「ダイワはシニアのクラブ」というイメージがあったのは確かだと思います。

ONOFFはその広告のイメージからして、これまでと違ってターゲットは若者や女性だと思っていましたが、もともとの想定ユーザーはやはりゴルファー人口の一番多い50歳台の男性なのだとか。



しかしそのデザインや、真っ赤なモチーフカラーはどう見ても50歳台のゴルファー向きとは思えないのですが(笑)。




ONOFFドライバーは定価7万2千円、ツアードライバーでも7万7千円とこれまでのG3シリーズと比べればかなりリーズナブルな設定。

しかしクラブは非常にしっかりと作られています。



ダイワがゴルフ事業に参入してからもう30年(!)になります。

あまり知られていないかもしれませんが、カーボンシャフトやロストワックス製法のアイアンはダイワが日本で初めて開発したものです。

クラブの開発のノウハウ、高い技術力を持っているメーカーなのです。



6-4のボディーにフェース面はハイパーチタンプラス2。

反発係数はメーカー測定値ですが、おそらく世界最高値の0.87。



ダイワはUSGAと同じCOR値を測定する設備を社内に持っています。

これだけ見てもダイワのゴルフ事業に対する熱の入れ方がわかりますね。



最近のドライバーはフェースの中央にスコアラインを入れないのが普通です。極限まで薄くしたフェースがスコアラインを入れることで割れるおそれがあるからです。

しかしONOFFはスコアラインを入れています。薄いフェースでも壊れないというダイワの自信の表れです。

やはりスコアラインがあったほうが雨の日にスリップしづらいそうです。



ロフト8°、9°のヘッドはフェースアングル0度の設定です。

ライ角もオーソドックスな57度で「トウアップさせてボールを掴まえる」ような細工はされていません。

これだけ見てもアスリート派を満足させてくれますね。









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