これはもっと古い!
PWはスポルディング。御三家と呼ばれていたころのモデルです。
しかし、こういうクラブが現役で活躍してるのを見ると嬉しくなってしまいます。
「もう10回以上グリップは換えている」ということです。
当時はインパクト時にフェース面をボールが転がり上がることでスピンが発生すると考えられていたのですが、ブローニング社が弾丸の弾道を解析する高速度撮影技術を使って、転がり上がりはないということを発見したんですよね、たしか。
現在のSWとは趣が異なります。ネック周りの処理は、なにか「巨大なシチュースプーン」と言われたウォルター・へーゲンのサンドアイアン風でしょうか?
パターもやっぱり古い!
eliotが初めて握ったフルセットのアイアンがpgaブランドだったので懐かしいです。
ロストワックス製法(もう死語となりつつある?)で作られたステンレス製ですね。
ドライバーを使わない山口さんのゴルフはショートゲームが鍵を握っていると思いますが、それを支えているのがこうした使い込んだ古いクラブ達だと言うのが面白いです。
最新のテクノロジーが注ぎ込まれたクラブを使うtaotenさんと、古いクラブを使い続ける山口先生。ともに1打でも少ないストロークで上がろうと、スコアにこだわるのは同じです。しかし使うクラブの考え方はまったく違います。「対極」と言っていいかも知れません。 そのお二方が幼馴染みというのも面白いですね。いろんな意味でいいものを見せてもらいました! |