ロフト別にヘッドの設計はまったく違うものになっているようです。

フェースの高さを見てもこれだけ違います。

ロフト8度.9度のほうはハードヒッター向きに重心位置がかなり低く浅くなっているようです。プロが本気で叩いてその飛びを評価するはずですね。

やや角張った左右にエラの張ったような形状は慣性モーメントを大きくするためでしょう。



ロフト10、11度のほうは体積350CCの大形ヘッド。

8、9度は320CCで、今のドライバーの中ではかなりコンパクトな部類に入るでしょう。上から見た投影面積はヘッドの厚みがあるため数字以上にコンパクトに見えます。

操作性はかなりよさそうです。



右は360CCのTaylorMade300TOUR。

ONOFFはこれだけコンパクトです。




そしてダイワのドライバーの特徴であるインナーキックはONOFFにも継承されています。

ヘッドの中でもシャフトがしなる構造で、打ち出し角を高くし、スピンを減らす効果もあります。

パワーのない人でも比較的少ないロフトを扱えます。



特徴的なソケットの素材はエラストマー。

ソケットもしなります。



これはカットサンプル。インナーキック構造がよくわかります。



ヒール側の空洞部の仕上がりの美しさはお見事。ヘッド内部の見えない部分まで妥協の無い作りです。

「同じ価格帯のどんなクラブよりも良いものだと言う自信があります。」と武さんが言うのもうなずけます。





ダイワの予想に反して(?)非常に良く売れているONOFFのレディースモデル。

コスメの質感がよく、広告のイメージも女性に受けたということもありますが、やはりクラブの性能がずば抜けているから売れるのでしょう。

フェース厚1.8ミリ。CORは実に0.875です。



ヘッドスピード36m/s以下の女性専用です。

極薄のフェースは男性が打つと壊れるおそれがあるので試打はできませんが、端で見ているかぎりでは「これ以上のレディース用ドライバーないのでは?」と思う程の飛距離性能を持っています。



















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