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(001025)高橋尚子選手、千葉県佐倉市内でトレーニングを再開

(001016)来年から全日本実業団対抗大会のコースが延長

(001016)高橋尚子選手が会見。国民栄誉賞を「喜んで受けたい」と

(001009)出雲全日本大学選抜駅伝、順大2年連続2度目V

(001008)全国高校競走大会・8日青森で予選スタート

(001008)日本選手権、最終日−朝原が100メートルで3年ぶり優勝

(001007)朝原は現役続行、伊東は「10月中に結論」

(001007)日本選手権、2日目−女子砲丸投げで豊永、日本新で2連覇

(001006)日本選手権、初日−花岡が三段跳びで2連覇

(001005)マリオン・ジョーンズに脅迫状


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◆高橋尚子選手、千葉県佐倉市内でトレーニングを再開

シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子(積水化学)が25日、同社女子陸上競技部の合宿所がある千葉県佐倉市内でトレーニングを再開、ロードに出て元気な姿を見せた。
帰国後は、各種のセレモニー出席のため“全国行脚”の日々が続いた。
「1カ月で5キロ太って、筋肉もプルプルだよ」
と小出義雄監督。五輪時の力を100とすれば、今は20にも満たない状態だという。
この日は、合宿所周辺や近くの陸上競技場でジョギングをこなす程度の軽い練習だったが、高橋は「今日からやるぞという気持ち」と、満足そうな笑みを浮かべていた。



◆来年から全日本実業団対抗大会のコースが延長

元日の上州路を舞台に、実業団駅伝の日本一をかけて繰り広げられる「全日本実業団対抗駅伝競走大会」は、2001年の第45回大会からコースが延長され、7区間100・0キロで争われることになった。16日、群馬県が発表した。
コースの変更は、周辺自治体から、通過点になるよう強い要望が出されたためで、従来の7市町の86・4キロのコースから、同県庁前を発着点に10市町を通過するようになる。
新コースは2区に22・0キロとハーフマラソンに匹敵する長距離区間を設定。各出場チームともエース級の投入が見込まれる。さらに終盤6、7区では、「空っ風」を正面に受けるこれまでの北西に向かうコースを変更し、冬の上州名物の影響を緩和する措置も取られた。各区間と中継点は別表の通り。
同大会は1957年、三重県・伊勢路でスタート。その後、第32回大会(88年)から前橋市を発着点とする上州路に舞台を移し、日程も元日に変更されている。
記事だけから判断すると、自治体のエゴだけで駅伝のコースが決定されている感がありますが、中小のロードレース大会が続々と中止に追い込まれている中では歓迎するべき状況なのかも知れません。尤も、選手にとってより良いコース変更であることを願いますが。
1区=群馬県庁前から高崎市役所まで(12・3キロ)
2区=伊勢崎市役所まで(22・0キロ)
3区=尾島町役場まで(11・8キロ)
4区=太田市役所まで(10・5キロ)
5区=桐生市役所まで(15・9キロ)
6区=JA赤堀町まで(11・8キロ)
7区=群馬県庁まで(15・7キロ)


◆高橋尚子選手が会見。国民栄誉賞を「喜んで受けたい」と

シドニー五輪で日本陸上界64年ぶりの金メダルを獲得した女子マラソンの高橋尚子選手(積水化学)が16日、富山市の国体陸上競技会場で記者会見した。
政府が授与を決めた国民栄誉賞について高橋は「会社や監督とも話し合ったわけではないが、受けさせて頂けるものであれば、喜んで受けさせて頂きたい」と話した。そして「競技生活はまだ続くので、むしろ最高の賞を誇りに思って、それに恥じないようにしたい」と続けた。
高橋は今後の競技参加予定について「12月の全日本実業団女子駅伝(岐阜)のメンバーに選ばれるようにしたい。次のマラソンは来春の海外レースか、8月の世界選手権(エドモントン)にチャンスを求めるか。どちらも魅力がある」と語った。また世界最高記録に対する意気込みについて「練習に2、3カ月費やせれば、次のレースで挑むのは可能だと思う」と自信のほどを見せた。
また、高橋はこの日、日本陸連から青木半治章を受けた。
同章は五輪、世界選手権のメダリストが対象で、昨年から新設された。世界選手権(セビリア)女子マラソンで銀の市橋有里(住友VISA)、男子マラソン銅の佐藤信之(旭化成)に次いで3人目となった。


◆出雲全日本大学選抜駅伝、順大2年連続2度目V

出雲大社前発、島根県立浜山公園陸上競技場着(6区間、43.1キロ)
出雲全日本大学選抜駅伝は9日、21チーム参加のレースを順大が2時間5分26秒で制し、2年連続2度目の優勝を果たした。順大は3区の岩水、4区の坂井が区間最高をマーク。4区で首位に立ち、その後は差を広げて圧勝した。
2位には2時間6分19秒で山梨学院大、今年の箱根駅伝を制した駒大は5区の松下が区間新の快走を見せたが、3位に終わった。

