7月編(1999)




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7月28日(続・噛まれた。エアコンと動物)
 最近機嫌の悪いシマリス、ヒロシ。どうやら原因はエアコン。エアコンの風って涼しいですよね。あの風のせいで、季節が秋になったと勘違いしてしまったようなんです。人間が帰宅した時など28度だったのを、一気に26度にしちゃうこともたまにあります。そういう時の風ってひんやり〜ですよね。

 さてケージの置いてある環境ですが、2間の和室そして台所となってるのですが、その和室の方に エアコンがあります。これは12畳までOKのものです。その隣の和室はふすまを取り払って、エアコンの風が行くようになってます。そして、2つめの和室と台所の間のドアも開けっぱなしです。 動物たちは真ん中の部屋の中心部分の棚に並んでいます。シマリスは一番上の段です。で、気づいたことなのですが、エアコンは自動の風向きになっていると、上向きにハネがなってしまいます。これはそのまま、直で棚の上部に風が向かってしまうことになります。たとえ温度が高めであるとはいえ、風が始終あたるのは、小動物にとって好ましいことではありません。ハムスターは衣装ケースのために、 温度さえ安定していれば問題はないようです。その隣のハタリスはハムスターのケースが風除けとなり、大丈夫。プレは砂とばし防止のダンボールのおかげで直接は風をうけません。そう・・・シマリスだけこんな目に合わされていたのです。その仕打ちがこんな風に返ってこようとは・・・。

 ご機嫌をとるためにクルミを与えます。その隙にえさ入れと残した野菜類を取り除きます。今日に限ってヒロシは干からびたニンジンの上にちゃっかり乗っかって、クルミをかじっています。コンニャロ〜と指をそ〜っと体の下に入れたら・・・「ガリリリリリッ」こんでもか!かんでもか!!体を乗り出して全身の力を込めて、かかってきたのです。あまりの驚きと悲しい仕打ちに悲鳴を上げることもできず、私の右手薬指には3つのキズ。そのうち深いキズからはみるみる血が吹き出てきちゃいました。ああ〜なんてこった。指はプログラマーにとって財産なのよ、ヒロシ。(しかし私は我流のため、薬指など使わないが・・・。)流血は10分にわたり止まらず、傷口は心臓のようにズキズキと脈を打ってました。

 というわけで、ヒロシはケージの場所を変える事にしました。台所です。気温の変わりやすいところとして、某動物雑誌には置くべきでないとされていますが、我が家の場合そんなに料理をするわけでもなく、また夜はきちんと暗くなる部屋として飼育に適している面があります。去年エアコンにより、冷房病になったハタリス、たー坊も療養していたという実績がある場所です。ここでしばらく休ませて、 穏やかになるかどうか様子をみようと思います。また結果はここで紹介しますね。

さてハタリスの冷房病について、ちょっとだけ。暑さ・寒さにあまり強くないようですので、エアコンの効いた部屋はちょっと苦手な子もいるかもしれません。食欲が落ちてきた・・・元気がない・・・やわらかなうん○・・・などの症状がありましたら、気温が28度程度のところに移して静かにしておいてくださいね。消化のいいものを与え、ヨーグルト・大好きんなどの乳酸菌を与えてください。うちの場合は3日くらいで元気になってくれました。


7月22日(噛まれた・・・)
 今日のふうこ(プレ)はなんだかとってもケージから出たがっている。なぜ?出してみるとケージの裏側に回って、障子をビリビリーッと破り始めた。お〜っなんてこったい!!名前を呼んでも寄って来ない、えさの容器を振っても出てこない。近くに来ても、つかもうとすると裏に逃げ込む。ふぅ〜っ。

 ケージをうんこらしょと動かして、頭をコツンと小突き、前足の付け根部分に左手を当てて、ギュッとしっかり持ってしかりました。怒られていることが声の調子でわかるのか、逆切れしたのか、指に ガリリリリッと噛みついてきて離しません。痛みがガンガン伝わってくるけど、持ち上げているので離すわけには行きません。グッとこらえて、ケージに押し込みました。「ケケケッ!!」と怒っているふうこ。

 ふうこの言葉がわかるならば、裏に行きたかったわけも聞けるのに。ふうこにすれば、行きたいと思っていた廊下に出られない上に、小突かれ、無理に大声で騒がれ、むんずとしまわれてしまったわけですから、怒るのも無理はないですよね。でもこっちとしても障子を破かれたり、裏のものを置いているところに入りこまれたら、捕まえることもできないから、必死でした。指の痛みをこらえつつ、ふうこの気持ちを読み取ろうと推測している飼い主でした。

 追伸:怒っていたふうこですが、すぐに乾燥コーンをもらったら、どっしり座って食べてました。怒りはおさまったのかな?


