ラウンド直後の撮影なのでちょっと錆がきてますね。手入れが面倒かも知れませんがノーメッキのスピングリグリウェッジです。「手入れもまた楽しい」ということですが。
メッキのウェッジはメッキをかける工程の中でスコアラインが甘くなってしまうのです。このスコアラインの鋭さがスピン性能の秘密のひとつだと思います。
このパターも市販のものではないようですが?
「このパターは江連プロの一番弟子の小野寺誠プロとGOLDS FACTORYのGOLDさんが4時間半に渡り私のパッティングを見ながら調整していただいたものです。」
「構えてからの被って見えないようネックの調整、トウからヒールまでがシャフトに邪魔されずにヘッド全体が見渡せるためネックのスラント化、緩みの無いストロークをめざし33インチNSバイオレットシャフトで重めにし、そして、ヘッド全体の見え方の悪い部分のヤスリ、ルーターでの研磨と普通では考えられない拘りで調整してもらいました。」
「私の一番の宝物です。これでイップスが直り、シングル入りする事が出来たと思います。」
確かにこれはもう手放せない自分の手のようなものでしょう。
フェースにはtaotenさんのイニシャル入り。