しかし、最近の大学駅伝のショーアップぶりは目に余りますね。確かに出雲は全国大会ではありますが、「筋肉番付」さながらの演出にはへどが出ます。

◆全国高校競走大会・8日青森で予選スタート

男子第51回、女子第12回の全国高校駅伝競走大会への代表権を争う各都道府県予選は、8日の青森で全国のトップを切って行われ、11月12日には男女各47代表が出そろう。
全国大会は、12月24日に京都市西京極陸上競技場を発着点とする付設コースで行われる。


◆日本選手権最終日。朝原が100メートルで3年ぶり優勝

第84回日本選手権最終日は8日、宮城県利府町の宮城スタジアムで男女15種目の決勝が行われた。
男子100メートルは朝原宣治(大阪ガス)が10秒35で後半は他を圧倒し、3年ぶり3度目の優勝を遂げ、同ハンマー投げでは室伏広治(ミズノ)が76m39で6連覇。好記録は出なかったが、シドニー五輪代表の貫録を示した。五輪代表4人が出た男子400mは、山村貴彦(日大)が3年ぶり2度目の優勝。男子5000mではザカヨ・ガソ(コニカ)が10000mに続いて2種目を制した。
女子では、花岡麻帆(3英社)が3段跳びに続いて走り幅跳びも制し、女子初の跳躍2冠。新井初佳(ピップフジモト)は3年連続の100m、200m短距離2冠に輝いた。
日本選手権は来年から6月開催に戻り、第85回大会は6月8日から10日まで東京・国立競技場で、第8回世界選手権(カナダ・エドモントン)の代表選考会を兼ねて開かれる。

◆朝原は現役続行、伊東は「10月中に結論」

シドニー五輪を集大成の場と位置づけていた日本男子短距離界の両輪、伊東浩司(30・富士通)と朝原宣治(28・大阪ガス)が7日、日本選手権の会場でそれぞれの今後を語った。

朝原は100メートル予選を全選手中トップの10秒39で通過し、3年ぶり3度目の優勝へ近づいた。「今季最後のレース。後半の伸びが戻った」とうれしそう。今後は拠点をドイツから国内へ移すが、「新鮮な気持ちでまたやっていきたい」。現役続行を宣言した。

一方の伊東は、同レース直前に欠場を決めた。

「周囲から、休んだほうがよさそうな顔をしている、と止められました」
五輪が終わり、「自分の気持ちの中でも、いちばん大きなものが過ぎていった感じがする」と虚脱感を明かした。
それでも「私の場合、20歳台後半から記録が伸びたので、この先も何が起こるかわからない。(100メートルで)9秒台に挑戦したいという気持ちもまだある」。短距離2種目のアジア記録保持者として、世界を目指し続けるか否か。
「来年もやるなら10月中には始動しないといけないが、30歳を過ぎて陸上漬けになるのは失うものも多い。やるなら世界を目指したいし、やめるならすっぱりやめる」と揺れる心中を語った。
今後の進退について「まだ葛藤がある」と述べ、14日から始まる富山国体をめどに決断する考えを明らかにした。

◆日本選手権、女子砲丸投げで豊永、日本新で2連覇

第84回日本選手権第2日は7日、宮城県利府町の宮城スタジアムで男女15種目の決勝と混成競技などがあった。
女子砲丸投げは、豊永陽子(徳島健祥会)が16メートル46の日本新で2連覇。女子100メートルは、新井初佳(ピップフジモト)が3連覇した。女子5000メートルは藤永佳子(筑波大)が初優勝した。
シドニー五輪組では、男子400メートル障害の河村英昭(三英社)、男子走り幅跳びの森長正樹(ゴールドウイン)、女子100メートル障害の金沢イボンヌ(佐田建設)らが貫録勝ちした。

 

◆日本選手権、花岡が三段跳びで2連覇

第84回日本選手権は6日、宮城県利府町の宮城スタジアムで開幕、5種目の決勝などが行われた。

女子三段跳びと走り幅跳びで日本記録を持つ花岡麻帆(三英社)は、まず三段跳びで2連覇を達成。同棒高跳びの小野真澄(ミキハウス)は3メートル80を失敗して記録なしに終わり、3連覇を果たせなかった。
トラック種目では、シドニー五輪に出場した男子400メートル障害の為末大(法大)や河村英昭(三英社)、女子100メートル障害の金沢イボンヌ(佐田建設)らが予選、準決勝を順当に通過、決勝へ進んだ。女子100メートルでは3年連続の短距離2冠を狙う新井初佳(ピップフジモト)らが決勝へ進んだが、日本記録保持者の坂上香織(ミキハウス)は左太ももに違和感があり、棄権した。

同大会は来年5月に大阪市で開かれる第3回東アジア競技大会の代表選考競技会を兼ねている。

◆マリオン・ジョーンズに脅迫状
シドニー五輪で金メダル3個を獲得した陸上女子のマリオン・ジョーンズ(米国)に対し、電子メールで脅迫状が届き、FBI(米連邦捜査局)が調査している。
シドニー五輪期間中に送られた脅迫状は、ジョーンズのほか、夫で砲丸投げ選手のC・J・ハンター(米国)らにも届いたという。18歳の男子学生が容疑者として浮かんでいるが、名前は公表されていない。