ミルク茶屋は、ラブリー牧場の出店で、勝山城の入り口にある。牧場で採れたてのジャージー牛乳から作られたソフトクリームや、ジェラードアイスクリームを売っている。テレビ等でも何度も宣伝されていて、例えばＮＨＫひるどき日本列島では四季を通じて年４回紹介されたりもしたそうだ。どうしてここの乳がおいしいのか？秘密の鍵は牛の種類にありました。
なんと日本国内の乳牛では０．３％しかいないジャージー牛の乳だったのです。隣の牛舎のホルスタインと比べると、牛がずいぶん小さいのですが、乳の味がだいぶ違う。やっぱりこっちの方がおいしい。
牧場の親分、松本忠司さんは苦労の末現在の成功をつかんだ人で、なおかつ攻めの姿勢を崩していない。牧場名に松本を入れなかったのは、本気で牧場をやってくれる人になら次代に譲る考えもあってのこと。それだけに現在の牧場経営に対する意気込みと熱意はただならぬものがある。しかし実際に会ってみると穏やかな人である。見かけの地味さにだまされてしまいます。
松本さんは、アイスクリームの方がソフトクリームよりも空気の割合が多い（意外！）とか、ジェラードとアイスクリームの違い（乳脂肪分の違いで、アイスにはバターを添加しているが、ラブリー牧場の場合わざわざバターを添加してアイスクリームを売るよりも、脂肪分が少なくてもおいしいまま売ろうとすると表示は「ジェラード」となる）とか、近場のスキー場を今後牧草地帯にして夏は牛を放牧する計画（最近開発側の企業も乗り気になってきたらしい）とかすごい話を語ってくれた。
現在も研修生数人が酪農の実地を楽しく学んでいた。本気で酪農やってみたい人なら本気で応えてくれるラブリー牧場で、あなたも酪農家の道を極めてみませんか？
研修生随時募集中だそうです。詳しくは下記アドレス迄メール下さい。
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