ねこバス的ココナッツチキンカレーとサフランライス
Chicken Curry with Saffron Rice
これは、ねこバスが作っては友人に食べさせながら(自分は味覚の許容範囲が広く、あてにならん)、一般的日本人の味覚の持ち主でも美味しいといってもらえる物とアジアっぽい物との折り合いを勝手に付けていって、最終的に安定したものです。だから、あくまで日本人の南アジア風のカレーです。メモとかもあまりしたことないので記憶を頼りに・・・。
買出し・準備編
最低限必要な材料(分量はすごいいいかげん。)
たまねぎ中なら最低4個以上できれば6個。多い分にはいくらでもかまわん(刻むのがめんどい)。
トマト缶1〜2缶(500ml缶)スーパーで100円で売ってる。生のトマトで作るときは大量のトマトの皮を湯剥きする(めんどい)。トマト缶のトマトは、加工用に栽培された旬のトマト(日本のトマトと違う)を収穫してから速攻で加工して詰めているので安くて色も濃い。だから、こういう料理に使うぶんには日本の高い生トマトを使うメリットがあんまりない。
ココナッツミルク1缶(500ml缶)アメ横で150円で売ってる。なければスーパーで売ってるココナッツパウダーを使ってもいい。缶は使いきるしかないが、パウダーは空けても保存が利くので甘目が好きな人はこれも余計に買っておいて、足しながら調整するのがいい。
鶏モモ肉(多め)やっぱ骨付きが好ましいが、なんでもいい。
にんにく(3〜5片、いいかげん)かなり多めの方が美味い。たっくさん入れたい、でも、匂う。
しょうが(中ぐらいの1個、使うのはその4分の1ぐらい)でないと摩り下ろしにくい。
プラスアルファの具(本場のは、チキンのカレーにはホントウにチキンしか入ってないけど・・・)
あるもの、旬のもの、入れたいものをお好みで。ジャガイモ、サツマイモ、にんじん、ピーマン(青が入ると綺麗だから)など。・・・ここだけの話だが、ねこバスのお勧めはゆで卵。あらかじめ作っておいたのを殻をむいて、途中から一緒に煮込んでおく。次の日以降が味が染みて死ぬほど美味い。ねこバスはこのチキンとゆで卵のカレーを「親子カレー」と呼んでいたが、以前なにかの料理本で同じネーミングのカレーを発見してかなりショックだった・・・。ちくしょう、オリジナルだぞー。
スパイス類
調合みたいなのを思い出せないし、実際には適当にちょっとづつ入れていって調整してたので、たぶん初めての人には難しい。それにバランスに失敗するとどうしようもない(薬っぽくなる)。手に入れるのも、小さなスーパーにはないかもしれないし、あっても分量が少なくて高い(私はアメ横で大量に買っていた)。よって、今回はどこにいても手に入りやすい調合済みのカレーパウダーを使います。
クミンシード(パウダーになってないもの、これだけは絶対欲しい。)
ガランマサラ(各種スパイスが混ざった、仕上げ用の調合スパイス。アメ横とかで買うといろいろあったりするが、マジ?みたいなのもあるのでちゃんと匂ってみて風味を想像すること。スーパーで売ってるのは無難。インドでは家庭ごとにそれぞれの調合があったりするよう。)
カレーパウダー(よくよく考えてみると、スパイスが調合されたものなんだから、これもガランマサラなんだが・・・。日本の会社でもたくさん作っているのでほんと色々種類があるが、そんなに外すことはないでしょう。やっぱりスーパーにあるものは日本人好み。でもアメ横で大量に買うと安い。好きなのを見つけてください。)
月桂樹(ベイリーフ)の葉(無けりゃ、無いでもいい。)
生の赤トウガラシ、青トウガラシ(飾り用。別にいらない。でもあると彩りがあって美味しそうに見える。)
サフランライスの食材
長粒米(インディカ米など、なければ普通の日本米でも可)パラパラとした方が美味しいので、粘りがあるジャポニカ米よりもこっちの方がいい。タイ米として知られるタイ産のものは一時期ほどではないが手に入りやすいはず(なぜか値段は前よりずっと上がっていて、安い日本米とそんなに変わらない。)。やはりアメ横に行くとわりと色んな産地のものが売っているが、それでもあまり安くはない。そうそう、名前を忘れたけどインド産のですごく高いのもあって、それはとても美味しいらしい。
サフラン(数本)日本だとめっちゃくちゃ高い。海外行くと日本よりは安いけど、それでも高い。何せ、その昔は同じ重さの金と取引されたぐらいの貴重なものだ。そのころはニセサフランも多く出回り、ニセサフランを売った悪徳商人は火あぶりで(しかもニセサフランで焚いた火で)死刑になったりもしたそうだ。でも絶対に入れて欲しい、というか入れなきゃサフランライスにならない。すごく色が出るので1度に使うのは数本でいい。
カシューナッツ(適当)おつまみのあまりでもいい。歯ざわりがグッド。
レーズン(適当)甘味がなんとも・・・
バター(ちょっと)
その他
塩、こしょう、油(個人的にはオリーブオイルを使っている)、ギー(日本人的にはしつこくなるし、別に油かバターで代用できる。)
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