2.色数を減らす 先ほどは、保存形式により容量を小さくする方法についてでしたが、アイコンの色数を減らす事によっても、容量を小さくする事が出来ます。 アイコンの色数を減らす方法としては、作成時に色指定の可能なソフトであれば、予め少ない色で作成を始める方法、それ以外にも、保存済みのアイコンを後からソフトを使用して、減色する方法（個人的には、こちらの方がおすすめです）などがあります。

元のアイコン(2.63KB)	誤差拡散64色(2.19KB)	誤差拡散16色(1.14KB)
	近似色64色(1.82KB)	近似色16色(0.798KB)

上の例では、元のアイコンを「誤差拡散」「近似色」の２つの方法で、64色、16色のそれぞれに減色してみました。 御覧いただくと分かると思いますが、上のようなアイコンの場合には、64色程度の減色なら、ほとんど画質に差が出ていませんが、容量は確実に減っています。 ただ、アイコンに使用した色の違いなどにより、かなり画質が劣化してしまう場合もあります。その他、色数の少ないアイコンを誤差拡散で減色すると、容量が増えてしまう事も、まれにありますので注意が必要です。 これについても、先ほどと同様に色々試してみてください。その上で一番良いと思ったものを使いましょう！