「私達がクラブを作りはじめた40年前はドライバーの総重量は100匁(もんめ)、375グラムといわれていました。ちょうど100グラム軽くなったのですね。」
素材の進化がもたらした軽さなのです。この調子で素材の開発が続いていったら将来ドライバーはもっと軽くなっていくということでしょうか?こちらも彫刻で「ヒロホンマ」の文字が入れられます。ヘッド自体も軽量化されているためメッキではなく普通に塗装仕上げです。ヘッド単体での重量は183グラム。
「本来330はヘッドスピードの衰えたシニアの方向けに開発したものですが、意外なことにSシャフトの注文が多いのです。」とヒロさん。
若い層でも軽いクラブをほしがる人が多いということですね。軽さはアマチュアにとって大きな魅力になっているようです。フェース面には冷間圧延のSP700が使われています。フェース厚は2.9ミリと現在ではそれほど薄いものではありません。
強度との兼ね合いを考えるとこのあたりが常識的なものになるのでしょうか。