椰子(やし)の実

  • 椰子(palm)
    ヤシ科の植物の総称で、1500種以上ある。熱帯から亜熱帯に分布し、一般的に大型の幹で直立している。
    • ココヤシ(coconut tree)
      ヤシ科の常緑高木で、高さ20mにもなる。果実はココナッツ(coconut)と呼ばれ、丸いフットボール状のみで直径30cmにもなる。
      • ココヤシミルク
        ココナッツジュース(果実の胚乳がまだ未熟で液状のもの)・ココナッツミルク(成熟がやや進んで白く濁ったもの)はココナッツの皮に穴をあけて飲むことができる。熟して白く固まったものはココナッツクリームと呼ばれ、これらは料理や菓子に多く利用される。
      • コプラ
        果実の中の固まった胚乳を乾燥させたものをコプラと言い、これからコプラ油を取ってマーガリンや石けんの材料とする。果実の皮の部分の繊維は敷物やロープなどの材料とする。
    • ナツメヤシ(date palm)
      ヤシ科の常緑高木で、高さ30mにもなる。雌株と雄株があり、果実はドングリのような形でナツメの実に似ていることからナツメヤシと呼ばれている。実は約5cmで赤塾し、果物の中で最も甘く、食用。乾いた果実はデーツと呼ぶ。葉はかごや敷物の材料となる。
    • アブラヤシ(oil palm)
      ヤシ科の常緑高木で、高さ15〜20mにもなる。熱帯西アフリカ原産で、果皮から採れる油で石けんやろうそくをつくる。胚乳からは油で人造バターをつくる。観賞用に温室栽培もされる。
    • トックリヤシ、ワシントンヤシ
      他に観賞用として日本に輸入されている椰子。
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