ダウン症
- ダウン症
ダウン症は染色体異常を伴う知的障害に一つであり、特徴的な顔と身体症状がある。精神遅滞全体の中で占める割合は6〜10%であると言われている。現在はダウン症候群と呼ばれているが、発見当時は蒙古症と呼ばれていた。
- 染色体異常
原因としては、人間の21番目の染色体が1本多いまま受精してしまい、染色体総数が47本(正常は46本)あることである。親のどちらかが染色体異常を持つ場合や、高齢の母から生まれることが多いと言われている。
- 特性
- 身体の発育:出生児から体重・身長ともに平均より少なくその後も同年齢の平均に比べ小さい。また、感染症にかかりやすく、期間疾患などの種種の合併症を有することが多い。
- 知能面:一般に障害の程度が中度以下のものが多いと考えられているが、遅滞の程度には個人差がある。言語面では始語が遅い。性格は一般に陽気で温厚、愛嬌があるといわれている。
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