ICON?

1.JPGとGIFを使い分ける

◆JPG(JPEG) [ ジェイペグ ]

JPG(JPEG)はフルカラーでの保存が可能で、圧縮率を変更することにより大幅に容量を小さくすることが出来ます。
ですが、アイコンのように、小さくて色数の少ない画像には、あまり適してないようです。圧縮率の変更と言う手もあるのですが、圧縮率を高くしすぎると、かなり画像が劣化してしまい、見るに無残なアイコンになったりします・・。また、極一部のブラウザーでは表示できない物もあるようです(現在はJPGのみ表示不可、という事はまず無いと思いますが・・・)。
他にも、より高い圧縮を可能としたプログレッシブJPG等もあります。通常は色数が多く、サイズの大きいホームページのタイトル等の画像や、特にフルカラーの「写真」等で使用されるのには非常に適しています!
◆GIF [ ジー・アイ・エフ ]
GIFは256色以下での保存しか出来ませんが、アイコン等の色数の少ない小さな画像には特に向いています。
また、画像表示が可能なほとんどのブラウザで表示が可能です。256色以下でしか保存出来なくても、見た目にはほとんど作成時の画像と変わりませんし、リンク用のアイコンでのし様には、大変おすすめです!他にも、特定の色を透明にする透過GIF等もあります。


右のアイコンでは、左からGIF→容量1.66KB、JPG→容量4.34KB、GIFファイルとほぼ同じ容量のJPG→容量が1.69KBです。
御覧いただければ分かると思いますが、一番左のGIFと中央のJPGでは、若干左のGIFの方が奇麗に見えます。しかも、この二つのアイコンの容量は2.68KBの差があり、さらに一番左のGIFと同じ容量のJPGを作成すると、一番右のJPGのように、かなり画質が劣化してしまいます。
次に、色数の多いアイコンの場合では、どうなるのでしょう?

GIF(1.66k)

JPG(4.34k)

JPG(1.69k)


GIF(2.61K)

JPG(4.22k)

JPG(2.58k)
今度は、グラデーションを使用して、左のようなアイコンを3つ作成してみました。
これらは左から、GIF(2.61KB)、JPG(4.22KB)、GIFと同容量のJPG(2.58KB)です。3つともほとんど見た目に差が無いのが、お分かりいただけると思います。
確かに左のGIFと中央のJPGでは、容量に差はあるのですが、左のGIFと右のJPGでは、先ほどのように画像の劣化も感じ難くなっており、しかも、右のアイコンは、ほとんど圧縮していません。
この様に、グラデーションでのJPGでは、画質にほぼ差の無い状態のアイコンが、さらに少ない容量で作成できます。
ただ、この場合にも注意していただきたいのが、文字の部分です。確かにアイコンの画像はグラデーションで、作成されているため奇麗なのですが、肝心の文字の部分は色数をほとんど使用していないため、やはりGIFの方が奇麗に見えます。


これらの容量や画質の問題は、御使用のペイントソフトなどによっても、大きく異なります。
要するに、リンク用のアイコンが完成したら、とりあえず両方の形式で保存してみて、最も自分の意図していたものに近い、容量の少ないアイコンを、優先すれば良いでしょう!

まあ、リンク用のアイコンでは、通常はGIFで保存する方が一番おすすめです!


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