メッキされたチタンへッド
Twin Marks 300cc

銀色に鈍く光るツインマークス300cc。これは塗装?ブラス仕上げ?
「いえ、これはクロムメッキなんですよ。」とヒロさん。
チタンヘッドにメッキ!?そんなクラブ聞いたことないぞ!
メッキは塗装の3倍の硬度があり傷がつきにくくいつまでも美しい。本間は「所有する喜び」を追求した部分もありますから。
だがメッキを施すメリットは見た目だけでなく他にもあるのです。
軽量のチタンヘッドに施されたメッキ皮膜の重量は12グラム。けっこうありますね。重量はヘッドの周辺に配分され、これにより慣性モーメントを大きくする効果があります。
銀色のクロムメッキは膨張色。
上から見た時の投影面積が比較的大きく設計されていることもあるのですが、他の300ccモデルと比べてこれだけ大きく見えます。
アドレスした時の安心感を感じる人も多いでしょう。
ヘッドの素材は6−4チタンの鋳造。
均一性を考えると6−4の鋳造に落ち着くそうです。
フェースに食い付くような打球感があり、これはメッキの層が産み出しているように思えます。
フェースがちょっと赤いのはeliotのTシャツが反射してしまいました。(爆死)
「チタンヘッドにクロムメッキを施す技術は本間独自のもので他では真似できません。
そのメッキも酒田工場で自分達でやっているんですよ。」とヒロさん。
え、!?メッキを自分のところでやっている?
「それだけじゃなくて、シャフトもグリップも酒田で作っています。」
!!グリップまで作ってる!?