ラム酒
- スピリッツ(Spirit)の中のラム(Rum)
蒸留酒は全てスピリッツと呼ばれるが、特にウイスキーやブランデーは別枠となる場合が多い。多くの場合はウォッカ(Vodka)、ジン(Gin)、ラム(Rum,Rhum)、テキーラ(Tequila)などがスピリッツでくくられる。ラム酒はアルコール分40〜50%が多く、75.5%のものもある。
- 副産物であるラム(Rum)
ラムは糖蜜からつくられる蒸留酒で、主にサトウキビを原料としている。一般的に甘薯汁を煮詰めて、砂糖を取り除いた後に残る糖蜜を発酵、蒸留してつくられる。製糖工業の副産物として、アメリカ、オーストラリア、南アメリカなどで生産されているが、西インド諸島が最も有名。
- ライト・ラム
すっきりした切れ味で、連続式蒸留でつくる。
- ヘビー・ラム
濃厚な味わいがあるもので、単式蒸留で樽貯蔵をして風味をつける。長期熟成したものである。
- ミディアム・ラム
ライト・ラムとヘビー・ラムの中間的存在。
- ラム酒の起源
ラムは、西インド諸島のバルバドス島に移住したイギリス人が最初につくった。
- ミディアム・ラム、ヘビー・ラムの使用
そのまま飲用すること以外に、菓子材料に使ったりもする。
- ドライフルーツ(レーズンやチェリーなど)の漬け込みようとしての液体。
- パウンドケーキやマドレーヌの生地に混ぜたり、焼き上げた後にシロップにのばしたものを塗る。
- ドーナツやメルベイユなどの揚げ菓子の生地に混ぜる。
- バタークリームの風味づけに混ぜて使用。
- 紅茶や酸味のあるフルーツのジュースに少量加える。
- ライト・ラムの使用
そのまま飲用すること以外に、他の飲み物に混ぜて使用。
- 果汁100%ジュースにラムを2割に果汁ジュース8割で混ぜる。
- FROZEN DAIQUIRIの材料に
文豪ヘミングウェイが愛飲したことでも有名なカクテルの材料。(できればラム酒はバカーディ・ライト・ドライ・ホワイト40度、リキュールはコアントロー)- ライト・ラム(40ml)、ライム果汁(15ml)、リキュール40度(10ml)、砂糖(大さじ1杯)を順にミキサーに入れる。
- 荒削りのかき氷(100mlぐらいの量)をミキサーに入れよく混ざるようにブレンドする。
- シャンパングラスに盛りつける。
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