牲者の生徒の身分証明書、学生服、財布、その他の所持品を火葬する。骨壺は、他の犠牲者と並んで、京畿道(=キョンギド)の平沢(=ピョンテク)に埋葬される。(The Chosunilbo: November 17, 2017 11:49)

SS Laurenticの鐘が12,000ポンドで売られる(英国・アイルランド)

ドイツの機雷で1917年に沈没した、金を運んでいた旅客船の残骸から引き揚げられた鐘が、競売で12,000ポンドで売られた。

SS Laurenticがドニゴール州のスウィリー湾の湾口で沈没した際、350人以上が死んだ。ベルファストで建造されたこの定期船は、World War One(=第一次世界大戦)中、金を輸送するために政府によって使用されていた。

この鐘を購入したデリー市とStrabane District Council(=ストラバン郡議会)は、これは「unique artefact(=類の無い芸術品)」であると話した。同議会では、鐘を一般公開する計画だ。spokeswoman(=女性広報担当者)は、次のように話した。

「この鐘は、Laurenticという難破船と私達との関係という点で、大衆に関心のあるもので、郡議会では、ごく近い将来に一般向けに展示することを楽しみにしています。」「この鐘が、計画しているMaritime Museum for Ebrington(=エブリントン海事博物館)の重要物となることが期待されます。」

Laurenticは、沈没当時、3,000本以上の金の延べ棒を運んでいた。大半は回収されたが、スウィリーの海底には、1000万ポンド相当の金があるものと見られている。1979年にスウィリー湾から引き揚げられた鐘は、以前はワイト島のBembridge Maritime Museum(=ベンブリッジ海事博物館)が所有していた。(BBC News: 17 November 2017)

技能の未熟な合衆国海軍水兵、別の事故を起こす(日本・米国)

USS Benfoldは土曜日、日本の中央沖での曳航訓練中に、日本のタグ(=曳船)が、この誘導ミサイル駆逐艦に巻き込まれ、軽い損傷を負った、とU.S. Navy(=合衆国海軍)は話した。

「いずれの船でも怪我をした者はおらず、Benfoldは側面を擦るなどの最小限の損傷を受けた。完全な損傷評価は保留。」とU.S. 7th Fleet(=合衆国第7艦隊)の声明にはあった。

「Benfoldは、自力で洋上に留まっている。日本の商業曳船は、別の船によって曳航され、横須賀の港に向かっている。本件については調査されることになっている。」と神奈川県にある同艦隊の基地に言及しつつ、述べた。

合衆国海軍は今月、水兵の訓練不足と過重労働が明らかになったアジア太平洋地域での死亡船舶衝突事故を再調査後、洋上での海軍の基礎的技量と警戒を回復することを狙った一連の改革を発表していた。17人の合衆国水兵が、今年、誘導ミサイル駆逐艦が巻き込まれた商船との2件の衝突事故で死亡した。神奈川県沖で6月にあったUSS Fitzgeraldと、その後、8月にシンガポール接近中にあったUSS John S. McCainの事故だ。駆逐艦であるUSS FitzgeraldとUSS McCainが巻き込まれた衝突事故に関する72頁の機密扱いではない報告書が、合衆国海軍から発表されている。ハッキングはされてはおらず、基本的な航海術の能力を欠き、無能であったためであり、第7艦隊ばかりではなく、合衆国海軍全体に亘る固有の問題とされた。

*見張りは、USS Fitzgeraldでは間違った方角を見張っていた。

FITZGERALDの士官は、International Rules of the Nautical Road(=海路の国際規範)の知識が不十分な水準だった。見張りチームは、基礎的なレーダーの原理に精通しておらず、効果的な運用を妨げていた。甲板の士官と艦橋のチームは、International Rules of the Nautical Road(=海路の国際規範)に従うことを怠った。具体的には、以下の通り:

FITZGERALDは、直近にいる多くの他船に対し、適切な安全速度で運航していなかった。FITZGERALDは、衝突の危険が生じた際に、早期に必須の操船を怠った。FITZGERALDは、他船に危険を通報することを怠り、極限状態において適切な行動を取らなかった。見張りチームは、この海域における他船の正確な画像を維持するため、適切にレーダーを調整・調節することを怠り、レーダーの運用に責任がある。目視による見張りは、FITZGERALDの左舷(ポート・サイド)のみで行っており、3隻の船と衝突する危険があった右舷(スタボード・サイド)では行っていなかった。

主要監督者は、航路の維持と他船の位置について責任がある。すなわち:既存の交通分離政策と予想される交通流入に気が付いていなかった。Automated Identification System(=船舶自動識別装置)を利用していなかった。このシステムは、Global Positioning System(=全地球位置発見システム)を利用して、商船の位置をリアル・タイムでアップデートする(=実時間更新する)ものだ。

