うわさばかりが先行していたキャロウエイのボールですが、ようやく発売になりました…と言いたいところですが、まだです。日本には正規のルートでは入っていません。どうやら本格参戦は来年になりそうです。(だから2000年のカタログにも載ってない)
いまのところファームは赤、ソフトは青という色になってますが、これも統一されるという噂もあります。(だからボールの製造ラインも止まってるらしい。)アメリカ本国でも「信用ある販売店に少量しか卸してない」状態のようです。日本では以前にジープに5ダースだけ入ったそうですが、それだけだそうです。今のところ(6/1現在)日本で買えるのはダイナミックゴルフ商会とVOXくらいでしょうか?
虎の穴の首領さんが早々にインプレッションを流してましたね。どこで手に入れたのかな?
これがカールスバッドにあるボールカンパニー。
ボールを作っていないメーカーが新たにボールを作ろうと思ったら、いちばん手っ取り早いのは既存のメーカーを買収すること。T社はそうしましたね。「ただそうした場合買収したメーカーの悪い部分(体質とか)も買うことになる。それなら新しく作った方がいい。」と松尾さん。キャロウエイはボールカンパニーをゼロから起ちあげた。
「ボールは空中を飛ぶものだから、まず空力の専門家を開発チームに招いた。」といいます。他メーカーのテクノロジーを踏襲するのではなく、まったく違う視点でゴルフボールを考えているようです。ボールの分野でも革命を起こすのか?
Choice誌に載ってた広告ではボールの総開発費は1億7000万ドル!こんなことができるのはキャロウエイだけでしょう。
今手許にあるのはファームフィールの赤だけ。ダイナミックゴルフ商会で青は品切れだったので…。ファーム(固い)とはいえカバーは柔らかく、パッティングでもディスタンス系のボールにありがちな「カチン」とくる感触はありません。ただし、中身のコアは少し固いようです。青ならそのへんも柔らかいのでしょうか。aniiboゴルフでお馴染みのaniiboさんのインプレッションによれば、「よく飛ぶしキュキュッとスピンもかかる。アイアンで飛び過ぎることもないし安心!」ということで、使えるボールのようです。確かにドライバーはよく飛んでました。