7月21日(なぜ、狂暴に?)
 シマリスのヒロシが突然狂暴になりました。休日の間、人間に合わせてエアコンをつけていたのですが秋になった・・・と勘違いしているのかもしれません。普段もエアコンを入れていて28度くらいなんですけど、人間がいるときは26、7度にしてしまうせいでしょうか?でも人間の熱でそれなりに暑くなってると思うんだけどな・・・。狂暴になってしまったヒロシをクルミで釣って、その間にチャッチャカ、チャッチャカとエサをいれかえる私。手はすでにビクビクしている。ふぅ〜っ。早く戻っておくれよ。まだ夏はこれからなんだよ〜。


7月9日(カメの飼育本!)
 先月見つけたカメの飼育本を買ってみました。成美堂出版「ミドリガメ・ゼニガメのかいかた」ISBN4-415-00847-X 780円。監修:霍野 晋吉、写真:狩野 晋。

 カメの飼い方なんて全然わからなくってずいぶん施行錯誤したし、HPを見た人から質問を受けることも意外に多かったゼニガメ。需要はきっと高かったんだと思う。会社でもプレーリードッグは知らなくても、カメは知ってる人が多いし、飼ってる人もけっこういる。メジャーなペットということなのかな。うちのカメたちは病気らしい病気もせずに元気なんだけど、1匹はなんかおできができるのよね。それも今の時期、同じところに。毎年出てくるので、とれそうな感じになったらとっちゃいます。その後は水をこまめに変えて、ばい菌ができるだけ入らないようにする。そうするとしばらくして治るんですけどね。なんでかなぁ〜。本にもやっぱり出ていなかった。ちょっとがっくり・・・。

 内容は子供でも読めるように漢字にふりがながふってあり、絵や写真も多くてわかりやすく書かれていると思います。私が見ていても楽しい!小学生が飼い始めることも多いと思うので、こういう本を読ませてじっくり観察するのもいいですね。あ〜っでも触った後には必ず、手を洗ってよ!!以前、サルモネラ菌だかの影響で運動障害になった子供がいたから。カメが汚いとか悪いわけじゃなくって、触った後に手を洗うように言わなかった保護者、もしくは本人が悪いんだからね!何かっていうと、動物を飼うのは・・・とかいう人がいるけどさ、ちゃんと触った後に手を洗ったり、バカみたいに口移しでエサをあげたりしなければ、病気をもらったりすることはないんだからね〜。こういうので動物側が悪いみたいに言われるのってなんか腑に落ちないのよねぇ。さてゆっくり飼育書を読もうっと!


7月9日(ハタリスの食欲と動物たちの近況)
 最近のたー坊(ハタリス)は恐ろしい食欲。食べても食べても催促をする。やはり活動的な季節がやって来たからか?でもその割には太らない。それから散歩もしたがる。出せ出せの声は甲高く「ピキー!!」ってな具合です。近所の方々、小鳥でもいるのか?と思ってることでしょう。うるさくってごめんなさい、です。そろそろお店にはハタリスが入ってくる季節、たー坊にもお嫁さんがきたらちょっとは変わるのかしら。子供を産ませてみたいなぁと思いつつ・・・。

 他の動物たちの近況。シマリスは朝、とってもラブリー!!なでてあげるとじ〜っとしてうっとり目を閉じたりしている。とてもかわいいのだ。しかし・・・夜起こしてしまったりすると大変!!!「ギュルギュル・・・」というような低い声をあげ、飛びかかってくるのだ。わぁ〜ん、久々に流血しちゃったよぉ〜。(;_;)
ハムスターは相変わらず。朝見ると、上を見上げてふらふらと2本足で立っている。エサを待っているのだ。なんて食いしん坊なんだろう。でもかわいいので、許す!!急いでエサをあげると、一生懸命えさ置き場に運ぶのだ。しかし夜行性のくせに夜はあまり起きてこない・・・。
 プレはちょっと太ってきた。そのせいかなんだか落ち着いているの。今まで出して欲しくて、ケージをガチャガチャ噛んだり、掘ったりしていたのですがそれがあまりなくなった。1歳になって大人になったのかなぁ。
 ゼニガメは絶好調!!食欲もバッチリで食べまくってます。よく「慣れるの?」などと聞かれるのですが、うちのカメはエサを手からとります!!(っていうほどのものではないか?)1匹は口を開いて、近寄ってくるのですが、もう1匹はちょっと照れやさんで時間がかかるけど、受け取ってくれます。 なんだかこっちの意思(エサをやる)ってことが通じているようでうれしいんです。でも実際は・・・ 指にもくらいついてくるけどね。(^^ゞ