エコ・マネー活用法
- エコ・バンク(Eco bank)
エコ・マネーは地域経済を活性化するためのものでもあり、自然保護や福祉、生涯学習事業などの活動の促進も行うことができるため、地域の中でエコ・マネーを管理・運営する中央銀行が必要となってくる。- エコ・バンクの役割
エコ・マネーは日本銀行券ではなく、商品券として扱うことが難しいため、住民同士がサービスなどと交換する場合仲介者が必要である。そのサービスや活動がどれだけのエコ・ポイント(エコ・マネーを払うとするときの値段)となるのかを測る機関として、公的な機関がエコ・バンクとなることが望まれる。 - 活動等のエコ・ポイント一覧表
活動やサービスとエコ・マネーを交換する際に基本となるエコ・ポイントが活動分野ごとに例を挙げている一覧表を作る必要がある。住民などの利用者に対し、どのようなことを行えばエコ・ポイントがどれくらいになるのかを考える手引きとなり、介護サービス等を受ける側としてもどれくらい支払わなければならないかがわかってくる。
- エコ・ポイントを貯めるエコ・バンク
エコ・バンクはエコ・マネーを貯金できるサービスを備えるべきである。エコ・マネーをデータ化し、パソコンなどにエコ・ポイントとして貯蓄をすれば、どれだけの活動を行ったかがエコ・バンク側の行政機関も把握でき、貯蓄しているエコ・ポイントの量に合わせて特典をつくればもっと多くの地域活動が期待できるようになる。
- 発券銀行であるエコ・バンク
エコ・マネーを実際に流通させる場合は利用者に貯金通帳となるエコ・ポイント・カードと利用者同士で交換し合う銀行券(紙幣など)を用意しなくてはならない。紙幣を作る場合は偽造されないためにも偽造できないような工夫した紙幣が必要である。その点、ICカード等でやりとりをできるようにすると、エコ・バンクでの管理をしやすくなるし、偽造をすることが難しいため、紙幣とはならないが、バーコード付会員カードのようにすれば多くの交換手段も考えることができる。
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