アマチュアの平均数値

これがブリヂストンスポーツが計測したアマチュアゴルファーの打ち出し角とスピン量の数値です。

図で言うと右下の人ほど低スピン、高打ち出し角で距離的には有利になります。


数字を右下の方向に導いてやればアマチュアの飛距離はもっと伸びるはずです。





アマチュアの飛距離をもっと伸ばすには?その目的で開発されたのがアムズィーだったわけです。

打ってみた人も多いでしょう?今日本で一番売れているボールです。


ボールの「反発力」はコアが作ります。そのためアムズィーは従来品に比べコアを10%大型化。コアの素材にゴム系の、軟らかくしかも強く反発する材料を使っています。ボールの進化とは素材の進化でもあるわけですね。アムズィーに限らず最近はコアを大型化したボールが増えてきているようですね。これによって強い反発力を得ているのです。

また、カバーからコアに向けて段階的に硬度を軟らかくすることでインパクト時に大きく変形して摩擦力を減らし、低スピンで高い打ち出し角にすることができるわけです。「パワーレスポンス設計」とBSでは呼んでいます。


それとアムズィーは「ディンプルプラス」というディンプルを持っています。

ゴルフボールは成型の際に型を使用するため、上下の型の合わせ目の部分はどうしてもディンプルを付けることができず、「シームライン」というディンプルの無い部分がボール表面にできてしまいます。「シームライン」はボール周囲の空力に悪影響を及ぼし、空気抵抗を増幅するのです。

これはどんなボールにも必ずあるのですが空力的に見たらいいはずがありませんね。


「そこでBSは合わせ目の部分でもディンプルを付けられる新技術を開発し、ツアーステージ・ミラクルフォーピースやアクセスにこの技術を投入しました。空気抵抗が均一化されボールの推進力が長く保持されます。」と田山さん。

これはミラクル4ピース。


新商品アムズィーにも同様に導入されています。





強く反発する大形の「ターボコア」、

インパクトで大きく変形し低スピンと高打ち出し角を得る「パワーレスポンス設計」、

推進力を長く維持する「ディンプルプラス」、

これが「人生で一番飛ぶ日がやってくる」とBSが言う根拠なのです。








ちょっとBSのボールの歴史を振り返ってみましょうか