*艦長を含む艦橋乗組員は、USS McCainで舵がどのように効いていたのか知らなかった。(nextbigfuture: November 18, 2017)

新しいマイアミ―グランド・バハマ島間のフェリー便始まる(米国・バハマ)

アメリカ合衆国、フロリダ州発。マイアミからグランド・バハマ島のフリーポートへの新しい直行フェリー便が、FRS Caribbeanにより始まった。

高速船のSan Gwannは、マイアミとビミニ島の間で運航しているが、乗客が3時間ちょうどでグランド・バハマ島に行ける第2航路を追加した。この乗客427人乗りの船には、2層の旅客甲板の双方に酒場、そして免税店1軒を備えている。お客は、カヤック、カヌー、ジェット・スキーや、グランド・バハマ島でのシュノーケリングといった海上活動のような小旅行を購入することが可能だ。

FRS Groupの一部であるFRS Caribbeanは、フロリダ州とバハマの間のitsaritimeの連絡で、バハマ政府に感謝の意を表明した、と同社は述べた。(The St. Kitts-Nevis Observer: November 19, 2017)

中国の行楽の島では外国人観光客が増加(中国)

11月19日、海口発。中国の海南(=ハイナン)省への海外観光客は、1月から10月の間に887,000人に達し、前年比で57.1パーセントの増加だった。

日曜日、Hainan tourism development commission(=海南観光開発委員会)のdeputy head(=副委員長)のZhou Pingによると、インバウンド客による訪問は、12月の初めまでに100万人という歴史的に高い人数になるという。

外国人観光客の旅行を促進するため、本省ではロシア、カザフスタン、大韓民国、そして東南アジア諸国を結ぶ50本以上の航空路を開設した。

2013年から2015年まで、海南は、970,000人から500,000人に海外観光客数が落ち込んで、インバウンド観光業は急落していた。同時に、裕福な国内観光客は、海外の目的地から海南での休暇に移って来ている。

過去数年間以上に亘り、本省ではあらゆる種類のメディアを通じた観光業の振興にかなりの投資をしており、オンライン及びオフラインの宣伝活動を組織している。

Zhouは、海南はヨーロッパ、東南アジア、中央アジア諸国において観光振興を行っていると語った。(Xinhua: 2017-11-19 17:02:56)

中国の海峡横断鉄道連絡船が軍事無蓋車輸送を行う(中国)

11月20日、北京発。中国の海峡横断Yuehai Railwayフェリー(注、鉄道連絡船)が軍事無蓋車輸送を行い、軍の迅速な演習能力を強化した、とPeople's Liberation Army(=人民解放軍)(PLA)の主力新聞は、月曜日に報じた。

そうした作戦を実施できる能力のある鉄道を使って、瓊山(=チュンチョウ)海峡を横断して広東(=カントン)から海南(=ハイナン)に軍隊を展開するのに必要な時間が、海運により輸送する手段と比較して、10時間近く削減されることになる、とPLA Daily(=解放軍報)は伝えた。

フェリーを利用した鉄道無蓋車輸送は、Yuehai Railwayにおけるその種の最初のものだが、金曜日に成功裏に行われ、軍事輸送の鉄道の能力を飛躍させた、とこの新聞の記事は、Central Military Commission(=中央軍事委員会)のlogistical support department(=後方支援局)筋が話すのを引用していた。

Yuehai Railwayは、海南という島嶼省と、本土の広東とを連絡するもので、22.5キロメートルの距離を網羅しており、2003年に開業した。2006年以来、軍事輸送の任務に就いている。しかしながら、この便は無蓋車用に使われているものではなく、あるいは重量超過や大き過ぎる輸送は許可されておらず、関連する軍事任務は海運に頼らなければならず、輸送量と鉄道の効率は未開発のままだと、この記事は述べていた。

CMC(=中央軍事委員会)の当局者は、2015年にそうした任務を実施する鉄道の調査を開始し、分析し、試験していたという。無蓋車輸送の開始は、鉄道を通じて海南を行き来する軍事輸送を更に可能にすることが期待されているという。(Xinhua: 2017-11-20 16:54:27)

コロンボのイタリアのクルーズ船(スリ・ランカ)

イタリアのクルーズ船、Costa neoClassicaが、スリ・ランカ、インド、モルディブへの3か国クルーズの一環として、今日、コロンボに到着した。

イタリアの駐スリ・ランカ大使であるAndrea Bartorelliは、コロンボ港に停泊したこのクルーズ船で、Italian Food Week-2017(=2007年イタリア食品の一週間)の行事の1つを始めた。(Daily Mirror: 2017-11-21 19:06:35)

Information

日々、更新中!

Information

日々、更新中!